Report 08

Squier Vintage Modified Tele SSH(Black)の話


ども、Randy伊藤です。
ますたー様のプレテクシンラインレポートは面白かったですね。あのシンラインは私も一時買おうかと検討したことがありましたので参考になりました。ピックガードの処理もお上手で流石でした。
 
Doo様の韓国レポートも大変興味深かったですね。韓国国内だともっと強烈に安いのかと思っていましたが、日本で売られている安ギターとあまり変わらない値段で安心というか期待外れと言うか…
 
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さて、私が以前に買いました報告をしたSquier Vintage Modified Tele SSH(Black)がやっと形になりましたのでまた自慢させてください。
 

 
元はコレの黒です。楽天で安売りしてたので、思わずポチりました。安物、しかもおそらく不人気モデルの投げ売りです。でもどうしても、なんとしても、心から…ミニハム+ストラト+テレのHSS仕様のギターが欲しかったんです。

なんてったってBrent Masonのギター、↓コレと一緒の仕様ですから(笑)
 

Brent Mason HP
 

Brent Mason Signature

 
しかし買収したValleyArtsブランドとは言え、Gibson資本傘下のテレキャスとは…
 
Squierのギターが届いて最初に触ってみた感想ですが、まずネックが太いです。というかローポジション(0〜3フレット近辺)がヘッドに向けてなぜか妙に厚くなっています。
 

[fig02]
  
5フレットより上のポジションでは、ほぼフェンダーのCネックと同じです。ローポジションの握りのせいで全体が太いという印象を覚えますが、弾くのに支障が出るほどではありません。ネック自体はそれなりにしっかりしていて強度もありそうだし、フレットは現代的なミディアムサイズでビンテージタイプより太くて高く押さえやすいです。ビンテージ色ではないですがグロスフィニッシュのネックです。フレット端の仕上げは及第点といったところ。ナットはプラスティック製ですが、溝の整形などはまずまずで弦の手応えも悪くありません。(どうせナットは変えるんですが…)
  
ペグはフェンダーのアメスタに似たロトマチックで取り付けや精度も悪くないです。ヘッド裏にはシリアルNoとCrafted In Indiaの文字が…ってインド製ですか?(*_*)!
 

[fig03_1、_2]
  
とりあえずカレー臭くはなかったです(^_^;)
 
 
ボディは Indian Red Cedarというあまり聞いたことがない材の、たぶん3〜4ピース(潰し塗装なので推定)、標準〜ちょっと重い程度の重量。塗装は綺麗で塗面の荒れや塗ムラなどは無く、いたって普通の仕上がりです。ピックアップ用のザグリはフルサイズハム+シングル+テレという構成で、配線用のザグリもあります。とりあえずスイミングプールザグリじゃなくて良かったッス。
ザグリ内部は電導塗料でしっかりシールドされアースラグも付けられています。ネックジョイント部の加工精度は、見えるところはまぁまぁに思えますが、ピックガードに隠れてる下は開けてビックリ玉手箱、ネックエンドの角の部分が大きくくり貫かれていて、直線3点のみでボディとネックが接触するようになっていました。
 

[fig07]
 
自分は驚いたのですが、webで調べるとsquierではわりと普通みたいですね(^_^;)
  

 ブリッジはビンテージタイプの6way。構成部品のバランスやスプリングの強さが適正なのか、ガタもブレもビビリも無くシッカリしていてとっても優秀なパーツ。ビンテージの6wayは弦のテンション、スプリングの強さ、弦高ネジなどのバランスを取るのが難しく、どう調整しても安定しないパーツもあるので、なかなか貴重です。
  
ただ私の弾き方だと、センターピックアップの真上を避けるように右手を構えると、ブリッジプレートのフチがフィンガーピッキングの邪魔になってしまう(泣)…う〜ん、フチが無いモダンタイプと交換ですね。(いずれ他のギターに使いましょう)。コントロールプレートは、サイズは普通だけど前後が逆さです。カッティングでスイッチに手が触れるのが嫌と言う人が行う改造ですが、私には使いにくいですし、黒いノブもカッコ悪りぃッス。
 
まずアンプを通さずに弾いた印象は、ネックもボディもブリッジもナットそれなりで、少なくとも嫌な響きや安っぽさを感じることはありません。さすがに生鳴りの良さでは高額なギターにまるで歯が立ちません、でもまるでダメという烙印を押すほどではないです。総じて及第点といった印象でしょうか。ネックは軽い順反り状態、反りは単純かつ軽微なものでロッド調整で吸収できそうです。
 
次はアンプにプラグインして鳴らしてみました。
このギターに搭載されていたピックアップはいずれもDuncan Designed製で、モデル名はsquierのカタログに記載されているものの、どんなタイプなのかはどこを見ても不明という代物です。アンプで鳴らしてみた印象ではこんな感じ。
 
 
・ネック側(以降Nと省略) ファイヤーバード型のミニハムバッカー
 
丸いではなく太い、いやブッとい感じ、シングルのネック側とは別物、音質は悪くないと思うが、低音がブーミーで自分の用途にはちょっとパワーがあり過ぎ。フルサイズハムバッカー用ザグリの一番ネックよりに寄せてピックガードに釣り下げマウントされています。
 
・センター(以降C) ストラト用スタック型
 
パワーが低過ぎで、良し悪しの前に音量が他のピックアップと釣り合わない、音質もヘニャヘニャ。最初はスタックのコイルがどちらか死んでるか?と思い、テスターで当ってみましたが断線はありませんでした。こちらもピックガードマウント。
 
・ブリッジ側(以降B) テレキャス用スタック型
 
現代的なパワーがあってトレブリー。「普段テレキャスを弾かない人が抱くテレキャスの印象」を良くシミュレートしてると思うが、Twangyな低音は出ないです。Hi-Midがギュインと強調されている感じで、歪ませてもトレブリーさが残るあたりはロック向けなんでしょうかね。
 
ピックアップセレクトスイッチはストラトと同じで、N、N+C、C、C+B、Bの5wayでした。   
NとBはパワーがあるのに、Cのパワーが無さ過ぎで、音の善し悪しの前に全体のバランスが悪く、3ピックアップ構成が生きてないと感じました。テレキャス弾きとしてはN+Bのミックスポジションが使えないのが何より痛いです。(NとBはそれなりにバランスしていそうなのに…)。C+Bのいわゆるハーフトーンは、意外にも繊細ないい音で、CおよびB単独の印象をガラリと覆してくれました。
いっぽうN+CはNが強すぎで音の変化に乏しく、なんだか抜けの悪いハーフトーンです。"Vintage Modified"と銘打っていますが、全体にビンテージっぽさは微塵も感じません。
 
ボリュームは500K、トーンには250KのAlpha社製ポッド、配線もそこそこしっかりしたものが使われており好感が持てます。
 
全体的な印象では、造りは中程度でブリッジやナットなどの基本は悪くない、ピックアップのバランスが悪いため音は???。ピックアップを交換すれば大きく化けそうと感じました。


■カスタマイズプラン
当初からカスタマイズ・改造する前提、ヤル気満々で購入したギターです。
目標は先に挙げたValleyArtsのシグネイチャーモデルというか、そのベースになっているBrentの68年製テレキャスターですが、所詮は2万でおつりがくるような安ギターですから、彼のギターの音が出るとは思っていません。
あくまでBrent「風味」で十分です。それでもこの仕様のギターが欲しいんです、ミーハーなんです(笑)。あまり肩に力を入れずに行きましょう。
 
Brentのオリジナルギターは、元のナチュラルフィニッシュを剥がさず、ザラザラのシルバーがオーバースプレーされているように見えます。素人作業と思われる荒れた塗装面とスタジオやステージでの酷使を伺わせる剥がれが、何とも言えない風格を漂わせています。
 
一方ValleyArtsのギターは当然ながら美しいシルバーでフィニッシュされています。ピックガードはどちらも黒の3プライ8点止め、メイプルネック、ロトマチックのペグ(ValleyArtsはスパーゼル)という仕様になっています。
 
コントロールプレートはゴールド(オリジナルはだいぶ傷んでる)、3つあるVOLとTONEのノブは、やはりゴールドのドーム型(真ん中だけ形状が異なる)。
 
ブリッジはモダンタイプの6wayでクロームかニッケル、BrentのオリジナルギターはパーソンズでもHipShotでもないBベンダーが付けられています。調べてみたところではMcVay Benderってヤツみたいです。
  

McVay Bender
 
またネックはメイプルonメイプル指板となっています(ValleyArtsはワンピースネック)
 

ピックアップやコントロールについては、ValleyArtsのページに以下のように記載されています。
 
Controls: 3 knob: neck & bridge volume, middle volume, master tone/series-parallel for middle pickup
Switch: 3-way
Pickups: Gibson mini-humbucker (neck), Duncan Hot Stack (middle), Duncan vintage lead stack (bridge)
 
ピックアップはNにギブソンのミニハムバッカー、CにダンカンのHot Stack STK-S2n、BにダンカンのVintage Stack STK-T3bという組み合わせ。
コントロールはテレキャスターの3way(N、N+B、B)に、独立したボリュームでCの音をブレンドする配線となっています。
 
さらにポッドの一つがPush/Pullのスイッチ付きになっており、CのHot Stack STK-S2nの2つのコイルの直列/並列を切り替えられるようになってるんですかね。Cに高出力のピックアップを付けて、独立したボリュームでNやBと完璧なバランスを取る、あるいはスイッチポッドで出力を切り替えたり、微妙にブレンドしたりと、ハーフトーンに対する強いこだわりが感じられる回路ですね。
  
オリジナルギターも配線はたぶん同様でしょう。
ピックアップはNにオールドPAFが付いているという情報を見たことがあります。Cにはセイモアダンカンのロゴが入った赤いフルカバーのピックアップ。(たぶんダンカンのHot Stack STK-S2n)。Bはポールピースのスタガード具合がダンカンのVintage Stack STK-T3bのように見えます。この動画でも「ダンカンのスタックだ」と言っているように聞こえます。

 

Brent Mason with Telecaster & Xotic Guitar XS-1
 
しかしBrentのオリジナルギターは(たぶん)自家塗装に、ゴールドとクロームが入り混じったハードウエア、チグハグな印象のピックアップレイアウト…それでいて飛び出してくるのは極上のサウンド。弾き手の技量も併せて、まさにナッシュビル版ヴァンヘイレンのフランケンギターといった風格ですね。
 
 
さて私のsquierですが、とてもBrentのギターのような風格は出せません。中途半端に真似すると悲しい結末になりそうな予感もします。なので塗装はそのまま、白3プライのピックガードは真っ白で安っぽいので交換(でも黒ボディに黒ピックガードもまた安っぽいかな?)。ブリッジはルックス&プレイアビリティからモダンタイプに交換。黒いノブはシルバーに交換(ゴールドは…無理ッス)し、前後逆さも戻しましょう。ピックアップは、ヘニャい音のストラト用は絶対に交換だし、ブーミーな感じのミニハムもビンテージっぽい出力&ルックスに交換したいなぁ。
ネックはロッド調整とナット交換は自分的に必須、ペグもロック式に交換したいところですが、予算オーバーになりそうなので今回は我慢で…方向性としてはハーフトーンが綺麗な現代的ギターを目指します。
 
方針がだいたい決まった所でパーツを揃えていきましょう。
 
ミニハムバッカーのリプレイスメント用は種類が少なくて苦労しました。本家ギブソンのが一番なんでしょうがピックアップ単体がこのギター本体より高いので当然却下です。ダンカンには数種ありますが、どれもアジャスタブルポールピースが無いうえ、ロゴが大きくプレスされていてルックスが好みではありません。安価でビンテージ風のパワーとルックスなのがあれば理想なのですが…新品・中古品、国内・海外を問わずwebを散々探し回ってやっと見つけました。

 

Mini Crunchy Humbucker
 
ここなら出力もルックスも選べますし、とにかくビックリするほど安いです。注文もpaypalで簡単にできましたので、他の面白そうなパーツと合わせて注文しました。
 
Cのストラト用には、ウチにあった在庫パーツをとっかえひっかえテストした結果、ハーフトーンが美しいという理由でレースセンサーゴールドを選びました。
 
配線関係ですが、手元にあったパーツでBrentと同じ3ノブのプレートを試作してみたところ、ノブの間に指が入らず、前から指でつまむように回さないと回せません(*_*)。操作性が悪すぎて私には無理と思いました。さてどうしましょう…
 
■3ピックアップのテレキャスターにおけるスイッチングについての考察
 
2ピックアップのテレキャスのサウンドバリエーションは基本的に、Nのみ、N+Bのミックス、Bのみ、の3つです。
バリエーションとしては、NとBを直列に繋ぐ「ターボ」という改造があり、私も試したこともありますが、個人的には中途半端な音であまりいいと思いませんでした。やはりハムバッカーの音が欲しいなら、最初からハムバッカーのピックアップを搭載すべきだと思います。シングルサイズのハムバッカーもある事ですしね。まぁ、私が普段プレイしている中では、バリエーションが3つで足りないと感じることはほとんどありませんし、満足しています。
 
でもどうしてでしょう?3ピックアップとなると途端に欲張りになります。並列接続のみで考えても、3ピックアップだと、Nのみ、Cのみ、Bのみ、N+B、N+C、C+B、N+C+Bの7種類の組み合わせがあります。この組み合わせ数が3から7と倍以上に増えるところが欲張りにさせるのでしょうか。ストラトの5wayスイッチでは7種類中5種類しか出ないうえ、テレキャスのN+Bミックスポジションの組み合わせが出ないのが不満です。NまたはBとCのポジションを入れ替えればミックスポジションは出るようになりますが、ストラトの大きな魅力であるN+C、C+Bのハーフトーンが一つ犠牲になってしまいますし、何よりスイッチのポジションが物理的なピックアップの位置と合わなくなるため、直感的な操作ができなくなるのがNGです。
 
そういった意味ではBrentのギターはよく考えられています。Cのボリュームを0にしておけば2ピックアップのテレと同じく、Nのみ、N+B、Bのみの3ポジション。Cのボリュームを上げれば、N+C、N+C+B、C+B、の3ポジション
N/Bのボリュームを0に下げればどのポジションでもCのみと、全ての組み合わせが出せるようになっていますし、切り替え順も自然です。
 
3wayや5wayスイッチにスイッチ付きポッドを組み合わせたりして、いろいろと試行錯誤した結果、ALL PARTS JAPANで売られているOakというブランドのテレキャスター用4wayスイッチとスイッチポッドの組み合わせに落ち着きました。N+B、Nのみ、Cのみ、Bのみの4ポジションですが、NのみとCのみの中間でN+C、CのみとBのみの中間でC+Bが出ます(3wayスイッチのストラトでハーフトーンを出す要領です)。
 
またスイッチポッドをPullすると、どのポジションでもCが鳴るため、N+C+B、N+C、Cのみ、C+Bの4ポジションとなります。7種類の組み合わせは全て出ますし、ポジションには多少気を遣うものの、スイッチポッドに頼らなくても6種類の組み合わせが出ます。
 
さらにハーフトーンを確実に出したいならスイッチポッドをPullすれば良いのです。実際に音を出しながら弾いてみても、8割がたはスイッチポッドを操作しなくても済む感じで、これはなかなか使い勝手が良くて気に入りました。
 
このようなスイッチングを考える際には、バリエーションの多彩さばかりに捉われずに、演奏中の使い勝手の良さを十分に考慮する必要があると思います。普段良く使う音(使用頻度:高)、特定の曲だけやパートだけで使う音(頻度:中)、滅多に使わない音(頻度:低)、といった感じに分類し、頻度が高い音をいかに簡単に呼び出せるか、についても考慮すべきだと思います。
 
私の場合はN+BのミックスとBのみの2音が頻度:高なのでスイッチの両端にその音を配置しました。演奏中にスイッチを少々乱暴にバンッ!と切り替えても、真っ暗で目で確認できなくても、手探りと手応えだけで目的の音にたどり着けます。ライブにおいてこの安心感は大事です。
 
 
そういった意味では、Brentのオリジナルギターはとても操作しにくく、万人向けではないだろうと想像できます。それでもBrentがあのギターを使い続けている理由は、おそらく彼のフィールドのほとんどがスタジオだから…ですね。スタジオでは演奏中の使い勝手より、音を細かく追い込める事が優先されるでしょう。音色を切り替えたいと思ったら、ギターのスイッチだけでなくアンプやエフェクターのセッティングも全部直して、別テイクに録ればいいわけですからね。
  
ルックスは画像のようにまとめてみました。
 

[fig04]


交換したパーツは、ヘッド側から順にTASQのナット、ピックガードは黒パールをチョイス。ピックアップの穴は自分で加工(我ながらパールピックガードが多いっすね)。GFSのミニハムバッカー、ミニハムに対しザグリがブカブカなので、エスカッション固定は無理でしたが、Brent風のルックスを目指すならエスカッションは絶対外せないポイントです。そこで薄くスライスしたダミーのエスカッションをピックガードの上に貼ってます。またアジャスタブルポールピースをブリッジ側にしたのもBrentのギターを意識してのことです。Cにはレースセンサーゴールドの白。ブリッジユニットはフェンダーのモダンタイプ(このタイプにするとコンプが掛かったような粘りのある音になりますね)。
コントロールプレートはオリジナルパーツで前後を入れ替え、スイッチはOakの4way、ボリュームポッドはオリジナルの500Kのままで、トーンポッドは250Kのスイッチポッド、ノブはプラスチック製のメッキ品(スイッチポッドに重いメタルノブは嫌いです)、配線は全てベルデン、コンデンサはオレンジドロップといったところ。

出来上がってみるとハムバッカー、スタック、レースセンサーの組み合わせと、電導塗料による内部シールドのおかげで、とってもローノイズなギターに仕上がりました。サウンドも多彩・バランスもグッと良くなって、私の印象では使えない音はありません。ロックサウンドからカントリーまで幅広く使えそうな感じです。(ミーハーで耳がちょっと曇ってるかも?)。特にネック側がギブソンやグレッチっぽいテイストがあり、RockabillyやChetAtkinsなんかを弾くのにイイ感じです。

ルックスもBrentのギターっぽい「ツギハギ感」や、最近のフェンダーっぽい「ちょっとハズした感」がそれなりに出ていて気に入っています。ギターの女神様も貼りました(笑)
 

[fig08]
 
ターボ用の4wayスイッチを使った配線と、レースセンサーのハーフトーンがとっても良かったのが嬉しくて、今回もまたまた駄文を書き連ねてしまいました(^_^;)。これもミーハーな想いが形になった興奮のなせる業でしょう。
 
さらにミニハムにギブソンを、ストラト用も赤いのを探して付けて、ブリッジ側も好みのピックアップにして、ボディもアッシュかアルダーにしたら…なぁんて、よからぬ妄想も膨らみますが、そこまでするなら別なギターを改造するか、ValleyArtsを買ったほうがいいでしょうね(笑)
 
このモデルは不人気だったようで、Squierのサイトの現行品からは消えていますが、もう一本、白があったら入手したいです。なにしろ黒ピックガードでBrentのシルバーにより似てますからね〜。というか、Squierさんがシルバーで再販してくれないかなぁ…

という訳でRandyでした。 でわ〜

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これ、私も試奏まで出かけにいきました(笑)。なんとももはや「テレキャス・フリーク」のハートをくすぐるギターです。名実共に現カントリー界でNO.1のブレント・メイソンのそっくりさん(^O^)/。私は「安いから」見にいったんですが、弾いた感想は「どうせなら、ちゃんと作って欲しかった」(爆)。「見た目」はいいんですが、実戦投入となると、手を入れないとなんだなあ〜っていうカンジ。そこで買ってれば、Randyさんと同じ末路を辿ったんでしょうね(爆)。悪くはないんだけど、味気ないっていうか・・・どっか間が抜けてる組み合わせ。まだシィンラインの3PUのほうがいいかな、なんて(笑)。こうやって理想に近づいていくと、ドンドン「高いギター」になってきます(爆)。私が試奏してるとき店員さんが「いかがですか?」って、3回聞きに来ました。よっぽど「売れないヤツ」だったんでしょね。こういうのを作ってると・・・会社がつぶれるんですよ(爆)。まあ、コッチとしては、楽しいですケド(*^_^*) 

そして後日、追記が届きました。

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そう言えば例のSquierですが、実戦に投入してみたところ、アンサンブルの中でNeck側のハーフトーンの抜けが悪いことが判明し、スイッチングを組み替えました。5wayスイッチ+スイッチポッドの構成にし、こちらのSSH129を参考にしてみました。
  

SSH129
 
Neck側からNのみ、N(Tap)+C、Cのみ、C+B、Bのみのいわゆるスティーブヴァイ配線で、スイッチポッドを引くとN(Tap)+B、N(Tap)+B+C、Cのみ、N+C+B、N+Bの5種類に変わります。本当はスイッチポッドの操作が無いところにN+Bが欲しかったんですが、Nのみ→N(Tap)+B、Bのみ→N+Bはスイッチポッドの1アクションなので妥協しました(^_^;)。テレだとザグリの都合で4回路5接点のスーパースイッチが入らないので苦心の結果です。
 
まぁ、なんにせよギター弄りは楽しいです(^_-)-☆
ゆる〜く、でも真面目に楽しんで行きたいッスね。

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