Columu 55

Photogenicの謎 Part IIIと、よもやま話


ついに「ST−200現品」と、第三次接近遭遇してきました(笑)。

今回は、驚くべきいくつかのことと、その他のよもやま話です。まず・・・

 

ほんとに「グロス・フィニッシュ」が存在していました。あの、テカテカのネックです(笑)。

私は・・・グロス賛成派です(爆)。

 

 

何を基準にしてグロスのバージョンと区別しているのかがわかりません。ローズ・ネックで、グロス・フィニッシュがあるのも確認しました。でもそうじゃない、いつものヤツもあるんです。フォトラトでも旧バージョンの中に、あったようなんですね。今回は試奏まではしてこなかったんですが、外見からはかなりじっくり見ることができました。

外見から判断するに、やはりまた一段と精度が上がったようです。やはり「200」を冠したのは、自信の現れだと思います。新シリーズが10本弱あったのですが、センターずれを起こしているようなものは、1本もありませんでした。

これは蛇足ですが・・・フェンダーのカスタム・ショップ製が何本かあったんですが、どうもそちらのほうが、微妙にセンターずれを起こしているような・・・(汗)。ストラトなんですが、ポジション・マークに対して弦が平行じゃないんです。前にクラプトン・モデルでそういったものに出会った話を書いたことがあるんですが、まさか「生もの」にまで遭遇するとは・・・(爆)。

 

話を戻します(笑)。

ネックを握った感触は、「350」より細いようです。あまり太い、ズングリムックリのメイプル・ネックって、ゾッとしないですよね。そのためだと思うんですが、ローズもそちらのサイズにしたようです。これでネックが反らなければいいんですが。グロスの仕上がりは、きれいです。そのすぐとなりにグラスルーツの3万円台のものが並んでいたんですが、あまりかわりません。っていうか、同じです(笑)。

ネック・ポケットの様子や、フレットのカンジも確かめました。

 

ほんとにコレが、1万円??

 

です(笑)。多分、現在のスクワイヤーよりレベルが上だと思います。個々に問題点はあるのかもしれませんが、全体がよくまとまっています。前回・前々回に出した写真の印象、そのままです。ただちょっとピックアップのカバーが安っちいのが、目立ちます。プラスチックというより、「ナイロン」みたいな柔らかそうな印象。ガンガン弾いたら、削れそうです。

 

この「グロス・フィニッシュ」なんですが・・・、実はSelderには、数年前からありました。しかも「160」にあったんです。グロス・フィニッシュのネックに、アルダー・ボディの仕様です。ところが今回は、それがフォトラトに移って、「200」になりました。つまりこの「フィニッシュの違い」は、なんら値段には関係がないんですね。ここにはリンクできませんが、以前の「Selder160」と現在の「フォトラト180」を比較してる人がいるんですが、まったく別ものなんです。これはSelderの方が、以前の工場で作られているためだと思われます。とすると・・・

 

SelderとPhotogenicは、何が違うのか?

 

なんですねえ〜。同じキョーリツさんの製品で、どちらも同じ価格帯の廉価版。同じ時期でも型番が異なっているものもあり、共通ではありません。でも、同じようなラインアップです。キョーリツさんのHPには、Selderはありません。Tony Smithだけ、セミアコなどの独自路線の製品があります。ちょっと高めのギブソン系?(笑)。

なぜ同じ価格帯で、こんなにブランド名が必要なのでしょう?。同じ店舗でSelderとPhotogenicの両方を扱っているところは、ほとんどありません。ということは・・・

う〜〜〜ん、難しい・・・というより・・・楽しい(爆)

 

それとついに、「現行ロゴ」の「PGシリーズ」があることを確認しました。しかも、現物(笑)。なんというか・・・気味が悪いです(爆)。似合いません。

 

 

ちょっと、言ってもいいですか?(笑)

なにもキョーリツさんのブランドに限った訳じゃないんですが・・・最近の「ロゴ」って・・・

 

カッコ悪くない?(爆)

 

前出のグラスルーツ、エドワード、レジェンド、レイドバック、プレイテック・・・

 

どうして、もっとカッコ良くできないの?

 

そう、思いません?これね・・・大きい声じゃ言えないけど「コンバット」さんもカッコ悪い(笑)。

私は廉価版であっても、ロゴ自体がカッコ良ければそのままにしたいんです。ただいかんせん・・・カッコ悪い!(爆)。デザイン料なんて、たかが知れてると思うし。どうせだったら一般公募で、コンペでもすればいいのに。私だったら、絶対参加する(笑)。ギャラなんかいらない(爆)。廉価版でもなんでもいいから、自分の考えたロゴが入ってるギターを、全部くれれば、文句言わない(爆)。だけど、フェンダー系とギブソン系は、ブランド名を変えて欲しいな。両方カッコイイっていうのは、ムリがあると思う。私は、フェンダー系担当(笑)。

でも・・・これが欲しい!(爆)

でたあ〜〜〜〜!PRSのパチモン!!。

欲し〜〜〜い!

いじりてえ〜〜〜!!!(爆)

 

それと・・・

昨日見てきたのは、某ESP系のお店なんだケド。エドワードのギターで「ロゴ無し」−ノー・ブランドで、全部レリック・モデルで、しかもそこそこの値段のギターがいっぱいあったんだけど。あれ、

 

やばくね?(笑)

 

なんで、ロゴが無いの?まず、そこがわかんない。ベースになるレリック処理されてて、少し手を加えてレリックらいし処理されて、どっかのブランドシールでも貼られた日にゃ、素人目には判別できなくなりそう。プロの目はごまかせないけど、「中古屋さん」。格好のターゲットになっちゃうんじゃないかな?

 

私は、私の中での決め事で、

 

良くも悪くも、レリックには手を出すな!

 

って決めてるんです。値段が高かろうが安かろうが、どんなものでも、レリックは絶対買わない。だって、「レリック処理の料金」が加算されてるはずジャン。それと、自分のギターにそういった処理・改造は、絶対しない。自分のギターをレリック処理するなんて、私の中では、ありえないんです。使っていて自然になるものはしょうがないというか、「勲章」みたいなもんですが、自分からすすんでギターを汚すなんて、言語道断(笑)。逆に、できればいつまでも新品の輝きでいて欲しいんです。

だいたい「ホンモノのレリック」って、「本物のオールドの塗装」でしか起きないんじゃないかな?。ロリー・ギャラガーやスティーヴィー・レイボーンのような状態になるなんて、普通はありえないと思う。まあ本人のギターを「汚い」とは思わないし、彼らのモデルは「そう見える」だけで、実はちゃんと塗装されてるほうが多い。いくらレリック処理とは言え、新品の木部をむき出しにして、いいことなんかひとつもないと思う。別にそれが好きな人を批判してるんじゃありませんよ。あくまでも私個人の意見です。

私だったらロリー・ギャラガーやスティーヴィー・レイボーンのギターが、「新品」の状態で、尚且つ、「同じ音」のギターなら欲しい(笑)。「記念品」であり、「ステータス」なのは理解できるんだけど。プロとして、「本物じゃないレリック」を作っていて、楽しいんだろうか?フェンダー・カスタム・ショップきってのマスター・ビルダーが、500本限定で作ってウン十万円・・・。買う人がいるから作るのか、作る人がいるから買う人がいるのか・・・。

個人で楽しむのは、判るのね。どうやったら「あの状態」になるのか、入念に研究して。成功したら、それはそれで嬉しいだろうし。でも現実には、「そうやって作ったオールド」が存在してると言われてます。「コレ!」って確認はしてないけど、その道の人には「俺が確かめてあげるから」って言われてます。オールドが欲しかったら、自分ひとりでは買うな!と釘をさされてます。そのぐらい精巧に出来てるんだそうです。まっ、私が買うことは、一生無いとおもいますが(爆)。

 

面白いですよね。現行の「200」シリーズなんか、実際に弾いた人はほとんどいないと思うのに、また非難轟々です。別に「ちゃんとしたギター製作者の人」に、喧嘩売ってるわけじゃないですからね(爆)。いつも言ってますが、私はそういった人を応援しています。でも、「作る人の立場」から言えば、とんでもない「まがい物」だとは思うんだけど、「使う人」にとっては、そうではないわけじゃん。一生懸命つくった「まがい物」と、適当に作った「まがい物」じゃ、評価はちがうのかな?(笑)。リューテリアMKやコンバットは、フェンダー・ギブソンのコピーなんか作ろうとは思ってないのね。いつだって「最高の1本」を目指していて、自分たちの音を探してるんだ。そっちは理解できるんだけど、レリックって・・・。まあ、そこんとこは、人それぞれだよね。私の意見がすべてじゃありません(笑)。

 

それにしても、コレが1万円で買えるって、すごいことですよね。これが私の子供の頃にあってくれたら・・・。そう思うと、今のコがうらやましくもあります。私の「350」は、まったくまずいところは、出てきていません。そうそう、「350」っていえば・・・

 

この「350」のペグって、ただ単に作りっぱなしのパーツだから安いんであって、ちゃんと調整したら、2〜3000円ぐらいで売られてるのと、同じじゃないかなあ?。まったく検品せず、調整もせず、ただ「作りました」「付けました」になってるだけで、私のように調整すると「値段が付く」んじゃない?。当然、不良品はハネることになるし。「機械が作る精度」って、そんなに違うモン?(笑)。だとすれば私の「350」は、相当「当たり!」なんだね。そういえば・・・

 

 

プッ・プッ・プッ・プッ・・・・(^◇^)

なにこれ〜〜〜〜っ?(笑)。なんかさあ〜「やあ!」って、あいさつしてない?(爆)。

弾きにくそー!持ちにくそー!。さわってみたあ〜い!!。

このネックの裏にブランド名は、画期的だけど・・・「スキー」っぽくない?(笑)。なんか「F1」っぽくもあるし・・・。コレ、流行ったら、笑えるなあ〜。

 

もひとつね・・・写真を撮ってみたんだけど・・・

 

 

ネックのシェイプの説明ページを作ろうとしたんだけど・・・これじゃ「違い」がわかんないよね?(笑)。

 

これ、本物のネックの計測器なのね(別にネックに限ったものじゃないんだケド)。これだと、正確にカーブをコピーできるの。UシェイプとかVシェイプって、ちゃんと解説ページ作ろうと思ったんだけど、なんだかとっても判りにくい写真ばっかりで。他の人のHPもイラストばっかりで、判りにくいんだよね。どーしたら、判りやすいと思います?実物を握れば、その違いは一発で判るんだけど・・・。なにか、うまい方法はないですかね?(爆)。

 

今日は、よもやま話でしたね。「200」が見られて、嬉しかったもので、つい・・・(笑)。

他にも書きたいことはあるんだけど、「目次」を付けておかないと、あとから見つけにくくなると思って。

それでは、ごきげんよう(笑)

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