第9回

YAMAHA Pacifica 821  (621?721?)

 

出身地 台湾

 

生息地 2nd Street

 

金 額  30000円

 



もう、惚れまくり。お店で見つけて、1万円手付払って、すぐに戻って買いました。

 

ドコに惚れたかって?そりゃあ、もう、ねえ、色とかたち(笑)

 

そして・・・あとで、泣くはめに・・・・
 

   


ひぇ〜、かっちょイイ!!


さすが「天下のヤマハ」のギターです。あっち、こっちヤバイです(笑)。
 

基本、ヤマハの「安いギター」は、スゲー、適当に作られてます。


この「パシフィカ」も、「オーダー」や「USA」はさすがに良くできてるんですが・・・。

 

このコはきっぱり、「Taiwan」って書いてありますから(笑)。

 

 


ヘッドは、一瞬、きれい。型番の7・8がハッキリしないんですが、これ以上高くなると、

 

「Pacifica」の文字が「パール・インレイ」になるはずなんで、最高でも「821」(笑)。

 

ちょっとおちゃめに「トラ」が入ってますが、それも・・・アヤシイ(爆)。

 

 
 
 

ネック−アウトです。強烈なデッドポイントがあります。特にうちは「女の子バンド」なんで、キーが「F」や

 

「E♭」が多いんですが、ばっちり使うところです(泣)。2弦10〜12フレットあたりが、完全にダメ。特に

 

11Fは・・・。

 

ネックもこれ見よがしに「トラ」が入ってます。ネックの「付け根」の断面にも。ますます、アヤシイ(爆)。

 

 
 

「オーダー」や「USA」の高額モデルは、「ワーロック」のネック・ボディになります。つまり、純正ではないと。
 

なんで?(笑)ヤマハさん、材木、もう無いの?あれほど、持ってたのに。白木のピアノなんか作ってるから

 

じゃないの?(爆)。

 


ボディ−アウトです。美しい「塗装」なんですが、熱に弱く、木目ごと浮いてきます(笑)。木目ごと?そう、木

 

目もプリントです。そうでなくても、塗装が「パキン」と割れます。塗装が割れると、そこだけ「地肌」が見え

 

ます。ヘンな木です。たぶん、すごい安い木。

 

 

 

 

で、このネック・ポケット。まるっきり、ダメ。曲がりなりにも「YAMAHA」の名前を付けてるのに。

 

 

 
 
 

この角度だと・・・ほら、「隙間」が見えちゃうでしょ。これが「天下のYAMAHA」のギターかと思うと・・・。

 

しかもボディが「4プライ」なのが、丸見え・・・




電装系−アウトです。全部ヤマハオリジナルのパーツです。切り替えスイッチが、異様に大きいです。壊

 

れた時は、全部別のパーツを捜すことになります。パーツが大きい方が、「慣れない人」にもハンダ付け

 

しやすいのかな?(笑)今回、全部交換しちゃいました。だってーーー・・・ヘンなんだもん(笑)。

 

 

音-音は、まあまあいいです。やたらうるさいピック・アップですけど。ピーヴィーと比べると、「なんでこんな

 

にデカいの!?」と思います。ヤマハのピックアップって、昔代理店やってた、「マイティ・マイト」にとても近

 

いと思います。旧型の「RGX」のアッセンブリも持ってるんですが、そっちはもっと似てます。それは・・・取

 

り付けるギターを「考慮中」です。近日、公開予定!(笑)。私のトーカイのテレキャスは「マイティ・マイト」な

 

んですが、それとニュアンスがとても似てます。いい音ですよ。私は、「ネック側」の音が、お気に入りです。

 

無用に出力が高いんで・・・メチャメチャ下げてますますけど(笑)。

 

 
 

ここがこのコの、改造点。えっ?どこが?って。でへへへへ・・・

 

オープンだったピック・アップを、「カバード」にしたんです。だって・・・

 

 
 

 

ほら、「今剛モデル」に似てるでしょ?(爆)このコの最高に、気に入ってるところ(笑)。

 

だって・・・「バリータ」なんか・・・買えないモン!!



アーム-アウトです。このギターは「タイプ?」。裏からの写真、見えるかな?

 

ブロックが・・・無いジャン!!

 

 
 
 
 

最終的にこのモデルは「ウィルキンソン」を装着することになります。


「タイプ?」って・・・ここまで改良しても、この程度かい!!

 

「フロイト・ローズ・パテント」のクレジット入れてて・・・フロイト・ローズさん、怒んない?(爆)

 

 

「ザグリ」も、ちょっとキタナイし・・・。

 

オマケに・・・・私のギターは・・・


スタッドボルトが曲がってま〜〜〜〜す!!!!!!!!!!!!!(T_T)

 

こっちは、まあ、まっすぐ。

 

 
 

こっちは、ナナメ・・・。実物は・・・もっと傾いてる・・・


だめジャン、ヤマハ(笑)。

 

 
 

チューニングも「ロック・タイプ」なのに、狂いやすいです。アームが「ブラブラ」してます。演奏中、ずっと

 

「ブラブラ」です。中の「止め具」のような「金属の輪」を、あれこれいじってみましたが、だめでした。リペ

 

アーでも、「こんなモンじゃないんですか?」だって(笑)。アームをのせかえようかと思ってましたが、この

 

スタッドボルトを付け直すとすると・・・

「ときたさーーん、新しいギター買ったほうがいいですよ」・・・・・(泣)



ものすごいお気に入りで、バリバリ使ってます。苦難を乗り越えて・・・。


だって・・・「ロック式アーム」は今、こいつだけ・・・。


くそーー、もう一本、同じギター買ってやる!!(笑)

 

でも・・・これって・・・「不良品」なんじゃないの?(爆)

 

もしコレを「正価」で買ってたら・・・・


なんとかしてよーーー、ヤマハさーーーん!!!


欠点

えっ?これ以上書くところ、ある?(笑)


総評

要注意人物(笑)。購入する際は・・・心してかかるように(爆)。私は・・・「外見」だけで買いました。


だってーーー・・・緑色で、H−S−Hで、アームがついてて、ストラト型で・・・


一番「今剛モデル」に近いんだもん(笑)。


「今剛モデル」に似ている=それだけの理由で使ってます。

 


でも・・・・ほんとは・・・「バリータ」の「今剛モデル」が・・・欲しい・・・でも・・・定価・・・80万円・・・(泣)


「今剛モデル」の・・・ハムバッカー2個の値段が・・・トム・ホームズで・・・10万円・・・(号泣)

 

ピックアップ1個で・・・このギター買って・・・お釣りが2万円(爆)



俺にも「藤丸」モデルみたいなの、作ってよ、ヤマハさん!!!

 

 

 

余談

 

肝心なこと、書くの忘れてた(汗)。

 

このモデル名の数値。「821」−最初は値段:グレード番号。8なら8万円、6なら6万円。

 

次の二桁は最初が「ハム・バッカー」の個数、最後が「シングル・コイル」の個数です。

 

つまり「821」なら、8万円でH-S-H。「612」なら、6万円でS-S-Hってことです。

 

特殊なモデルがいくつかあって、「604」はS-S-Hに見えるんだけど「H」が「シングル・コイル」?2個

 

になっていて、「シングル・コイル」?2個を「ハム・バッカー」接続にしたモデル。

 

このモデルが、一番出回ってるみたい。

 

あと「1511」は、「マイク・スターン・モデル」で、「テレキャスター」の形。

 

これは15万円のモデルで、「11」は、テレキャスター配列のS-Sを表してます。

 

コイツには廉価版があって、たしか「311」とか「511」になってるはずです。

 

 

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