Column 86 |
Cubase LE を使ってみよう!(^O^)/ |
全国のG5ユーザーの皆さん、ご機嫌いかがですか? 外は大雨。こんな時は、部屋に閉じ篭っているのが一番(笑) |
|
|
|
これが「起動直後」の画面です。今迄に見たこと無い「プロジェクト・アシスタント」なるものが出てきます。これは何かと言うと・・・ |
|
|
|
Cubaseのフォルダーの中に「テンプレート」というフォルダがあります。そこを開くと、この21種類が待ち構えています。「おおよそ基本となるであろうスタイル」を用意してあります。バンドから弦楽四重奏まであります。 ではその中から、「Classic Rock Production」を開けてみましょう。 |
|
|
はい、これが「Classic Rock Production」を開けた直後の画面です。既になにやら「データーらしきもの」が見えます。順番に説明しますね。 |
|
はい、これは「今選ばれている音」です。[GM 129] Stereo GM Kitというのが、この「ドラムセットの名前」です。その下130以降は、ドラムセットになっていますね。この箱は、画面の関係ないところをclickすると消えます。では次のトラックの「ベース」を開けて見ましょう。 |
|
こちらは[GM 034] Electric Bass (Finger)というベースだということがわかります。「指弾きのベース音」っていうことですね。このプロジェクトのトラック1・2・3には、トラックの数字の左側に「ピアノの鍵盤マーク」があります。これが「MIDIトラック」であるという印。その下、4・5・6には「波形マーク」。これは「生録トラック」です。つぎに「ミキサー」を開けてみましょう。一番上のメニューの「デバイス」の中に「ミキサー」があります。 |
|
これが「メインミキサー」になります。録音・再生用のフェーダーが出てきます。各フェーダーの下には、「トラックに付けられた名前」が表示されます。これでどのフェーダーがどれなのか、わかるようになっています。 |
|
これが「1つのトラックの状態のすべて」になります。エフェクターやEQ、センドの状態などがわかるようになっています。今回のCubaseの「プロジェクト・アシスタント」の目玉商品です(笑)。すでに「基本的なEQ」がなされ、「必要であろうエフェクター」がセットされていて、オマケに「FX」チャンネル−トータル・エフェクトまでセットされています。真ん中の大きい黒い箱(笑)。これが「EQ」を視覚で表したもの。中央の線より上は「増幅」。線より下なら「削減」です。これは「4ポイントのパラメタリック・イコライザー」です。「パライコの使い方」を覚える必要があります。
そしてその箱の左側にあって、縦4つに並んでいるのが「インサート・エフェクター」です。すでに3個セットされています。ウチ下2つの「eマーク」を押して、エフェクターを出しています。
■ここでまず、この「VST」について、軽く説明しておきます。 このVST−バーチャル・システム・テクノロジーはスタインバーグ社の提唱によって生まれた「PCで動く機器の統一規格」です。通常「VSTi」とするとインスツルメント−楽器を指し、「VST」のみで「エフェクター」を言います。前出の「Halion」の音源もVSTi。この2つのエフェクターもVSTです。 |
|
これが、このトラックにセットされている「アンプ・シミュレーター」です。アンシミュとしての「基本的な能力」は、全て有しています。メニューを開けてみましょう。
さて、続きです(笑)。ミキサー画面右側。黒い箱の右側にもなにやら「エフェクターらしいもの」が見えます。その下のミキサーを見ると、そこにも「エフェクターの名前」が表示されたチャンネルがあります。これが「FX」。いわゆる「センド・エフェクター」になります。 |
|
「インサート」と「センド」。なにやらメンドウですが、覚えてしまえばこれほど使いやすいものもありません。またこの「Cubase LE」においては、インサート・エフェクトが「1チャンネルで4つまで」という、「機能制限」があります。これは上位機種になると、制限がなくなります。エフェクターの数も、録音できるチャンネルも、無制限になります。使える数は「PCの能力」に依存することになります。 もう1つ「FX」について。ミキサー類を全部消して、トラックだけにすると・・・ |
|
普段は隠されていますがトラックにある「フォルダー・アイコン」をポチッと押すと、「FXのトラック」が開きます。「赤い線」が出てますよね?。これが「オートメーション」の視覚表示です。
■これは、覚えなくていいですからね(笑)。話として聞いて下さい(爆)。
さて最後に「ドラムのトラック」を見て下さい。なにやらすでに「データー」が入ってます。4つコピーされ、8小節分あります。これのどれでも良いので、クリックして下さい。 |
|
|
|
これが「ピアノ・ロール画面」。打込みのための「基本画面」です。左に縦にズラッと並んでいるのは「ピアノの鍵盤」。ドラムの場合、決まった音のところに、決まった音色が入っています。マウスで鍵盤をポチポチすると、音を聞くことができます。 |
|
|
|
で(笑)、このドラムのデーター。下のほうに「棒グラフ」がいます(笑)。これが「ベロシティ」。「叩く強さ」を表します。棒が長いほど強く叩き、短いと弱く叩きます。これはベースやキーボードでも同じです。違うのはこの「ベロシティ」のところをクリックすると、「モジュレーション」などの「他のパラメーター」もココに書き込むことができます。これは「使う音色」によって、様々なパラメーターが出てきます。「オルガン」であれば、「レスリーのON/OFF」などもココに書き込みます。それは「棒グラフ」の場合もあるし「折れ線グラフ」の時もあります。ピッチ・ベンドなども書き込めます。そしてその書き込んだデーターを、別途「数値」で出して、直接数値を書き込み・変更することもできます。ピッチ・ベンドなどは、「正確な音程」で停止させたいですからね。 |
|
|
|
これは「いままでに何も無かったところ」に、上の「えんぴつカーソル」でドラッグして、「次に入力する場所」を指定しているところです。この、「最初に指定する」という概念が、最初に初心者のネックになるところ。「生録」は勝手に書き込まれていきますが、ことMIDIに関しては、「先に指定」してから、そこをクリックして開けて、初めてデーターの入力ができます。 この画面では、ドラムが入っている8小節分を作りました。ここに「ピアノ・ロール」の画面で、ベースを入力していきます。ところが夢中で入力しているうちに、9小節分入力してしまいました。さて、どうなるでしょう? ダイジョウブです。「多く入力した分」は、勝手にCubaseが判断して、9小節分にスペースを広げてくれます。そういったことは、作業中にはあまり気にすることはありません。たとえ小節がずれたとしても、カット&ペーストですぐに治せます。上の方に「はさみカーソル」がありますよね?。それを使えば、この箱を任意の場所で、チョキチョキ切ることができます(笑)。「はさみカーソル」の右側にあるのが「糊カーソル」。接着剤です。これをクリックしてから上のドラムの状態のところをクリックすると、すぐ隣の部分はくっついて、「1つのもの」として動き出します。3回クリックすると、「8小節ひとかたまり」になります。「歌の1番」ができたら、その分を糊でくっつけると・・・、そのまま後ろにコピーすれば、「歌の2番」は、何もしなくても出来上がります。そういう「便利なコマンド」があっちこっちにあるので、気にして覗いて見てください。「キーボードのショートカット」と一緒に覚えると、作業がとても早くなります。
|
|
これが「プロジェクト・アシスタント」です。「必要であろうもの」を最初から用意してあります。もし使ってみて「これはいらないジャン!」って思ったら、その機能をOFFして「保存」して下さい。そうすれば次回からは、「あなたが作ったプロジェクト」を呼び出すことができます。というか・・・
|
|