第23回


Fender Telecoustic


 

出身地 インドネシアか韓国(笑)

生息地 ラオックスにあった・・・たぶん新星堂

金 額  3万円ぐらいだったような・・・

 

安いです(笑)。安いけど・・・カワイイです(こればっかだなあ〜笑)。

いや、とにかくうちのテレキャスター・ファミリーには絶対必要な1本です。外観は「テレキャスター」ですが、カタチが「テレキャスター」だから何ってことはありません(爆)。ストラトもあったりします。カットはストラト・タイプ「ストラタスティック」を所有しています。しかも、シルバー(爆)。ギターは主の趣味がよくあらわれんですねえ〜。

 

か゛わ゛い゛い゛〜!!なんて可愛いギターなんでしょ!!(また、これかいっ!笑)

私のは「Fender」です。今売っているのは「Squier」ブランドです。今年のお正月には、何処でも2万円以下で、処分されてましたね。この2機種は、同じギターなはずのに、産地も同じはずなのに、細かいところが違います。まあいろいろ都合があるんでしょう(爆)。ところがまた、新シリーズでUSAからも出てきました。一番最初はUSAからスタートしたんですが・・・。

いわゆる「鬼っこ」なんでしょう。たらいまわし?(笑)。あとで機種の変遷は、ざっとまとめます。

 

作りは・・・雑です。すんごい雑です。私のは最初からネックが少し反ってました。どうしてもその日に使いたかったので、あとで直しててもらうことにしてたんですが・・・お店がつぶれました(笑)。

しょうがないので自分で直してたら・・・トラスロッドがユルユルになっちゃいました(泣)。もうこいつは「このまま」でいいです。そういうヤツです。結構使ってますけど。

ネックは「51」と共通かもしれません。「51」はメイプル、コイツはローズ指板で、同じように塗装がほとんど無いタイプ。ヘッドのロゴも「51」と同じ感じです。超安っぽいです。違うのは「Fender」と「Squier」の銘柄の差、色の差だけです。

現実はたぶん、同じ工場で作ってると思います。この2つは同じユーザーが買う可能性があるので、ばれやすいと思うんですが・・・。

 

 

ネックのジョイント部分は、そう悪くは見えないんですが・・・

実はボディ内部、サウンドホールのすぐ上には、補強の木材が入っています。それがあるおかげで、エレキギターのように4本のビスで固定できるんです。

なんといっても「セットネックのフェンダー」ですから(笑)。

 

 

ボディは表板はいちおう「板」(笑)。裏の部分は、グラスファイバーです。妙にザラザラな「壁」みたいなフィニッシュ。このボディ厚みは、ほとんどオマケでしょうね。別に響いてもらわなくてもいいです。若干、裏に膨らみがあるんですが、意味がわかりません。サウンドホールは「デザイン優先」でしょう。少しゆがんだ円形。もう少し、バランスがいいデザインがありそうだと思うんですが。
全体には、ものすごく軽いものです。現行のUSAは、ボディが少し厚くなっています。でも不思議なことに、このペラペラの音が「いい!」って言う人もいるんですよ。

もともとこのシリーズはUSAでちゃんと作って売っていたものでした。このタイプともうひとつ、普通のエレキギターのピックアップが付いてるものもあります。高いモデルほうは、ボンジョビ君が使ってたりします。ギター・ショウにも出品されるし、以前のカタログにも載ってます。ずーっと欲しいなあ〜と思ってたら・・・突然、廉価版が出てきました。

 

 

この右下のグレーのボタン!「オン・オフ・スイッチ」なんです。ポチットナ!と押すんですが、オフにし忘れると、一発で電池切れ(笑)。ソフト・ケースに入れて、間違ってスイッチに触って・・・電池切れ(笑)。一番いい方法が「電池を抜く」ことです。「Fender」と書かれているところが、電池BOX。

このプリアンプも、ブランドが変わるたびに変わってます。一番上級な時には「Fishman」が付いていました。その時は・・・本気だったんでしょうね(笑)。

これ、通常の3バンドに「CONTOUR」というのが足されています。直訳すると「輪郭」。プレゼンスともまた違う、倍音に当たるところを調整するようです。たしかに、妙にクッキリします。また「+・−12」なので、全体的にかなりエグイ効き方をします。私はあまりこれをいじりません。私は基本、エレアコも「プリアンプ」−ヤマハの「AD−Stomp」を通して音を作ってしまっているので、気分的な補正ぐらいにしかいじりません。このボディの「ブツブツ」。微妙でしょ?(笑)

 

 

内部のプリアンプは、ジャックで配線されています。

「流れ作業」で製作するためには、ハンダ付けは余計な作業、ですよね。

 

 

ジャックは「エンドピン」と兼用のタイプ。これは「お約束」ですね。

ただ「テレキャスター」とすれば、エレキと同じ場所に付けて欲しかった・・・(^_-)-☆

 

 

ウチの「テレキャスター・ファミリー」です。ねえ〜、ほんとに兄弟でしょ?(笑)。ほんとはコレに、エンジ色の、テレキャスターのカタチをした「ウクレレ」が欲しいんですが・・・(爆)。そうすると「エンジ3兄弟」になるし。コレクターって、こんな気分なんでしょうね。私はあくまで「実戦」ですけど。エレクトリックなウクレレはどうしても欲しいし。あとはこれにイバニーズのエレガットが加わると、「エンジ4兄弟」(爆)。

 

ウチのは、ブリッジのエンドピンがよく折れるんですけど、他の人のはどうなんでしょう?私が深く入れすぎてるだけなのかな?今、色違いが刺さってるのは、この前のライブの直前に「変えのエンドピン」が品切れになったため、12弦から拝借してます(笑)。変えのエンドピンを買いはしたんですが、この新品の6本がなくなったら「ブラス」にしようと思ってます。ちょっとキンキンな音になりそうだけど、背に腹はかえられません。「ブラス」以外でなんか捜さなきゃ。

 

 

この「ブリッジのカタチ」は、このシリーズだけの独特なもの。現行のテレコスティックも、ノーマルなものはこれと同じです。同じなんですが・・・時々、違うものが出現します(笑)。新型のものはUSAも含めて、普通の四角いものになります。スクワイヤー・ブランドにも引き継がれているハズなんですが・・・。色だって、シルバーも存在してるハズ。

 

 

サドルは一応、段々が付いていて、気持ち微調整されているタイプ。

役に立っているかどうかは「???」です(^O^)/

 

体重(kg) ネック幅

0フレット

ネック幅

0フレット

ネック幅

0フレット

弦幅

0フレット

弦幅

ブリッジ

ストリングガイド

1・2弦

サドル厚
2.2kg 42.0mm 51.9mm 56.2mm 35.0mm 54.4mm 99.1mm 2.9mm

 

欠点

う〜〜〜ん、なんといっても安っぽい。遠くから見てる分にはわからないからいいケド(爆)。

 

長所

コイツと「51」は、「ヲタク向け」だと思います。安いだけに・・・「ヲタク向け」(笑)。普通の神経じゃ使えないんじゃないかな、この「安っぽさ」は。ただし妙に「ヲタク心」をくすぐる製品です。普通の人には、あまりお勧めはしません。普通の「エレアコ」を買ったほうがいいと思います。
ただ・・・キモチ・・・フェンダーのアコギはあまりお勧めできません。「えっ?俺は使ってるゾ!」って言われるかもしれないけど、実際にレコーディングで使えるレベルではありません。

 

総評

私みたいにステージでいろいろなことをする人には「ハッタリ」がきいていいと思います。特に「エンジ色のノーマル・テレキャス」からコイツに持ち替えたら・・・。う〜〜〜ん、マニアック〜〜〜!!(爆)。

 


 

機種変遷

 

一番最初にコイツの存在に気が付いたのは、USAカタログ。15万円ぐらいの高級機種でした。カタチは似ていますが、サウンドホールの形状や、プリアンプが違います。コイツと同時に、テレキャスター・シンラインのようなヤツも出てきました。そちらはフロントにテレキャスターのピックアップ−たぶんレースセンサーがマウントされていて、音がブレンドできるタイプ。Fホールも付いています。これはそのままUSAから、ジャパンに引き継がれました。っていうか、たぶんジャパン製をUSAからリリースしていたものと思われます。ボンジョビ君が使っていたのは、シンライン・タイプ。リッチー・サンボラがこの高いほうのテレコスティックを使っていたはずです。リッチー・サンボラはフェンダーでオリジナル・モデルをいっぱい持ってますから。この最初の時の基本は、シンライン=ナチュラル、テレコスティック=サンバーストでした。それがNAMMショーなどにナチュラルのテレコスティックが出品されていて、欲しくなりました(笑)。

 

これが私が所有してるタイプのもの。

 

 

こちらの2つは、USAからそのまま引き継いだもの。15万円もするんでっせ、旦那!!(笑)

 

 

 

ジャパンに受け継がれてからも、ほぼ値段・スペックとも変わらず、高級機種です。カタログにはありました。実際にはなかなか使う人がいないので、一部のマニアさんだけが所有する「幻の機種」だったんですねえ〜。私のBBもそうでした。忘れた頃にカスタム仕様は出てきていました。カスタム・ショップ製もあります。

 

これがカスタムショップ製。もっといろいろあるはずです。

 

 

で、ある日突然、この私の持っているテレコスティックが発表されました。幸か不幸か「廉価版」です(笑)。すぐさま、楽器屋に走る私。実売はいくら?みたいな(笑)。その時はそばにあった「Dr.Kモデル」を見てみぬふりをして、即購入。色違いに「シルバー」があったのは、確認しています。

 

 

 

その後、「色違い」が出ます。「ピンク・ペイズリー」と「ブルー・フラワー」(笑)。フェンダーはなぜこの2色に固執するんでしょうかねえ?。それと一部、ナチュラルがあったようです。オーダーで出したのも、ナチュラルが多いようですね。珍しい割には、よく見かけます。売りに出される確立が高いってことかな?(笑)。そしてスクワイヤー・ブランドになります。ナチュラルが、一番「アキ」がこなさそう(笑)

 

 

スクワイヤー・ブランドになって、「黒」が出てきます。現行のUSAも「黒」ですね。これはアメリカでは、ナチュラルと並んでアコギで好まれる色だからでしょう。アルバレス・ヤイリやタカミネの黒を使っている人を良く見かけますから。ストラタスティックには、ウォールナットも登場します。このウォールナット、テレコスティックにも似合いそうな気がするんですが、ありません。ナチュラル以外に、「ホワイト系」は、めったに使用されないようです。それもあって、NAMMショーなどに出る時は、白が多いんだと思います。この頃の廉価版に「シンライン・タイプ」はありません。なので「改造」でピックアップを付けてるひとはよくいます。ピックガードを付けている人もいます。かくゆう私も「ピックガード」は考えました。面白いけど・・・かっこは「今ひとつ」です。それとピックアップを付けると、「エレキ弦」を張る人が多いですね。どことなく、「エレアコ」としては認められていないような・・・(笑)。

 

これが現行USAの「ノーマル・テレコスティック」。

大きな違いは、ブリッジの形状。プリアンプの変更。サウンドホール内のシール。

 

 

で、現在はスクワイヤー・ブランドを残したまま、このUSA「ノーマル型」と「デラックス型」が出ています。コレはテレコスティックにピックアップをひとつ足したもの。ボディも、ちょい厚。サウンドホールが一番初期型とも違う楕円形。あんましかっこよくなあ〜い!!これは、テレキャス・ストラトの加えて、「ジャガー型」があります。すげえー、微妙!!

 

 

 

 

さあて、ココからは超マニアック。「ヲタク」の世界に突入です(笑)

御用とお急ぎのある方は、ページを閉じて下さい(爆)

 

これが現行スクワイヤーの「テレコスティック」「ストラタスティック」

ブリッジがUSAとは違います。シルバーは、どちらからも消えました。

 

 

 

なんとストラトにだけ、ウォールナット・モデルがあります。ちょっと、シブイっす。

テレキャスにも、欲しいっす!

 

でまず、ヘッドなんですが・・・微妙に違います。

 

 

 

 

 

 

 

3段目が私の。1段目が後期モデル。2段目はスクワイヤー。

ストリング・ガイドの位置が、微妙に違います。上に出ている、現行USAの黒も違います。

 

ここも違います。

 

 

 

 

 

上が超初期型USAのものでフィッシュマン製。下がスクワイヤーのもの。どちらも、私のとは違います。

現行USAのものは、チューナー内蔵型なんだそうです。まだ写真が見つけられません。ただ取り付けそのものは超初期型USAと同じらしく、プリアンプ全体がスポッと抜けるタイプみたいです。

 

で、もっとヲタクなものを・・・(笑)

改造してる人、多数(爆)

 

 

 

 

 

私もやろうと思ったんだケド・・・微妙(笑)

私の口からは・・・なんともいえない。しいて言えば・・・

3段目・・・テレキャスが・・・笑ってるように・・・見えない?(^O^)/

 

 

 

「51」もそうなんだけど、やっぱりみんな「Fender」が大好きなんだね。

こんな安いヤツを、一生懸命改造して、自分だけの1本を作って。

こんなことができるのは、ギターならではだし、「Fender」は・・・カワイイよね(^O^)/

コイツもやっぱり、「フェンダー・ヲタク」の必需品?(笑)

♪ゆかいなフェンダー ♪楽しいフェンダー ♪フェンダー フェンダー!!

 

なんか・・・フェンダー??

 

 

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