Columu 45

その他の道具 Part 5 ヘンなモノ特集


世の中には・・・訳のわからないものが存在します(笑)。

UFOや宇宙人、古代遺跡や深海生物。神話の世界にオーパーツ。

どんなに科学が発達した現在でも、説明のできない「モノ」が地球上に存在します。

そしてそれは・・・恐ろしいことに・・・・「ギターの世界」にも存在します。

 

こんなモン、誰が考えたの?

 

そう、それはギターがうまくなる近道(爆)

あってはならない、恐ろしい存在。

しかし現実の世界には、確実に存在します。

そしてそれを手に入れると・・・・

 

「また、だまされた・・・・(泣)」

 

それを手にしたあなたは、歓喜の涙を流して慟哭することになります。

古くは雑誌の通信販売に、今はネット・ショッピングの世界に身をひそめ、

あなたのサイフを、静かに、しかし確実に狙っています。

もしあなたがこの世界に足を踏み入れたら、それはもうディープ・スロート!(なんのこっちゃ!)

迷宮の彼方に浮かぶあなた見て、人々は口々にこう言うでしょう・・・

 

「かわいそうに・・・」

「バッカじゃないの!」

「ご愁傷様!」

 

そしてあなたに付けられた名前は・・・

 

 

「ヲタク!」(笑)

 

そんな明日を夢見るあなたに送る、幸せの二光通販(笑)

コレさえあれば、あなたもスーパー・スター!!

 

■パワー・ピック

ジャーン!これさえあれば、ピッキングが弱いあなたも、元気百倍。今日からは、パワー・ピッカーに大変身。従来の3〜5倍の強さになります。まさに、ピック界のブルワーカー!(笑)。

ピックを取り付け、「棒」を握りこんで使用します。ピッキングは強くなりますが・・・

ギターはうまくなりません(泣)。

 

そして、なっ、なっ、なんと、その改良版が登場。あっ!名前見るの忘れた(笑)。

「Jamket」・・・かな?(爆)。今度は「指に取り付ける」バージョン。う〜〜〜ん、ハイテク!

しかもピックのホールド機能が、強化倍増。まさにピッキング界に訪れた「黒船」。

そんなにピッキングを強くして、どうするんだろう・・・・

 

■サード・ハンド・カポ

おどろくなかれ。もう30年前には、こんなものを考えていた人がいたのだ。

「サード・ハンド・カポ」 − 人呼んで「第3の腕」。う〜〜〜ん、足なら、3本あるのに・・・

見るからに・・・楽しそう(笑)。なんせ「珍道具グラフィティ」なのだ。まさに変幻自在の「パーシャル・カポタスト」。こんなに経っているのにメジャーになれないコイツは・・・まさにオーパーツ。

 

■HUTTO

コレも拡大して、よく見て欲しい。テレキャスターに取り付けると、「ボリューム奏法が簡単にできる装置」である。上記の「珍道具グラフィティ」と同じ人が書いているのだろうが、雑誌掲載の時点ですら、よく名前がわかっていないのだ。名実共に「未確認」である。

なんとも「発想」がすごい。取り付けた後に、「輪ゴム」を渡して使うのだ。なんとハイテクなアナログ機器。そんなにしてまで、テレキャスターでボリューム奏法がしたいのだろうか???

 

■サスティーン・プレート

ヘッドに取り付け、重量を増やし、デッド・ポイントを消し去り、サスティーンが向上する。しかも、17種類ものラインナップである。世にある99%のギターをカバーできるであろう@当社比。なんと素晴らしい機能を持ったものなのだろう。「理に適ってる」とは、これのことを言うのであろう。まさに「一石二鳥」である。こんな素晴らしいものが、なぜ普及しないのだろう?

そう、サスティーンと引き換えに「ヘッド落ち」することになるのである。私は「ヘッド落ちするストラト」など欲しくない。「一石二鳥」と「二兎を追うものは一兎をも得ず」は、表裏一体なのである。

 

サスティーン・プレート Part2

素晴らしい!見るからに、素晴らしい!実は、コレと同じようなものは、今でも売っているのだ。まさに「理に適ってる」とは、これのことを言うのであろう。このB、こんな素晴らしいものが、なぜ普及しないのだろう?(笑)

こんなモノを取り付けたら、きっとどんなギターでも「同じ音」になってしまうであろう。しかも「金属プレートの音」である。1万円のギターなら、確実に音質は向上するだろう。しかし、誰がこれを1万円のギターに取り付けるのか?私ぐらいしか、いないような気がする(笑)。しかし、私がやっていないとなると・・・きっと、誰もしないだろう(爆)。「人生、捨てる神あれば、拾う神あり」である。

 

■Cord Lox

なんということでしょう?マジック・テープが「made in USA」である。マジック・テープの本場は、USAなのであろう。いや、馬鹿にしているわけではない。これが出た当時はまだ、100円Shopなど無かったのだ。素晴らしいことに、今は100円で5本買える。なんと素晴らしい機能なのだろう。私は・・・持っている(笑)。だけど、他に持ってる人は、見たことがない。きっとそんなもんなのであろうと思われる。

 

■交換パーツセット

欲しい!(笑)。なんとしてでも、欲しい!。できれば「全部セット」で、5000円でお願いしたい。そうずれば・・・2セットは買うと思う。ついでだから「Mavis」ブランドで、これにピッタリ合う色をした、ストラトを作ってくれれば、なお完璧。「痛ギター」など問題にならないぐらい、「ドハデ」なギターができあがることであろう。「ギター着せ替えセット」である。バービーちゃんより魅力的なのは、間違いない。万が一、これが売れることがあれば、次には「キティちゃんセット」「Disneyセット」が出ることは、想像に難くない。ピック・ガードを四等分にして、「並べ替え」ができれば、よりパーフェクトである。

唯一問題があるとすれば・・・私以外に誰が買うのだろうと、思ってしまう今日この頃です。

 

■ギター・スタンド

その昔、「王様のアイデア」というお店があったのをご存知だろうか?(今でもあるのか?笑)。そこにリアルに売ってそうな商品である。世間ではこういったモノに「アイデア商品」という名前をつけ、普通のものと、区別して売っている。しかし、一度写真を見てしまうと、どうしても欲しくなる商品ではある。欲しくはなるのだが・・・

「マーシャルの3段積み」の人は、どうするのだろう?。ギターが「宙吊り」になってしまうのだ。こんなモノを「リッチー・ブラックモア」に見せたら、ずらっとステージに並べた「マーシャルの3段積み」に、全部ギターをぶら下げそうである。想像してみて欲しい。それは、実に「奇妙な光景」である。「珍百景」に登録されるだろうことは、間違いない。リッチーには、知られたくない一品である。

 

■マウス・パッド

読んで字のごとく、「マウスパッド」である。「フェンダー・ファン」なら、喉から手が出るほど、欲しいであろう一品。私なら確実に持っているだろうと、誰でも想像する。想像通り、間違いなく、私はお店まで買いに行ったのだ。で、「買ってこなかった」一品である。現物を見てやめたのだ。なぜなのだろう?

結局は、その程度のモノだった思って欲しい(笑)。

 

■iPhone

読んで字のごとく、「iPhone」である。「フェンダー・ファン」なら、喉から手が出るほど、欲しいであろう一品。「サンバースト」である。ちなみに、「エリック・クラプトン」が所有してるらしい。

ここまでくると・・・女子高生の「デコ携帯」と、なんら変わらないような気がするのは、私だけであろうか?。ボディが、メイプル削り出しで、いい音がするのだろうか?。シン・ラッカー・フィニッシュだと、すぐにハゲてしまいそうな気がする。そうなると、その次には・・・「レリック」モデルが出るのであろう。最終的にはオークションで、1億円の価値が出るものと思われる。

 

■サムピック

読んで字のごとく、「サムピック」である。「フェンダー・ファン」なら、喉から手が出るほど、欲しいであろう一品。しかし・・・写真をよーく見て欲しい。一番右側のサムピックが、正しい親指の入れる方向。とすると・・・中央・左側の2つは、親指に装着すると、ロゴが「逆さま」になるのだ。他の人に見せるために「ロゴが逆さま」といことはありえないような気がするので、「左きき用」なのだろうか?。でも「モノ」は「右利き用」にしか見えない。これが「左きき用」であるならば、私は「左きき用サムピック」を、この写真でしか見たことがない。

私が想像するに、この画像は「フォトショップ」での合成だと思う。デザイナーの人が「ギターを弾いていない人」のため、このような画像が出来上がってしまったのだと思う。

私は一瞬で気が付いたのだが・・・フェンダー社には、サム・ピック・ユーザーがいないのであろう。

 

 

 

お気づきではあろうと思いますが、私はこれらの商品を馬鹿にしているわけではありません。どちらかといえば、お財布が許すなら、欲しいものなんです。だって・・・

楽しいじゃないですか。誰かがニヤニヤしながらこれらを作っているときの顔が、目に浮かぶようです。そしてその作った人も、私のようなユーザーを思い浮かべていることでしょう。

やっぱり・・・人間、心に余裕がないと・・・ですよね。

 

PS.間違いなく、Part2があります(爆)

inserted by FC2 system