Columu 47

エフェクター・ケース


これはねえ〜、たいへん(笑)。マジに、たいへん(爆)。

エフェクターが1個や2個の時はいいんだけど、どんどん数が増えてきて、いろいろ入ってくると・・・

何が「たいへん」なのか、じっくり見ていって下さい。

  

■ケースの原理

エフェクターの数が少ない時は、カバンに入れたり、ソフト・ケースのポケットに入れて。それで用が済んでしまいます。でも、それで用が済むのはせいぜい「2個」まで。「3個」になると、どうしても「ケース」が欲しくなってきます。欲しくなってはくるんですが・・・問題が山積みです(笑)。

 

まずは、エフェクター・ケースっていうのは、こんなもんです

  

図1

図2

こんなふうに、パカッと蓋が取れます。蓋が付いたままでは、ステージに置けませんからね(笑)。

で、こんな風に、エフェクターを置くことになります。

  

図3

  

■ケースのサイズ

まずケースのサイズを考えるんですが・・・。もうここから難問です。

  

いったい、何を何個並べるの?

  

です(笑)。図3では、3個のコンパクト・エフェクターにボリューム・ペダルあるいは、ワウを置いた形になっています。

  

図4

図4のように、ケースには「縦」「横」「高さ」の「寸法」があります。今あなたが「縦25cm」のワウをケースに入れようとしています。では、ケースのサイズは?

わかりますよね。ケースには「内径」 − 内側のサイズがあります。外側のサイズ「B」が25cmでは、ワウは入りません。「ケースの厚み」があるので、「内径で25cm以上」のケースが必要になります。 

  

図5

そしてそれは内径で「A」にも「C」にも、同じことが言えます。ワウを入れたければ「内径がワウのサイズより大きいモノ」を購入する必要があります。

 

コンパクト・エフェクターを3〜5個ぐらい並べられる、小型で軽量なケースもあります。どちらかと言えば、そういったものは「数個のコンパクト・エフェクター」を入れられるように作られています。買った瞬間は、とても便利なものです。今までバラバラだったコンパクト・エフェクターが、1つの箱で持ち歩けるようになります。ところがそこに「ワウ1台」増えたら・・・

もうそのケースは使えなくなります。あなたは「エフェクター・ケース」と「ワウ」を別にして、持ち運ぶことになります。これでは1つにまとめた意味がありませんね。

  

■ケースの将来設計

今あなたは、数個のコンパクト・エフェクターを持っています。ただ、自分が好んでいる音楽に「ワウ」は欠かせないとします。近い将来、きっと「ワウ」を購入することになるでしょう。

もしそうだとすれば、このエフェクター・ケースを買う時には、「その将来のこと」をある程度考えないと、無駄な出費をすることになります。

かと言って、あまりにも「遠い未来のこと」を考えてバカでかいケースも、考えものですよね。箱だけでかくて、中はスカスカでは(笑)。エフェクターの収まりも悪いし、見栄えも良くありません。ただ「ある程度の大きさ」のものを買って、シールドなども収納するというのも、悪くない考え方です。道具一式をエフェクター・ケースに収納してしまうんですね。これはこれで「良い方法」ではあります。

  

■ケースの材質

これは、ほぼ「値段に比例」します。大きくてもペラペラの素材のものは、安いです。逆に、小さくてもガッシリしてるものは高いです。

「安いモノ」はまず、「金具」が安いです。蝶番(ちょうつがい)や留め金ですね。何度も開け閉めしているうちに、壊れてきます。金属部分が壊れたケースは、使い物になりません。

そして全体の材質も安物です。ベニヤの上に薄い化粧板を貼ったようなものは、重いエフェクターに耐え切れず、変形したり割れたりします。

その代わりと言ってはなんですが「軽い」です。車で運搬できない若い人には、「必要条件」ですよね。エフェクター・ケースは、「運ぶ」 − 「運搬」ということも考えなければいけません。

運搬を考えると「セミ・ハードケース・タイプ」のケースも有効です。ショルダー・バックのようになっていて、それでいてある程度はエフェクターの保護にもなります。コレの欠点は、普通のケースのようなカッチリしたセッティングができないってことですね。「カバンから出す」あるいは、「カバン自体を足元に置く」ことになります。

当然、高いケースはがっちりしていて、金具もガッシリしています。ちょっとやそっとでは壊れません。これは私がずっと使っているもの。このケースはそう高いものではありませんが、ツアーで使っても壊れませんでした。歴戦の勇士は、傷だらけの天使です(爆)。

  

お金を払えば、どんどん丈夫なものが手に入ります。ラックと同じで「デュプレックス」タイプなら、もう一生モンといってもいいですね。私もさすがにラックとアンプ・ケースは「デュプレックス」です。金具自体が「対ツアー用」ですから。

ただし「重い」です。メチャメチャ重いです(笑)。自転車・バス・電車での移動がきついです。っていうか、無理でしょう(爆)。重すぎます。上の私が使っているタイプのものでも、エフェクターを入れてしまうと、かなり重くなります。そこの「尺度」は自分で考えるしかありません。それと「おサイフ」ですね(笑)。

  

■エフェクターの取付

実は、ここからが問題だったりします。今までは、問題の「前哨戦」です。「買う前の話」でしたから。

実際にケースを買って、今度は「並べる」 −「エフェクターの配置・取付」です。

  

 

固定方法 その1

  

普通のエフェクター・ケースで、エフェクターを「固定」するのによく使われるのが、「マジックテープ」です。ケースの底に1列または2列のテープが貼ってあり、エフェクター側にもマジックテープを両面テープで貼り付けることにより、エフェクターを動かなくします。

これは「固定方法」として100%ではありませんが、かなり有効です。マジックテープであればすぐに剥がせます。エフェクターの配置換えも楽ですし、エフェクターを改造しなくても済みます。また「固定作業」もすばやくできます。エフェクターを増やしたり減らしたりするのも、とても楽です。また、必ずしも底同士で止めなくても、エフェクターの上部をぐるっとマジックテープを渡して、留めることも可能です。

  

  

固定方法 その2

  

以前私もやっていましたが、「板に固定」してしまいます。薄いベニヤを、必要な大きさで用意します。固定するには、エフェクターの「ネジ」を使用します。裏蓋の四隅にあるネジ、コレをはずし、板に留めてしまいます。これだと、完全に固定されます。飛んだり跳ねたりしても(笑)、エフェクターが動くことはありません。

これの欠点は、すぐにセッティングを変えられないところにあります。エフェクターを増やしたり減らしたりするのが、とても面倒になります。

ただ普通はある程度の経験を積むことにより、「自分のセット」としてエフェクターが決まってきます。そのような状況であれば、運搬による余計な負担をかけないこの方法は、有効であると言えます。

きちんと固定されている利点として、「ジャックに余計な負担がかからない」というのがあります。完全に固定されていれば、エフェクターが動くことによる、ジャックへの負荷を減らすことができます。逆にマジックテープだと、固定しているとはいえ、100%ではありません。ケース内で、多少無理な配置をしていると、負担が掛かるところが出てきたりします。

 

  

固定方法 その3

  

これは今でも使っている方法ですが、「発泡スチロール材」による固定です。

これは「発泡スチロール材」と言うよりは、建材の「断熱材」ですね。DIY屋さんには、普通に売っているものです。発泡スチロールより硬く、加工はカッター1本で、自由に切れます。また、もともとこの「断熱材」は、安くてある程度の大きさがあるため、普通のケースなら1枚から2〜3パターン作ることができます。1度ぐらいの失敗は、気になりません。

また「削り過ぎ」があったとしても、付け足して「穴埋め」することができます。後の項に出てきますが、「都合の悪いトコロ」があっても、すぐに対処できます。何かを増やすことがあっても、削ればいいだけです。そしてイヤならすぐやめることができます。

 

  

固定方法 その4

  

ちょっとずるいんですが・・・(笑)。「何もしない」という方法もあるんです。コレを見てください。

  

これは私のケースの「蓋の内側」なんですが・・・。スポンジといか、柔らかめのウレタンパットが付いています。これがあると、蓋を閉めさえすれば、中のモノは固定されます。ウレタン自体が結構分厚いので、キチンと留まります。またウレタンですので、エフェクターのカタチ通りに凹みます。結果、かなり確実に留まってくれます。なぜこの方法にしているかというと・・・。

私は通常このケースを使って、いくつものパターンのセットを組みます。「ライブの内容」によってセットするものが変わります。それはかなり大きな変化なんです。あとでお見せしますが、そのために「固定」するわけにはいかないんです。

また私は、「ヲタク」です(笑)。「エフェクター・マニア」と呼んで下さって結構です(爆)。用もないのに、いろんなエフェクターを使います。いや、私には私なりの、ちゃんとした「理由」があるんですよ。まあ、他の人から言わせれば、それは「言い訳」とも言いますが・・・(笑)。得意の「卑怯者の論理」でいいんですケド(爆)。そのため現在は、この方法を採用しています。

  

■問題点

  

ケースを決めました。エフェクターはあります。留め方も自分なりに考えました。

でもちょっと待ってください。実はまだ問題が残っています。

  

問題点 その1

  

まず最初にぶち当たる問題点が、「エフェクターの幅」です。

  

「いや、ちゃんと計りましたよ!」

  

・・・(笑)

ちょっと待って下さい。あなたが計ったのは「エフェクター単体の幅」ですよね。

エフェクターとエフェクターを繋ぐコネクター、シールドの幅は考えましたか?

これを見てください。

エフェクターの大半は、左右にジャックがあります。

あなたはどのタイプのシールドでエフェクター同士を繋いでいますか?

専用のジャック?

専用のシールド?

L字ジャック?

ストレート・ジャック?

そうなんです。今までバラバラに置いていたエフェクターをイザ並べようとすると、かなり狭いところにキチンと置くことになります。そうすると、とたんにこのジャックが邪魔になるんです。

  

パターンとしては、いくつもあります。大きめのケースにゆったりセッティングする人もいるし、狭いところにギュウギュウ詰めにする人もいます。ただそれは、「最初から決めておく」必要があるんです。ケースを買う前に、この「ジャックが付けた時のサイズ」で考えないと、あとで「入らなくなる」ことが、十分考えられるんです。

  

なんでそんなこと知ってるかって?(笑)

  

誰に向かって言ってるですか?(爆)

  

私はジャンク・ギター・ファクトリーのマスター・ビルダーですよ(笑)。こんな程度の失敗は、1度や2度じゃありません。っていうか私にとってはその「ダメなこと」すら「肥やし」なんです。こんな程度の失敗は、物の数じゃありません。それに・・・

   

ダメなほうが楽しいにきまってるじゃないですか(大爆)。そこから「知恵を絞る」のが、「正しいジャンク道」です。駄目なのがわかっていながら、そこであがく、もがく。もう、両手を振ってイヤイヤする訳ですよ(笑)。そうこうしてると、ナベちゃんや目黒君みたいな「救世主」がやってきて、いろいろ、サジェスチョンしてくれるんですね。またはカタログとにらっめこして、あるいは周りのものを穴が開くほどグルグル見渡して、知恵を絞る訳です。

そうして結果、なんとかなって、ある程度カタチになると、安心して次の新品を買いに行くと(笑)。

その「積み重ね」こそが「ジャンク」なんです。

  

話は大きく反れましたね(笑)。方向修正します。まだ大事な話の途中ですから(爆)。

で、「ジャックの幅」は考えました。次は?

エフェクターには、もうひとつ、「繋ぐべきモノ」がありますよね?

そう、電源です。

  

ジャ〜ン!。実はエフェクターというのは、「このカタチ」で考えなければいけないんです。

両脇にジャック、頭に電源。よし、これで、パーフェクト・・・・

んなわけないですよね。

  

今見てるのは、あくまでも「BOSS」です。他のメーカーが必ずしも、「BOSSと同じ配置」にはなってません。ジャックの場所、そして「ジャックの高さ」も重要です。エフェクター自体の大きさも異なります。ケースの脇にピッタリくっつけたら、ジャックが刺さらない・・・なんてことは、日常茶飯事@ロイター共同です。

ケースを決めるって・・・たいへんでしょ?

  

あっ、ちょっと待って!これで終わりじゃないよ(笑)

これからもっともっと続くんだよ(爆)

  

■問題点 その2

ふっ、ふっ、ふっ、ふっ・・・まだまだ地獄は続くんだよ・・・・(爆)

  

さてここまで、きました(笑)

次は何?

なんか、忘れてない?

エフェクターだけでいいの?

毎回、電池換えるの?

チューニング、どうする?

  

ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!

  

忘れてましたよね〜、「パワーサプライ」と「チューニング・メーター」のこと。

上の図のように「コンパクト・エフェクター3個」+「ワウ」または「ボリューム・ペダル」って比較的簡単なセットにしても、コレに「パワーサプライ」と「チューニング・メーター」を足せば、合計6台。アッというまに、ケースはいっぱい(笑)。

  

 

  

「そんくらい、よゆーーっスよ。BOSSのTU−2買えば、パワーサプライとチューナーが1台で済むじゃないっスか。よゆーーっスよ、よゆーー。」

  

・・・(笑)

ほんとーーー?(爆)

  

ということは、君はBOSSのTU−2を買うんだね?

ケースのためにTU−2を買う予算があるんだね?

TU−2は何台まで、電源を供給できるのかな?

君のエフェクターの台数分、あるんだね?

「専用電源」を使うエフェクターは無いのかな?

コンセントは、どうするの?(笑)

  

■問題点 その3

よしんばBOSSのTU−2を買ったとしましょう。もう上の状態ですでに「5台」は、電源を供給してるわけだ。TU−2を使うとすると「4台」。あと増やせるエフェクターは数が限られてくるよね。「パワーサプライ」と「チューニング・メーター」でTU−2っていう選択は、悪くないと思います。ただそれは、君がその台数内で納まるならばの話だからね。もっといっぱいコンパクトを並べる予定なら、それなりの数を取れる「パワーサプライ」を選ぶ必要があるんだ。それと・・・

  

これは私の、「パワーサプライ」。「電源が取れる」タイプです。何でかっていうと・・・

  

こんなヤツが、最近は多いからです(笑)。コイツをこうして・・・

  

付けちやうと、もうひとつのコンセントが、使いづらい。

そこで、こんなのを用意して・・・

  

  

こうすれば・・・

  

並べ易くなりますね。こんなふうになってれば・・・・

  

どこに何が接続されてるのか、一目瞭然。

  

「パワーサプライ」として一番ヒットしたのは、「GUYAのパワーサプライ」。それなりに使えるようになっているため、「パワーサプライ自体の電源コード」が長いんだよね。でももし、他に上のような「専用電源」を使うとなると、新にタップでもう1本、電源を持ってこないとダメです。ほーら、楽しようとおもってせっかくエフェクターをケースに入れようと思ってるのに、どんどん、「線」が増えてきます。これじゃあ・・・意味が無い?

  

エフェクターをケースに並べるならば、「電源の取り方」まで考えないといけません。そしてスタジオでもライブハウスでも、自分の「立ち位置」まで「電源を引けるタップ」が必要。なおかつ、アンプまでキチンと這わせられる、床にガムテープで止めてもKOなシールドを用意する必要があります。

  

■問題点 その4

「まだ、あんの〜〜〜??!!」

  

・・・(笑)

もう無いです(爆)

っていうか、あとの細かいところは、人それぞれにおきてくる、細かい問題だけです。

ってことは・・・まだあるってこと?

  

たとえば、エフェクターをキッチリ、ケースに並べました。配線も電源もバッチリ!。

これで、パーフェクト!!   

   

・・・とおもいきや・・・・

  

ケースにキッチリ並べ過ぎると、こんなことが起きちゃいます。わかります?

きちんと並べすぎて、踏みにくくなるんです。特に隣り合ってるのがBOSS同士のように、同じメーカー、同じデザインで、高さもスイッチの場所もまったく同一場合。足の大きい人、要注意!(笑)

  

閉まりません(笑)。エフェクターがデカ過ぎ!

こういうものも、あるんです。対処法は自分で考えるしかありません。

  

今日は、このヘンで、カンベンしてやろう(笑)。ウソです(爆)。

これで、だいたいの問題はクリアできるはずです。私みたいなエフェクター・ヲタクが遭遇してない問題が発生したときは、よっぽど運が悪いと思って、あきらめて自分で考えてください。新製品が出たことによる問題の発生もありますし。また、とある組み合わせのみで発生する問題もあります。

そこは・・・がんばって下さい。

  

■MY SETs

セットじゃなくて、複数形なのが、すごいでしょ?(笑)

しょうがないんです。ヲタクだから(爆)

私のセット(ツ?笑)。よーく見ると、いろんなヒントが隠れてます。

ってそんな偉そうなモンじゃないですけどね。

1台のケースで、七変化です。

  

これが、基本セット。ってZOOMのG2.1uだけじゃジャン。

あれ?横のペダル、何?(笑)

G2.1uもステレオ・アウトできるの、知ってます?ステレオ・コードが必要だけど。

MXRのダイナコンプは、スライド・プレーヤーの必需品。G2.1uのコンプより、VOXのコンプのほうがMXRに近いです。

  

ドーーーン!チョーお気に入りの最新セット。

出ました、伝家の宝刀、マルチのマルチ遣い!(笑)

この二つだと、ケースに並びません。実際に使う時は、VOXが外に出ます(笑)。

  

ホイ!組み合わせ違い。このKORGのAX1G、お気に入りなんだよね〜。安いけど、使える!

30分以内でロックな曲なら、KORGだけでも十分です。これを使いこなせれば、どんなマルチでも使いこなせるでしょう。ちなみにこのKORGのAX1Gが、一番GP−16と同じような「特殊効果エフェクト」を持っています。

  

江口君の片腕である条件。

それはトーキング・モジュレーター(笑)

  

オリャーーッ!! アコギセットだよ。これは基本形。

めんどくさい時は、BOSSのAD−3だけになるときもあります。

「エフェクト」が必要なときはG2.1uが参加します。

時にはそこの黄色いヤツが参加する時も・・・(笑)。

どれもこれも「ステレオ・アウト」になるので・・・

  

こんなヤツが控えています。BOSSのFV−50というステレオ・ボリューム・ペダル。横にはチューナー・アウトがあり、「青いツマミ」でボリュームの可変幅が変えられます。ちなみに・・・

上に出ている銀色のボリューム・ペダルはBOSSの「ロッカー・ボリューム PV−1」。

ボリューム・ペダルのくせに、インジケーターが付いていて、電源を必要とします。なぜならコイツには、「ブースター」が付いているからです。ほ〜ら、みんなの大好きなブースターだよ〜(笑)。

私はこいつをエフェクターの一番後ろに入れて、「失われたであろうゲイン」を補助しています。もちろんガッツリ上げれば、ブーストも可能です。

そしてもうひとつが「無接点ボリューム」です。ボリュームのコントロールを電子的にやっているので、いわゆる「ガリ」がおきません。これも確か、スター楽器で購入したはず(笑)。もう30年選手ですが、まったく問題なく動いています。コンパクト使用時、あるいはAD−3使用時には、未だに登場します。

  

これは特殊中の特殊セット。アコギ×2+フラマンなどの、ライン集中送りのためのもの。

このヤマハのREX−50は、デジタル・マルチ・エフェクト。リバーブが得意技なんですが、「2種混合音色」も持ってたりします。超お便利君です。ちなみに・・・

この「ミキサー」と呼ばれる物体、実は「ラック」にも装備しています。1Uのミキサーで4ch入力のものです。なにするんでしょうねえ〜(笑)。

こういった時に単独でエレキギターをラインで使うのに便利なのがコレ。

ZOOMのGM−200。これもシュミレーターです。これも、いい音しまっせー、旦那!(笑)。

「切り替え」−プリセットはありませんが、ZNR−ズーム・ノイズ・リダクションも搭載されており、大変便利な1台。

REXの切り替えやアンプの切り替え、JC−120のコーラスのON・OFFに役にたつ「独立フット・スイッチ」。GUYAのSB−2です。電池を入れればインジケーターが点滅し、電池が無くてもON・OFFはできます。電池は単三2本。とても便利です。

    

これが、メインセット。1時間を越えるライブの時かな。あとは、かなり「本気」の時(笑)。これは私のメインであるGP−16のフットスイッチです。このペダルは、パーフェクトですね。チューナー・アウトもあり、ボリューム・ペダルも付きます。これで引っ張るシールドは、「専用線」1本だけで済みます。足元が、スッキリします。

GP−16の凄ささは、別ページにしないと書ききれません(笑)。だから、メインなんです。

みんなは、気にしないで下さい(爆)。

  

貸したっきり帰ってこない私のコンパクト君達&エフェクター・ケース(笑)。今ココにあったら、パニック!!(爆)。それでなくても、ゴロゴロしてるのに。でもね・・・

こんな「別ケース」もあるんだよ〜〜〜ん(笑)

だってねえ〜

「電源」だけで、こんなにあるんでっせ!旦那!!(笑)

チョー、困るでしょ。またこいつが、どれがどれだわかんなくなるから困りモノ。

紙テープを貼って、名前を書いておかないと、行方不明になります。

  

  

ひとつずつが、大事な宝物だから。なくなると困るし、手に入れるのが大変なものもあるし。

そんな可愛いエフェクターは、オモチャでいいと思ってます。ただ何にしろ、使い切ってない人に、とやかく言われる筋合いはありません。使わないのは自由ですが、だったら口を挟まないで欲しいな。

私は使いたいから使ってます。楽しいから使ってます(笑)。

  

楽しくROCKしたい!!

  

それだけです。

 

追記

さなえちゃんの「エレキギターの魔法」にも、エフェクターのことが出ています。BOSSのエフェクト・ケースなどの写真があり、参考になります。ちなみに、「あの」6個セットのBOSSのエフェクター(来日時にプレゼントされたそうな) + ギブソン・ブラック・ビューティー + マーシャルを使って、ラインディ・マイズナーのところのギタリストは、リハの時、約1時間でスティーヴ・ルカサーそっくりの音を作ってました。マーシャルからの、ダイレクトの音を確認しています。メチャメチャいい音でした。私は、そのリハの現場にいましたから(笑)。

  

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