第10回


Fender Japan Jazz Bass Special   All Black


 
出身地 日 本
生息地 友人宅
金  額 0 円


 

なんでウチには、よくわかんないモノばっかあるんでしょうねえ〜。


「Jazz Bass Special」っていう名前はあっても、同じ形のものが、ネットでも見つからない(笑)

 

これは友達から取り上げたモノ(笑)。だって・・・なかなかいいんだモン。なんか、GUN'Sだか、BONJOVIだかのベースのシグニチャーの「後継機種」らしい。多分、6万円ぐらい?だとすると型番は、「JB−60S」みたいなカンジかな?私がこのベースのルックスが好きなのは、多分うちの「タコヘー」の影響(笑)。タコヘーのは「Seen」(松下工房)けど。

ほんとに、真っ黒。オール・ブラックです。「E」シリアルで、85年製かな?


ヘッドに全部、書いてあります(笑)。

普通の「2ピックアップ配置」のヤツはよくあるんだけど、この「ナナメ配置」は、なかなか無いんです。

もともとはただの「ピックアップ切り替えスイッチ付き」だったものに、「ディマジオのアクティブ・サーキ ット」を埋め込んじゃいました。これは「ストラト」と同じ時に買った「500円」のピックアップ(笑)。
でもこのシリーズ、いいんだわ、これが。天下の「ディマジオ」でっせ!

 

この「ノブの配置」ほ、リペアーマンとあれこれ考えて、これにしました。

一見なんの変哲も無いセットに見えますが、実はスイッチが「アクティブ」のON・OFF。従って、「2ボリューム」で、アクティブとパッシブの「混合」も出来る、面白いヤツ。

 

ブリッジ側は、普通のパッシブ・ピックアップ。上は、スイッチでアクティブとパッシブの切り替えが出来る。パッシブ+パッシブと、パッシブ+アクティブの音を作ることができる、画期的システム(笑)。

 

このシステム、出来上がってみたら、「ヘン」なことに気が付いたの。通常、ベースはピックアップが2つあったとしたら、ただ単に音を「混合」出来るはずなんだけど・・・。こいつは2つのピックアップをフルテンにすると・・・「ハーフトーン」になります(笑)。

 

「ベースのハーフトーン」

 

聞いたことあります?(爆)。上のピックアップに、下のピックアップの音をだんだん足していくと、「ボリューム9」まではドンドン「混合」するんだけど、「10」になったとたん、「フッ」っと「ハーフトーン」になって、音が引っ込みます。ほんとに「ストラトのハーフトーン」みたいなカンジ。

誰がビックリしたって、リペアーマンが一番ビックリしてました(笑)。

 

「ベースにも、ハーフトーンってあるんですねえ〜。」

 

だって(爆)。

 

ネック・ポケットもきれい。

 
 

残念なのが、「経年的劣化」で、ネック表面が、ちょっと枯れぎみ(笑)

 

 

丸みを帯びたシェイプは・・・ちょっと・・・スナフキン(爆)

 

短所
さすがに・・・ネックが順ゾリでした。今回、サーキットの組み換えで、ネックも調整してもらいましたが、ベースはしょうがないそうです。「長いネック」と「太い弦」のせいで、ギターより反りやすいんだそうです。

 

長所

ボディも小さく、シャープで、とても弾きやすいです。普段、ベースを弾かない人でも、違和感なく弾けます。

 

総評
やっぱり、国産はいいですね(笑)。ほんの少し、手を入れてやるだけでガンガン鳴ります。今このコはドラムの家で「レコーディング用」になってます。

 

 

 

いろんなところでね、いろんなもの見るんですよ、私は(笑)。ベースも好きだし、ドラムもキーボードも好き。どれもこれも「じぶんの好きな機種」があってくれれば、嬉しいし。ギターやってて、スネアのスナッピーを見てるのなんか・・・私だけ?(爆)

 

そうこうしてると、いろんなものを発見しちゃうんですよ。いや、なに、気にしなければいいんですけど・・・。こういう性格(笑)ですから、サラッと見過ごすなんてできなくて・・・困ってます。

 

このベースもね(笑)。もともと「フェンダー」っていうメーカーは、なんでも思い立ったら作っちゃうから好きなんですけど。それにしても、作って10年も経つと、自分たちで何を作ってたか忘れちゃうメーカーなんですよ。それは・・・「USA」から「ジャパン」にも、脈々と受け継がれてしまっていて・・・(爆)。だから「加筆」しなきゃいけなくなるんです。(^O^)/

 

この「ジャズベース・スペシャル」。本来は、「スペシャル」だから「スペシャル」なのであって、いっぱいあったら、ちっとも「スペシャル」じゃないと思うんですが・・・

「スペシャル」がいっぱい!

 

 

これ、私のじゃないですよ。私はこんなズボラな弦の巻き方はしませんから。でも私のにそっくり。ヘッドの印象からすると、まったく同じものと思われます。それなのに・・・

「シリアル・ナンバー」が入っていません。持ち主が消したんでしょうか?。

じゃあ、どっちがホンモノ?っていうと・・・

 

 

ゲッ!こっちの人のも、シリアルナンバーが入ってないんですケド・・・

シリアル・ナンバーが入ってる私の方がニセモノ?(笑)。しかも、この人のは・・・

ラメ入り!!

 

 

妙にキレイでしょ、コレ?新品ポイよね。

まったく同じモノのはずなのに、ボディの形状は、全然違います。ピックアップにはフェンダーのロゴが入ってるし、ツマミが4つ。ペグのカタチも違います。

名前が同じだけで、全然別物?

 

 

コチラもシリアルなしです。ペグはラメ入りと同じ形。

 

 

全体的には、ラメ入りとそっくり。「色違い」ってことかな。パーツはゴールドに見えます。

ネックのジョイント・プレートが違いますね。ネックも黒じゃないし。ボディの裏も表も、コンター加工が施されています。こっちの方が、あきらかに進化系。

 

 

これだと、ゴールド・パーツなのがよくわかります。きっと今現在の「スペシャル」は、こうなんでしょう。でも・・・

 

 

同じマッチング・ヘッドなんですが、ヘッドの裏には、塗装が施されていません。よくよくみると、ラメ入りもこれと同じヘッドのようです。写真から判断すると、表面から見える塗装は、そう安っぽくは見えないんですが、「継ぎ目」のところは、なんか、とても安っぽそうに・・・見えませんか?

 

 

で、これなんですけど。なんか私のに一番似てるような気もするんですが、ネックがまったく違います。

 

 

まるっきり、ヘッドがナチュラルになっています。ペグも妙に安っぽそうなヤツ。なんか、みるからに廉価版のような気が・・・。「スペシャル」なのに・・・

 

 

なんだか、どこもかしこも、安っぽそう。ヘッドの木目なんか、見えないほうがよっぽどいいような気がします。それにしても、ちっちゃいペグ!(笑)

 

で、まあ、いろいろあるんだなと(笑)。

ただここまで見てきて判ると思いますが、基本「黒」なんですよね。「黒の塗りつぶし」だと、いつどんな木を使っていてもいいし。そうおもってたら・・・

 

 

赤なんですケド・・・

 

 

へえ〜、赤もあるのかと思っていたら・・・

 

 

ドッカ〜〜〜ン!

スクワイヤーに格下げです(笑)。しかも「コンテンポラリー」とか書かれちゃて、「スペシャル」ではなくなってしまいました。

別にジャパンからスクワイヤーにモデルが渡されるのはよくあることなんですが、モデル名が無くなっちゃうし、基本色は無視だし。どういうこと?(爆)

 

 

別に私はいいんですよ。ベーシストじゃないし(笑)。ただ・・・

ベーシストで、「持ち主」だったら・・・がっかりしない?自分がかわいがってるモデルが、無くなるならまだしも、モデル名がなくなって、格下げ・・・。

 

フェンダーってさあ〜。こんな風にいっぱいいろんなモデル作って、昔失敗してるのに、まだ懲りないんだよね。いや、ユーザーは嬉しいかも知れない。微妙に異なるものがいっぱいあって。でも、なんかさあ〜、ポリシーがさあ〜・・・・(笑)。

こんなことして、また自社でもわかんなくなっちゃうんだよ、どれがどれだか。フェンダーってそういうメーカーだから。しまいには「設計図面がありません!」って言い切っちゃうメーカーだから(爆)。私はそんなおちゃめなフェンダーが・・・

 

 

 

 

 

大好きです!!(^_^)v

 

 

 
 

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