噂の真相 Part 6 |
Photogenic ST-350H 最終章 〜Code〜 |
仰々しい名前を付けてみました(笑) |
さて皆さん、いかがでしたか?
悪口を言われてる割に、はなかなかちゃんとした「検証」をされていないこの「フォトジェニック」。 ここまで見てきた感想は・・・どうですか?
私の評価は、「いくつかの点で手を加えれば、そうひどいモノではない。」です。端的に言って「予算がないなら、初心者で何もわからないなら、とりあえずこれを買って、早くギターを弾き始めたほうがいい。」っていうのが私の見解です。 |
私が書いた所全部に手を入れるのは、確かに初心者には大変だと思いますが、まず「ペグ」−「糸巻き」だけでもちゃんとすれば、それなりに練習は始められる思います。 また私はピックアップ・アッセンブリを交換しましたが、もとのピック・アップはビル・ローレンスにマウントされ、元気に働いています(笑)。従ってピック・アップの交換なしでも、十分初心者の人の練習には耐えうるものだと思います。 |
とりあえず大掛かりな作業は終わったので、昨日部屋の掃除をしました。ただでさえモノが多いのに加えて、ギターがゴロゴロ、ボディがゴロゴロ、ネックがゴロゴロ(笑)。自分の「居場所」が無くなってきたので、やむなくお掃除です。 当然「新しい」フォトジェニック、ビル・ローレンス、いつも使ってるスクワイヤーのストラトをスタンドに飾って、残りはケースに入れて並べて。その並んでいる「ストラト類」を見てると・・・ 妙な・・・違和感が・・・ |
ビル・ローレンス フォトジェニック スクワイヤーの順に並べて・・・ |
コンター加工はちょっと「大きさ」ちがうけど、そんなに極端には違ってない・・・ |
最初、フォトジェニックのボディがなんとなく「ふっくら」してる印象でした。「色のせいかな?」とも思ったので「あとでキチンと並べて写真撮って、厚みのサイズも計ってみよう。」夕べはそう思いながら寝ました(笑)。 朝起きて、タバコを吸いながら、またボーッとみてたら・・・ 「この違和感は・・・これ、ボディのせいじゃない!」 と感じはじめて。ジーッみてたら・・・ |
「厚み」の違いは、ビミョウだなあ〜。エンド・ピンの「向き」「場所」がちょっと違うね。 |
やっと気が付きました。ギターはほぼ同じ角度で並べられていて、見た目も同じローズ・ネック・タイプ。その中でフォトジェニックだけ、やけに「ネックが見える」んです。 |
「あっ!」 |
やっとわかりました。 フォトジェニックはネックが太いので、後側のメイプル部分−白い部分がやけに見えて、なおかつヘッドからネックにかけてのシェイプがスマートに削られていないため、そこが「モロ」に見えるんです。
少し角度がずれちゃったケド・・・それにしても・・・ |
「違和感の原因は、これかあ〜〜〜!!」
ナナメに並んだ3台のネック。
「こりゃあ、太いワケだあ〜〜〜!!」(笑)
やっぱりギターを見るときは、近くでよーく見るのも大切だけど「離れて見る」ことも、ほんとに大切なんですねえ〜。1台ではわからないことも、2台3台って並ぶと、気付くことがあるんですねえ。作業中はずっと真正面、あるいは真後ろ、真横からは見ていましたが、まさか「ナナメ」にした時にわかるとは。ヘッドを検証してる時点で「処理がスマートではない」ことはわかっていたんですが・・・。 |
なかなかうまく撮れないなあ〜。でも「違い」はわかるかな? |
「初心者向き」であるなしに係らず・・・太いです(笑)。これを「削る」のは、かなり大変かと・・・ 「ネックが太い」のが必ずしも「欠点」であるとは思わないですが・・・どうなんでしょ???(笑)
今までいろいろ書いてきて私が「ネックを削る」ことと、「フレットを交換する」ことに触れていないのは、お気づきでしょうか?(笑)。私はこの2点については、絶対「シロウトがする作業」だと思ってないからです。いや、やってやれないワケではないんですが、失敗した時に「後戻りできない」、ひいては「ギターをダメにする」危険性があると思っているからです。軽々しく書いて、これを読んだ人が失敗したとき、責任はとれません。どんな作業でもやってやれないものなんてないんですが、「ネックを削る」「フレットを交換する」そして「塗装する」。この3つだけは、私は100%「プロ」の仕事だと思ってます。 実際ネット上ではやってる人もいますが、私はダメ(笑)。絶対、怖くて手をつけられません。ギターがギターである「根幹」にかかわるところですから・・・っていうか・・・まあ・・・やって・・・失敗して・・・懲りた、というのが本音なんですけどね(爆)。だから・・・ここだけは「無責任」な発言するのを、控えてます(笑)。 |
もう少し加筆しながら整えていきたいとは思ってますが、とりあえず「終了」です。
楽しんでいただけたでしょうか?(笑)
こいつでこのまま一度、ライブを演って見たい気もするし、早くネックを変えて、「自分モデル」にしたい気もします。ネックをかえたらもう一度、レポートしますね。 |