Columu 71 |
復活!!(^O^)/ |
こんにちは!!パイナップルです!!(読みにくっ!) 思いっきりサボってしまいましたね。みなさん、いかがお過ごしですか?
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今日はねえ〜、長くなりますので、ゆっくり読んで下さいね。読んでというより、一緒に考えて見てください。考え付いたばかりなので、私も書きながら考えを整理しているところです。
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この前の練習に、新しい(?)フェルナンデスのギターを持っていきました。やっぱり、想像通りの音でした。部屋でエフェクターで音を作って行ったんですが、微調整の必要もないほどドンズバの音でした。
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でですね・・・思ったんですけど・・・「エレキギターの音」って、「ネック」がかなりな部分を占めていると思います。いろいろなところでギターの音色に関して、ボディの材質がどうの、ピックアップがどうのって言ってますが、特にフェンダー系は私が最近得た感触からすると・・・
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そして「ネック」です。ボディの材質や、色々なピックアップに関する記述はどこでも見ますが、ネックの良し悪しに関して触れている人は、とても少ないです。みんな「メイプルネック」「ローズネック」「マホガニーネック」で片付けてしまいます。
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ネックに関しては当然「材質」ということがありますが、その「重量」も大きな音の要因になると思います。つまり同じ材質で作ったネックであれば、太いネックと細いネックで音が変わるということです。フォトラトの時も疑問を上げていましたよね?なんでネックが太くなったのかと。あの頃はまだ「反り」に対するする処置だと思ってました(笑)。今は違います(爆)。つまり、あのネックは何らかの音の目標があって、太くなったということです。ではなぜ、音に対する目標が変わったんでしょう?そう、一番大きな要因が「ボディが変わった」「ピックアップが変わった」ことにあるんだと思います。フォトジェニックが考えたあのST350の音を作るためには、ああするしかなかったんだと思います。つまり従来から言われていた「フォトラトの細いネック」では、フォトジェニックが考えているST350の音にならなかったということです。
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新しいSTG−200のシリーズにはまた「アルダー」が使用されています。私が見てきた200は私のフォトラトよりネックが細くなっているようでした。どこが違うの?そう、フォトジェニックが考えているストラトの音は、「ネックの重量」によりコントロールされているのではないでしょうか?多分、私の「太いネック+ソリッドウッド」と「細いネック+アルダー」は、きっと同じような音になっていると思われます。そうすると今まで意味なくネックの太さが変わっていることに対し、なんとなく答えが見えてくるような気がします。
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昔、若かった頃(笑)、テレキャスターを買いに行きました。75年頃です。渋谷の某イシバシ楽器(笑)です。何本かのテレキャスを出して貰い試奏しました。そして最後に残った2本。1本はメイプルネックに超軽量ボディ。もう1本はローズネックに超重量級ボディ。そうなんです。ちょうどテレキャスターの作りが大きく変わった境目の時なんですね。もう分かると思いますが、軽い方がいわゆるテレキャスターらしいテレキャスター。メイプルネックとあいまって、パコンパコンの音が出ます。そして重い方が、今風の音。ちょうどニューヨーク系のスタジオ・ミュージシャン達がこぞってコンポーネントのテレキャスを使っていた頃の音なんですね。シャキッとした音で、なんともいえずキレイなカッティングの音が出ました。迷いに迷って(笑)、ローズネックを買ったんですね。多分軽い方は60年代最後の売れ残りで、店でも人気がなく、しきりに私に勧めていました。逆に重い方は誰が聴いてもいい音。それがテレキャスターじゃないとしても、いい音でした。今思えば軽いほうなら「オールド」の仲間入りができたんですね。重い方を選んだおかげで「中古」です(爆)。今は友達が持ってますが、とてもいい音がします。 そして友達のコレクターのものは、私のと外観がまったく一緒。なのに弾くと「???」(笑)。ボディが私のものより軽く、テレキャスらしい音でもなければ、普通にもいい音じゃありません。ネックに対するボディの質量が足りないため、どっちつかずの音になってしまっているんです。彼は72年製と言ってましたが、彼のだけ、塗装にクラックが入りました。多分、60年代製から70年代製に移る時の「過渡期」のものだったんでしょうね。「正解が出ないまま作ってしまったギター」、そんな感じでした。残念なことに、今は3人とも「メイン」からはずれてしまいました。今使っている52年モデルのBBも、アメリカンロックやカントリーをやろうと思ってる時以外は、EMGをマウントしたテレキャスターのほうが、仕様頻度は高いです。なんていったて「ローズネック」の音ですから。 |
通常は、
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これはあくまでも私の「自論」ですからね。最近はそう考えている、っていうだけです。ただ・・・
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これね「謎のレスポール」を見てて、考え込んでしまったのが始まり。メイプル・トップ+マホガニー・バック(サペリとは見分けがつきません)のボディの作りは同じなのに、なぜネックがマホガニーじゃなく、5ピースなのかと。値段が高くなるから?この程度の大きさじゃあ、そうそう高くなるなる訳ないよね。手間?5ピース材をきちんとネックに削りだすのって、めんどくさくない?接着してからの切り出しだし、センターがずれちゃだめだし。なにが、どこが違うの?ありえるのは、 で、出た結論が「張り合わせネック」。細身にして質量が無くなったネックで、かろうじてレスポールの音を保持できるネック。それをみれば当然、他のメーカーも真似るはず、だよね。これは・・・まったく「間違った方向」ではありますが、「日本式レスポール」が出来上がってくることになります。まあ、本家とはどんどん遠くなっていきますが(笑)。
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これの「張り合わせボディ+細ネックの可能性」に気が付いたのが「トーカイ」。しきりに「張り合わせボディ」に執着します。「間違ったネック」があったとしても、それを吸収できるボディ構造に取り組みます。まあ原因はそれだけではないですが、日本に「ボディ材質信仰」が定着してくるんですね。ネックを無視して、ボディの材質にだけこだわる人(爆)。ただトーカイの執念で(笑)、組み合わせの妙が、功を奏する時がきます。そう、「Love Rock」シリーズですね。順列組み合わせが、「ハマってしまった」んですね。本家とはちがう「完成度」をみせます。わたしのテレキャスターもそうですね。あれ、今出したら売れると思います(笑)。まあ、のちのちボディの材質に固執しすぎて、失敗するんですけど(爆)。GRECOで成毛さんが作った時もそうでしょ?ネックを細くするかわりに、ボディを小さくしたり、軽くしたり、スケールを変えたり、コンター付けたり。成毛さんは、そのバランスによる変化を、なんとなくわかっていたんでしょうね。
「スタンダードが売れなかったから」
これしかないよね。もしスタンダードが作った当初からバカ売れしてたら、カスタムなんか作らなかったハズ。売れなかったから、別の仕様を考えたわけだ。まして工場に「ありあまってる木」だからね。ネックに使うマホガニーはある程度以上の剛性・強度が必要だけど、ボディならそんなに細かく考えなくていいわけだ。ただギブソンはそこの「まずさ」にも気がついていたはず。だってSGを始めとする薄型・軽量のギターのほうがいいんじゃないか?って気がついていたはずだから。この時にはもう、材質と重量の関係がはっきりわかってたはずなんだよね。
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木の材質はいっぱいあります。いままでにずいぶん使われてきました。
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ネックとボディの接合力が強いのはどっち?
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例えば・・・トヨタで「伝説の車」って、何?。そう、「TOYOTA 2000GT」だよね。今見てもカッコイイし、人気がある。中古でも新車以上の値段だったりする。でも、トヨタがもう一度作ることは、ありえないんだよね。だって2000GTが町中に溢れたら、威厳もなにもなくなるし、伝説も消えるよね。そしていつかはまた売れなくなって、そうしたら忘れ去られてしまうわけだ。とすれば「商売という観点」からは、絶対に作らないよね。
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別な話になるけど「材」。ギターは木材。「木がなくなってる」って言われてるけど・・・ホント?(笑)。まあ、ある意味ホントだし、ある意味ウソなんだけど。木がなくなってるっていうわりには、建築のほうではそんなに騒いでないし。まあ、話はそっちじゃなくて。
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前にも書いたと思うんだけど、うちのリペアーマン、目黒君は、
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だから・・・こうしてみると・・・ ほとんどフェンダーの「オールドの組み合わせ」と同じでした(笑)
「ウチにあるネックに合わせるには、このボディかなあ?」なんて考えてたら、もうフェンダーがやってました。そう考えると、やっぱりフェンダーやギブソンは、伊達や推挙でギターを作ってるわけではありませんね。「ある方法論」がきちんとあるんですね。私が50数年考えてきた結論は、フェンダーではとっくの昔、60年前に答えをだしているんですね。「レオ・フェンダー、恐るべし!」です(笑)。
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私のJUNOのレスポール・もどき、あるでしょ?(笑)。あれを最初に弾いたとき、まったくレスポールの音なんか求めてはいませんでした。見た目が可愛いし、バランスが悪いだけで、なんとなく使い物になりそうなので買ったんです。レスポールにあるまじき細いネック。そのうえ、ありえないデチャッタブル・ネック。レスポールとして見たら失格だけど、「なんとなくレスポールの形っぽくしちゃいました」っていうものなら、許せます(笑)。私にとってレスポールのコピーであってくれる必要がないんですから。「あのギター」として、使える音ならよかったんです。もうわかりますよね。「デチャッタブルの細いネック」は、私の好みの音なんですね。結果、フロントだけちょっぴりレスポールっぽい音が出せますが、リアはSGのほうが近い。しかもそんなに「ちゃんとした音」ではありません。でも「好み」なんだから、しょうがないですよね。ナット交換と調整をして貰ったら、それなりにはなってしまいました(笑)。今恐ろしいことに、これに「GRECOのネック」を付けたらどうなるんだろう?なんて、ヤバイことを思いついてます。デチャッタブル同士だからこそできる、「レスポールのネック交換」(爆)。 「これのマネをしてみた」
もちろん、ルシアーさん達がきちんと作ったギターと比べるのは、間違ってるとは思います。きっと「そんなオモチャで満足してるヤツとは、口もききたくない!!」と(笑)。でもね、他のHPで「きちんと作られたギターは、ネックとボディをネジ止めしなくても、持ち上げられます。」って書いてあったんだけど・・・すいません、私のフォトジェニックも、持ち上げられます(笑)。ザグリの加工も適当です、けど・・・音には影響ないですよね。私は弾いていて、なんの違和感も感じません。ずいぶん手を加えたので、とてもじゃないけど、1万円では売る気にはなりません。・・・っていうのが、ルシアーさん達の値段のつけ方じゃないのかな? |
まあ、いろいろ反論もあろうかとおもいますが、そういう人は、自分のHPなりブログで書いて下さい(笑)。そしてそれを、私に読ませて下さい(爆)。これが今のところ、「私の自論」です。もう、考えてるだけで楽しいです。推理小説みたいなモンですから。いかにみんなのウソにひっかからず、真実にたどり着けるか!です。(笑) みなさんも、参加しませんか?(爆) |