う〜〜〜ん、また良い題名をみつけちゃったなぁ〜(笑)
知恵袋を見てると、「ゆとり君」が大活躍(爆)
いったい何をどうするとそういう疑問にぶつかるのかを、こっちが質問したいぐらいである。
なので・・・
「君の質問は、疑問じゃない!」
これを中心に書いていこうと思います。といっても、初心者に限って、こういうのを読まないんだけどね(笑)
まずだ(笑)
「○○○○と、ネットに書いてありましたが・・・」
「○○○○と、良く聞きますが・・・」
それを書いたのは誰だ?
誰がそう言った?
どこのプロのギタリストが言ってるの?
どこのギター製作者が言ってるの?
そいつはひょっとして、アマチュアじゃないの?
ギター暦6ヶ月の人が書いてるんじゃないの?
ギター暦20年だけど、バンドをやってない人じゃないの?
その人が言ってることが、正しいという証拠は?
君は、確認したのか?
例えば・・・
「ストラトにハムバッキングを付けても、レスポールの音にはならない!」
試してみたことのある人、いる?(笑)
これは一般常識(爆)。でも「定説」だ。今時、やってみる人などいない。みんな、そう思い込んでるだけ。実際に「まったく同じ音」にするのは難しい。でも私に言わせれば「いや、別に代わりはできるでしょ。」(笑)
これね、ジミー・ペイジが「レッド・ツェッペリンの初期のアルバムは、テレキャスターで弾いてる。」って言っちゃったの(笑)。みんなが何十年も、レスポールの音だと信じ込んでいた音。テレキャスターで出るんだったら・・・ストラトでも出るんじゃね??(爆)
実際には、「同じ音」にはなりません。でも「レスポールで弾いてるパートの代用を、ストラトで演るのは充分可能。ただし、レスポールを使ったほうがはやい。」これです。私は「試してる」から。人の話なんか、信用してないからね(笑)。だから私のギターにはHSHやSSHが多いの。
人の話を鵜呑みにしても、ロクなことはありません(爆)。プロの意見、先人のアドバイスは、自分のなかで租借すること。「できない!」って言われたら、ほんとにできないのか試してみること。
ネットを見てると、エフェクターのレビューがいっぱい出てますよね。あれを書いてる人のほとんどは、アマチュアですからね。初心者に毛の生えた程度の人。ギター暦が1年でも20年でも、アマチュアは所詮アマチュア。プロが現場に投入している意見とは、ワケが違います。まあ簡単に言えば、誰でも書ける読書感想文だから(笑)。困るのは「私は、こう思った。」「私は、そう感じた。」って書いてくれないこと。なので初心者が鵜呑みにしちゃうんだよね。
「○○○○の曲の、音作りはどうしたらいいですか」
「○○○○のエフェクターで、音作りは・・・」
こんなことで時間を取られるぐらいなら、ギターの練習をして下さい。音作りはスポーツでいうところの「フォーメーション」。ドリブルができない人がフォーメーションを勉強しても意味は無いし、その前に「ドリブルができるようになること」−「普通に弾けること」のほうが、はるかに重要です。
「ドリブルの練習」は、ある程度まで言ったら「相手」が必要ですよね。でもまだ、フォーメーションの前です。ギター2人でとか、ギターとベースで、とかですよね。そしてバンドの演奏を開始して、初めて「フォーメーション」がスタートします。そこで初めて、「音色が」とか「音量が」になります。
ギターは基本、「ギター+アンプ」の音。それで行く人もいれば「ギター+エフェクター+アンプ」の人もいます。
ネットの中はね(笑)、「チューブ・アンプ推奨派」が「多く意見を述べています」。わかる?(爆)。トランジスタを使ってる人は、別に論議には参加しないから。私みたいにね(笑)。だって、チューブ・アンプを否定はしないもん。でも、トランジスタを使ってたりします(爆)。レコーディングしちゃった音では、バレないし。
そしてね(笑)。大きな声で言っちゃダメだよ。私は「大きいアンプ」を使用する前に、「小さいアンプ」を使うことは反対です(爆)。つまり、初心者に「練習用アンプ」なんていってるものを預けるのは、大反対なんです。それがチューブだろうがトランジスタだろが、です。
「大」から「小」に行った人は、「あれっ?」って思っても、その違いを自分の中で吸収できます。箱が小さい・スピーカーが小さい・出力が小さい・アンプ部が貧弱。すべてにおいて「大」の方が高性能なのは、値段でもわかりますね。「小」が「そういう音」しかしなくても、納得します。
ところが初心者に「小」を預けます。実際に出ている音が客観的にどうあれ(笑)、「自分の納得する音」にします。そしてそれで練習します。そういう人がスタジオに行って「マーシャル」や「JC−120」を使った時、どんな音を出します?(笑)。その結果、どういうことが起きてると思います?。「マーシャルとJC−120しか知らない初心者の急増」です。だってネットでの「チューブの代表」はマーシャル。その話ばっかりですよね。そして「トランジスタの代表」がJC−120。マーシャル・JC−120以外のアンプの話って、どのぐらい初心者に届くのでしょう。そして「小さいアンプ」の知識しか持たない初心者は、自分が知ってる「小さいアンプの音」を、マーシャル・JC−120で増幅します(爆)。「小さいアンプの音」でいじくりまわしたエフェクターを、アンプに繋ぎます。
だいたいにして、私より上の世代。今一線級でギターを弾いてる人達がギターを弾き始めた頃には、まだこんな小さいアンプなんて無かったの。もちろん「初心者セット」なんていうのも無いし。「小さいアンプの代表」は、チャンプとピグノーズ。でもまともに自分のアンプさえ買えないような人が、こんな小さいアンプにお金を出すハズがないんだね。私の世代で自分のアンプを持っていたのは、プロを目指しているか、道楽息子のどっちか(笑)。それでもマーシャルやツインは買えなくて、国産のトランジスタが普通だったのね。みんなの手本になってる人って、「そういう人達」なんだよね。少なくとも私の周りで、家で小さいアンプで弾いてたヤツなんて、1人もいないもん。「All or Nothing」(爆)。でかいのを持っているか、アンプは持ってないかのどっちか。
私はどんなに批難を浴びようが(笑)、「小さいアンプ・練習用アンプ 不要論者」です(爆)。私からすれば、子供用のオモチャのギターと同じ。お金を出すのは、もったいないです。ある程度以上の中・上級者は、いいです(笑)。勝手に使って下さい(爆)。それが「どういうことなのか?」判って使ってますから。
ただし今現在、性能のいいチビ・アンプがかなり出てきました。なぜでしょう?(笑)。答えは「商売になるから」です。初心者がこれに飛びつくことがわかったから。アンプとしての必要性とか、モノの良し悪しではありません。「売れるから作った」商品。小さい3段スタックなんて、どこに必要性があるんでしょう?(笑)。小さい3段スタック×3セットで、ライブでもやる?(爆)
だから、予言しておきます。
「小さいアンプ・練習用アンプを使ってるコ達が、これからどうなっていくのか。」
まず最初に言えること。
「大きいアンプを買わない。」
ライブで普通に使うとしたら、最低40Wクラスのアンプが必要です。まあ、AC−30などは別格ですが。スタジオやライブハウスで使うマーシャルやJC−120しか使わないようになります。1万円のアンプを買うのにグダグダ言ってるコが、大きいアンプを買うと思います?(笑)。
これね、昔のほうがよかったんです。だって昔は「小さいアンプ」なんてなかったから。40Wクラスの種類も少なかったし。マーシャルといえば100W。50Wを見つけるほうが至難のワザでした。ブギーが出てきて初めて、この40Wクラスが充実してきたんです。「アンプを買う」というのが、あたりまえにデカいアンプを買うことだったんですね。そして次に・・・
「大きいアンプを使えない。」
「大きいアンプの使い方を知らない。」
バカの1つ覚えのように、「チューブ・アンプで歪ませろ!」(笑)。その結果、世の中に氾濫してるバンド、見てますか?(笑)。まともに「リード・ギター」を弾いてるバンド、どのぐらいあります?。今のコの「リード・ギター」って、歪んだ音をオクターブでメロを弾くことじゃない?。それと「開放弦を交えた、トリッキーなフレーズ」。これ、しょうがないのね。「アンプで歪ませてる」=「エフェクターを使えない」。結果「リード・ギターのための音色」が作れないのね。たぶん普通のギター・ソロを弾くと音量が下がって、淋しくて弾いてられないんだと思うの。ましてや「ギター2人」とか「ギター3人」を、みんな否定してるから(笑)。
「うまいバンド」で「ギター1人」は、全然OKなんです。それは音量の問題じゃなくて「隙間の使い方」だから。ドラム・ベース・ギター・キーボードの4人がいれば、ほぼどんな「演奏」でもできます。はて?では今の若者バンド(笑)で、これでキチンとリード・ギターを弾いてるバンドって、どれぐらいいるんでしょう?。
もともと4人でも音が薄い⇒ギター・ソロになると、スカスカになる⇒音量・音圧を得る方法を知らない⇒とりあえず音量・音圧が稼げるフレーズにする⇒オクターブ・和音でにぎやかにする⇒ギター・ソロにはならない
違います?(笑)。
「リード・ギターっていうものが無くなる。」
小さいアンプと大きいアンプの、ギャップが埋められなくなります。「小さいチューブ・アンプ」を預けたコが、部屋でどんな音で練習してると思います?。きっと、ギンギンに歪ませた音でやってることでしょう。ようつべの「弾いてみた」をみると、良くわかります。ギャンギャン歪ませた音でバッキングをやって、ソロになったとおもったらオクターブのかき鳴らし。それじゃなきゃスイープやトリル・・・。あれ、他の曲に応用が利くと思いますか?。「小さいアンプで出してた音を、大きいアンプでそのまま大きくする」。これしか応用が利きません。結果、どうなると思います?。
「スタジオに行くと、ギターがうるさい!」
「スタジオに行くと、ギターが聞こえない!」
これですよね。
「そんなこたぁ〜ねーよ!!」
(笑)
そうじゃないバンドって、誰?。ほとんどのバンドが「私が言ってる音」で演ってない?
「アンプで音を出さないと、正確なピッキングのニュアンスが得られない。」
こんなこと言ってる人がいたんだけど・・・(笑)。
私の周りにいるギタリスト達。アンプに繋がずに弾いても、まるでアンプがあるかの如く音をコントロールしてるんですケド・・・(笑)。
エレキ・ギターの生音でのプレイでも、ウマいのがハッキリわかります。ギンギン・グシャグシャに歪ませた音でやるビブラートは、練習になるの?。それのドコに「ニュアンス」があるの?
「○○○○に似た曲で、オススメは?」
「良い洋楽を教えて下さい。」
これを言ってるコ達は、自分の知ってる「音楽の範囲」でしかモノを言ってません。いわゆるJ−POPで、自分の知ってる曲以外に「あと少し」ぐらい、自分の知らない音楽があると思っています。今一般に「スグ買える曲」で、1000万曲ぐらい。iTuneやAmazonで、今すぐ買える曲がこのぐらいあります。何のドコを、どうやって教えればいいの?(笑)。
レンタルCDは1枚50〜300円。「買う」ことを考えたら、夢のようです(笑)。まあ。洋楽は簡単には手に入りませんが。それでもネット・ラジオがあれば、リアルタイムに情報が入ってきます。今イギリスやアメリカでどんな音楽が流行っているのか?誰が売れているのか?が、すぐにわかります。でもこういうことを言うコに限って、お店に言ってCDを見たりしないし、ラジオで探そうとはしません。根本的に「ゆとり君」(爆)。最近は、音楽雑誌も見ないようです。ギター・マガジンやプレイヤーの記事のことが、知恵袋で話題になるなど皆無です。毎月、「プロのエフェクター・ボード」とか紹介されているんですけどねぇ〜。
私は、私自身がナゼこんなにいろいろな音楽を知っているのか、私自身でもわかりません(笑)。どっから見つけてきたのかなど、覚えてるはずもありません。まあBESTアルバムで済ませられるほど淡白じゃないし、意地が汚いから皆揃えたくなるんですケド。他でも書いてますが、私はユーミンが好きではありません(笑)。でも、彼女の曲は認めてるし、演奏もすごいです。今回BESTが出たので「旧録音」と聞き比べようと思ったら・・・10数枚のアルバム・データーがありました(爆)。自分の意地の汚さに、ビックリです。いつどこで、どうやって揃えたのか?・・・。記憶はありませんが、みな聴いていました。そのかわりと言っちゃなんですが・・・サザンを1枚も持っていないは、覚えています(爆)。ミスチルやB'zは、娘のコレクションでしか知りません。なので邦楽が、1万枚ぐらいで済んでるんですけどね。
「○○バンドの××っていう曲のTab譜がみつけられません。ある場所を教えてください。」
「Tab譜に書いてることがわかりません。」
「Tab譜の通り弾いているんですが、どうも違うような気がします。」
(大爆笑)
なんて答えたらいい?(笑)
ギターを弾かない人のために、説明しておきます(爆)
Tab・Tab譜
語源は「タブラチュア」。大昔から(笑)、「五線譜が読めない人」のために、いろいろな形のものが出てきました。「押さえる場所」「叩く場所」等を直接表記することにより、音符が読めなくても簡易に演奏できるように出来たモノです。ギターでは「六線譜」を用いることにより、押さえるべき弦・フレットのポジション、コードのカタチを指定します。ドラムにおいては通常「Tab」とは呼びませんが、五線譜にそのまま音符を使用して、「叩くべき場所」を指定するドラム譜面もあります。なのでこれは・・・
五線譜が読めない人のために作った、最も簡単な表記
です。これ以上、簡単な表記はありません。つまり・・・
「Tab」が読めない場合、あとは「手取り足取り」指1本ずつ教えるしか方法は無いんです。ちなみに私が子供の頃には、Tab譜はまだありませんでした。なので私は、Tabがとても苦手です(笑)。
そしてですね・・・(笑)
世の中にある曲に対し、全ての楽譜があるわけではない
ましてやTab譜は、儲けになるもの以外は作らない
これです(爆)。楽譜って・・・何するもの?。そう、人に曲を「紙を媒体にして伝えるモノ」です。そしてそれには、「出版」が絡みます。許可無く「楽譜」を作ることはできません。そして楽譜を作るためには、最低限「賃金」が必要になります。誰かが楽譜を起こさなければなりません。ということは・・・楽譜を作ってそれがお金に結びつかなければ、楽譜は作られないということです。なので世の中に、楽譜が存在しない曲がいっぱいあります。ツェッペリンの「モービーディック」のバンド譜なんて、見たことがありますか?(笑)。何十枚にも及ぶドラム譜(爆)。そして「楽譜が無い」ということは、当然「Tab譜」もありません。というより、「Tab譜」なんて初心者しか使わないものなので、どちらかといえば「無くてもいいもの」なんです。
「音楽」を表記するために「五線譜という決まり」ができました。どんなに複雑で難しい曲でも、譜面には書かれています。ところがそれを「読めない人」が出てきました。その人のために「Tab」が出来ました。さて「Tab」が判らない人に、あとはどうやって説明すればいいんでしょ?(笑)。これ以上簡単な表記があるとはおもえません。Tabを見て判らない人は当然、映像を見ても判らないでしょう。耳でもわからないわけです。とするとそこにあるのは「手取り足取り」しかありません(爆)。
お〜〜〜い!初心者の諸君!!!
世の中の全ての曲にTabがあるわけじゃないんだゾ〜〜
そして・・・Tabを見てる限り、一生初心者だゾ〜〜〜〜
ギター用「Tab譜」では、「押さえるべき弦とフレット」「弾くべき弦」が指定されます。このとおり弾けば、曲が進行します。これを初心者が覚えて演奏します。その結果、どうなると思います?
その曲しか弾けない!
結果がこれです。「コード譜」あるいは「五線譜」を見ながら覚えた人は、「コード名」と「そのカタチ」を覚えています。これを繰り返すと、おぼろげながら「コード進行」のようなものがあることがわかってきます。同じような「コード名」が何度も出てきますから。では「Tab」ではどうでしょう?。押さえるべきカタチは、覚えました。ただしそれが「なんというコード名」なのかは、覚えていません。「そのカタチのみ」しか覚えていません。何曲演っても、「コード名」も「コード進行」も見えてきません。普通は・・・
コード譜⇒Tab譜⇒コード譜⇒五線譜
これが「正常な進化」です。最初「コード譜」で覚えようとしますが、なかなか覚えられません。そこでTabの存在を知り、Tabに「助けて」貰います。ただしこの「正常な進化」をしてる人は、「コードには、名前があること」を知っています。「コード名」を追いかけた結果、スピードが上がらないので、Tabに「助けて」貰います。従って、いくつかのコードをスムーズに弾けるようになると、「コード譜」に戻っていきます。そしてそれ以上の進化を遂げると(笑)、五線譜にたどり着きます。五線譜にたどり着いた人には・・・Tabはもう、無用の長物となります。
これをしょっぱなからTab譜で始めると・・・
Tab譜⇒Tab譜⇒Tab譜⇒Tab譜⇒Tab譜⇒Tab譜⇒Tab譜⇒Tab譜・・・
(笑)
一生、Tab譜で暮らすことになります(爆)。Tabには「考える」という作業がありません。コード名がなんであろうと、「押さえるカタチ」だけが表記されています。実際に「コード名」は書いてあるんですが、誰もそんなものは見ません(笑)。「Aのコードのカタチ」が書いてあったら、それを押さえて終り。ところが「コード譜で育った人」は、コード名が「A」と表記されていたら「それは、どのポジションのA?」と疑問を持ちます。コード譜には「A」としか書いてありません。それが「ロー・コード」なのか「ハイ・ポジション」なのかは、自分で判断する必要があります。さて、普通に考えて、どちらの人が賢くなるでしょう〜〜〜〜か?(笑)
「曲が楽譜になる」−今でも「写譜屋さん」って呼ぶのでしょうか?(笑)。一時、みんなPCに移って、仕事が無くなってきたって言ってましたケド(爆)。プロのレコーディングに携わってきた人なら、みんなこの「写譜屋さんの譜面」にお世話になってますよね。「曲を作る人」「アレンジする人」−みんな、きれいな譜面を書ける人ばかりではありません。悪筆で有名な先生の譜面でも、キチンとした譜面に直してくれる「写譜屋さん」。アルバイトに、音楽雑誌の「コード譜」や「譜面越し」をやります。それは「音楽雑誌」という「出版社」がやるので、事はスムーズに運びます。これを個人で譜面を作って売ろうなんて考えたら、とんでもなくハードルが高い作業になります。
普通、譜面が出版される場合・・・その「譜面を書いた人より譜面に詳しい人」なんて、出版社にはいないわけです。JASRACは論外(爆)。これをベリファイしようとしたら、ギャラを倍払うことになります。なので・・・素通りになります(笑)。「合ってないこと」に気がつくは発売後、っていうのが常。ところがこれを「差し替え」−修正するのは、これまた面倒なんです。一度その「まちがった譜面」で、「許可」がおりてますから。なので、ずっと「間違ってることがわかってる譜面」であっても、そのまま放置されていることが多々あります(笑)。
でもまだ「譜面になってる音楽」は、幸せです(笑)。誰かが必要としていて、商業ベースでペイする、と判断されたものですから。
譜面は「作る人」と「買う人」がいないと、出来上がりません。
譜面が必要とされてない楽曲=譜面がない楽曲も、たくさんあるんです。一般に「売れた曲」は譜面になりますが、売れてない曲は「譜面はないモノ」と考えたほうがいいです。探すだけ、ムダ(笑)。ウチのバンドの演奏で譜面になっているいるのは、唯一「尾崎君の曲だけ」です。他の自分達の曲やバックで演ったものは、譜面などありません。私は、持ってますけど(爆)。ウチのバンドの曲の譜面など、作っても売れません(笑)。なので、作られません。当たり前の商業原理ですね。
「○○バンドの××っていう曲のTab譜がみつけられません。ある場所を教えてください。」
そんなモン、あるわけねーーだろ、バ〜カ!!って、ツッコミを入れたくなります(笑)。普通は、スルーしますケド。その点洋楽はそこがユルユルなんで(笑)、「コード譜」「Tab譜」が個人サイトにいっぱいあったりします。でも逆に超有名な曲でも、五線譜が存在しないものもあります。
「マイケル・ジャクソンのHeal the Worldの譜面はありますか?」
おいおい!!「オーケストラ譜面」を誰が作るの?(笑)。ギターが入ってない曲だったら、どうする?(爆)。私の感覚からすると、コード譜があったらラッキー。譜面なんかがあった日にゃ超ラッキー、です。無い方があたりまえだと思ってますから。「フリー・バード」の譜面があったら買う人はいるでしょうが、「ハイウェイ・ソング」の譜面を必要としてる人がこの世にいるとは、到底思えません(爆)。「ギター・ソロだけ」っていうのは、音楽雑誌の得意なところです。「その分のギャラ」だけで、一生遣い回しができますから(爆)。
「Tab譜」−あれば便利なんでしょうが・・・半年から1年で卒業して下さい(笑)
こんなモノに頼っていたら、いつまでたっても「音楽」はできませんよ。
ギターもアンプもエフェクターも、譜面のTabも、みんな「音楽」のためにあるんですからね。
「道具」であり「手段」です。「目的」じゃないですからね。
「音楽」や「曲」として、存在させないと意味はありません。
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