Junk No, 001

Telestar Guitars "Lisa" White Sparkle


出身地

KOREA

生息地

ハードオフ

価   格

3000円

とにかく見てやって下さい、この可愛い姿を! 

こいつを数年前に買った時はまだ、たった1ページしかネットに出てませんでした。なんの情報もなく買って、使っていました。そして今、ここに「正規ディーラー」(笑)の情報があります。

そのスペックを転載すると・・・ 

  

The "Lisa" White Sparkle

Telestar Guitars Lisa White Sparkle. Beautiful, singing tone from 2 TeleStar Lightning humbuckers (neck pickup designed with extra high end for better clarity and fast attack. The bridge pickup has super high output with fatter - fuller tone.), Indian Rosewood Fingerboard, Hard Rock Maple Neck, Lightweight, super resonant, Ivory bound Tonium body with composite top & back, Master volume and tone, 3-way pickup selector, 15:1 precision tuners, Full scale 22 fret neck, Fully adjustable bridge & truss rod. Truss rod adjustment at head stock, String through body, 3-ply beveled pickguard and much more. The luscious LISA is one amazing ax! MSRP $399.00 
Price $299.95 ea  SAVE $100 off MSRP! 

しっかり内容がでているじゃないですか。頼りない情報だけど(笑)
一番大事なのが「2 TeleStar Lightning humbuckers」(爆)

なにこれ〜?!(抱腹絶倒)
はい、こちらが噂の、ライトニング・ハンバッカー!! 

ところがねえ〜、これがねえ〜、なかなかいい音するんだわ〜(^o^)/

なんか、「フィルタートロン」の出来損ないみたいなピックアップなんだけど。

最初、「Telestar」=「テレスター」がこいつの名前かと思ってたんだけど、よくよく見ると、トラスロッド・カバーの上に「Lisa」の文字が・・・

ええ〜〜っ、「テレスター」は会社名??で、そのうちに「Mona」っていうモデルがあることを発見! 
これが、「Mona」。

「Lisa」?「Mona」?えっ、なに?「Mona」?「Lisa」?

笑っちゃいました(笑)。「モナリサ」だって。だからひょっとしたらこいつは、「リザ」かもしんない。「リサ」のほうが、可愛いかな?苗字は「本田」にしてあげよう。(当然、「モナ」は山本だね)。

「Lisa」がハムバッキングなら、「Mona」はシングルコイル。しかも、リップスティック・タイプ。なおかつ「Mona」は、どっかの会社のデザインにクリソツ(笑)。 

どっかの会社(笑)

  

実は「Lisa」チャンも、某ダン・エレクトロのコピーみたい(笑)。

細かいトコは違うけど、「基本ライン」は同じみたい。

裏を見ると、アッセンブリーの取付には、「アルミ」のような金属板を使用。無粋なプラスティックより、いいかも。ただし、その「質感」は、限りなく、「台所の流し」っぽい(笑)。

ネック・プレートに「Telestar」の文字と、「シリアル・ナンバー」らしき数字が・・・。

全体的な印象は「レスポール」なんだけど、「ブリッジ」はストラト系の「ハードテイル」。しかも「裏通し」。

この、「裏通し」の精度、見ておいてね〜。のちのち、やばいヤツが出てくるから(笑)。

このコは、かなりきっちり作られてる。全体的に見ても、かなりNCルーターを使い慣れてる様子がわかる。だからひょっとして、別なギターの生産ラインで、こっそり作られたものかもしれない。 

未だにネック・ポケットの塗装も割れて無いし、かなりぴったり付いてるように見える。木工も荒くないし、フレットの処理もまずまず。塗装はちょっと安っぽいケドね。上の解説を見ると、「ラミネート構造」らしいんだけど、ちゃんと「バインディング」処理されてるし。

こいつは、とにかく軽い!そして、ネックが無用に、太い!!まるで、ガット・ギターのよう。計測数値より「太く感じる」のは、幅よりネックの「厚み」のせいだと思います。

0フレット 12フレット 22フレット ネックの厚み
43.8mm  53.2mm 57.6mm 22.7mm 

ギターが増えてきたら、「対照表」を作りますが、ネック幅が広いわけではありません。細いと思ってる「roje」と、0フレット位置での幅は、まったく同じなんです。以後、出来るだけ数値の計測はしたいと思います。一応「ノギス」では測ってますが、あくまでも「参考数値」です。「シロウト計測」ですから(笑)。でも、弾きにくくはない太さ。私は、好きな太さです。だから・・・

ガット・ギターを製造してる工場かも・・・。

  

そして、こいつの最大の特徴が・・・ヴォリューム・ノブ!! 

なんて、可愛いんでしょう(笑)!1ヴォリューム・1トーンの2個付。この「ノブ」は「Mona」と共有。
ペグは、ツマミがパール・ホワイトでちょっとリッチ(笑)。無名のロトマチック・タイプ。

買った時は、このヘッドの根元に「MADE IN KOREA」のシールが。
そしてそして、なんと、付属の「ハード・ケース」は・・・、「アンプ付!!」(笑)

私はケース無しでの購入です。なんせ、3000円ですから。

あったねえ〜、昔こんなの。

だいたい、「テレスター」の名前自体がビザールなのに、こんなとこまで・・・。たぶん「ベンチャーズ」の曲名か、ロケット(死語?)の名前が元だとは思うんだけど、ひっとしたら、「TVスター」の方なのかも知れない。もう、作ってないみたいなんで、確かめる術もないんだけど。

  

製造中止なんで、「Price $299.95 ea  SAVE $100 off MSRP」!!!この安さ!!で・・・

「ea」ってなに??(笑)
定価4万円、売値3万円。で、私は3千円(爆)。3千円なら、色違いも欲しいなあ〜。 

カラー・バリエーションは4種類。これは、「Mona」も共通。

そして、なんと驚いたことに・・・

左きき用があるらしい(笑)。ルーターのプログラムを反転させる技術を、持ってるってことだよね。ただし、他のパーツが左用になってるかどうかは・・・見てみないとわからない(笑)。少なくとも、「ボディ」と「ピックガード」は、絶対反転してないとだめだよね。

  

欠点
う〜〜〜ん、若干ヘッドのほうが重い。っていうか、ボディが軽過ぎ。この「Ivory bound Tonium body」って、何?(笑)。それと、ネック側のストラップピン。レスポールと同じで、外れる可能性あり。だから私は、300円の「ロックもどきプレート」を付けてます。後に出てくる「レスポールもどき」にも必要なんで、いつも2枚携帯してます。

  

長所

軽くて、思ったりいい音で、すべてが謎!(笑)。

この「Junk」第1号には、ものすごくふさわしいギターです(^O^)/

  

総評
見つけたら、買い!!。特に、1万円以下なら、絶対、買い!いや、みんなは買わなくていい!。私が、買う(笑)。できれば、こいつの「赤」とか「青」があってくれれば・・・。さすがにこいつを「リフィニッシュ」する気はないケド(笑)。

  

参考資料
  
[XSRE Inc].
http://www.captaintelegram.com/xdrum/webshopper/guitars.html

こちらのページは、閉鎖されたようです。
[elderly.com]
http://www.elderly.com/new_instruments/items/LISA-WHT.htm

アメリカのWebショップらしい(笑)。

「まともなギター」も、取り扱ってます。
  

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