第21回
Squier 51
出身地 インドネシア
生息地 島村楽器
金 額 40000円ぐらい
ネットで見かけて、即注文!発売予定日の3日前には、私の手元に届きました。
お店に飾られることなく、試奏することもなく(笑)
か゛わ゛い゛い゛〜!!なんて可愛いギターなんでしょ(笑)
このギター、不思議なハイブリット仕様です。「迷作」と呼んであげましょう(笑)。ただただ・・・カワイイです。一時Youtubeでも、コイツを弾いてる人がいっぱいいました。私のような「ファン」がいっぱいいるんでしょうね。なにはなくても「フェンダー・ファン」を自負する人なら、「必需品」でしょう(笑)。コイツを持たずして、フェンダーを語ることなかれ(爆)。 |
まず「ネック」は、テレキャスター。廉価版のギターによくあるエセ「サテン・フィニッシュ」です。まあ・・・ただ単に・・・塗装の手を抜いただけ?あまり好きな感触ではありません。もうある程度つかったので、手になじむカンジにはなりましたが。 あっちこっちにシミのような「節」があり、汗がしみこむと、余計目立ちます。もう、愛する51じゃなきゃ、捨ててるかも(笑)。ネックの裏側には・・・ |
わざわざ「インドネシア」と表示。別に書かなくてもいいジャン。 ヘッドのロゴ、現行のものはもっとひどくなってます。汚くなってます。せめて「ロゴ」はちゃんとしようよ〜。 「By Fender」なんて書かなくていいのに。 これ、6万円ぐらいで、ちゃんと作ろうよ〜。俺は買うから!(笑) ヘッドの形状は、まるっきりテレキャスター。握ったカンジは、テレキャスによくある「太め」−52年モデルなどとおなじような感触です。目をつぶって握ったら、テレキャスターだと思うでしょう。それにひきかえ、ボディの形状・感触は、ストラトキャスター。コンターもあり、比較的軽いほう。フィット感が、まるっきりストラトです。 |
ここだけ見ると、「Fender」なんだよねえ〜。ネック・プレートもキレイだし。 |
このギター。まずその大きな特徴のひとつが、ピックアップ。いわゆるS−H、フロントがシングル、リアがハムバッカーです。このハムは、タップができて、シングルにできます。そうすると、ピックアップ配置は、テレキャスターになります。ピックガードはテレキャスター・ベースという変り種。どっちかっていうと、これに惚れた?(笑)。実はこの形が大好きだったりして(爆)。 |
コントロールの配置は、テレキャスターなんだけど、プレートがテレキャスター・ベース形。写真だと上のツマミがマスター・ボリュームで、下がピックアップの切り替えスイッチ。ロータリーって言うのかな。で、プッシュ・プルになっていて、ハム−シングルの切り替えが出来ます。 この「切り替え」がですねえ〜(笑)。ステージでアドレナリンがでまくりだと、どっちになっているのかわからなくなるという、欠点があります。銀色のテレキャス型なので、「しるし」もありません。まあ、テレキャスだと思えば我慢できますが、素早い操作にはむきません。 |
音は・・・ちょっと「ジャリジャリ」です。「安い音」です。あまり褒められたピックアップではありません。まあ「値段なり」ですね。これは、しょうがないと思います。このピックを変えようと思ったんですが、そうするとギターの値段より高くなる?のが欠点。 H−Hに改造?とも思ったんですが、それは完璧に予算オーバーになります。 |
そしてブリッジが「ハードテイル」なんですが。これが弦が裏通しじゃ無いタイプ。 |
おっと、後姿を撮るのを忘れた(笑) 別にこのブリッジだから「音が悪い」ってことじゃありません。これは「BULLET SERIES」のストラトに、このハードテイル・ブリッジを採用した「あまり」だと思います。高級感はありません。でも「ファン」は多いみたいです。外国ではコイツの「改造版」が、ガンガン出ています。 |
ピック・ガードの形状が違うんですが、このピック・ガードの専門店もあります。
Youtubeには、コイツでプレイしてる人が、いっぱいいます。 安くて、楽しくて、カワイイやつです。コイツのチラシです。 |
これはウチのスクワイヤー・シスターズ。
シスターズ?(笑)。この二人は・・・「女の子」ですよね?(爆) |
欠点
う〜ん。ネックがもう少しちゃんとしてれば・・・値段から考えると100点にしてもいいんだケド。 ピックアップの切り替えスイッチが「上」っていうのは、「なし」かなあ〜。誰かやらないかな〜。 じゃなきゃ、「ミニスイッチ」。
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総評 「フェンダー・ヲタク」以外は、やめておいたほうがいいかも。「好きな人」は、この上なく可愛いとおもうだ ろうけど。けして、「ストラトの代わり」にも、「テレキャスの代わり」にもなりません。ただ・・・ 私は「全色」欲しい(爆) |