ZG 08

DEMOがやってきた!!


でも・・・(笑)

あれでいいの?(爆)

 

う〜〜〜む。ちょっと期待ハズレだったなあ〜。

いや、別に4人のプレイに文句があるわけじゃないんだけどね。

ギタリストがG5を使ったプレイ

G5をギタリストが使ったプレイ

ほんのちょっとの差だけど・・・違うよね。

ギタリストが自分のプレイのためにG5を使った。

これはようつべやニコ動の「弾いてみた」とあまり変わらない。今回のデモは、どちらかと言えばコッチのタイプ。でも実際に私達が聞きたいのは・・・

G5の能力を、ギタリストが引き出したプレイ

だよね。ギタリスト本人がどういう人であれ、極限までG5の性能を引き出して、聴く人を唸らせるような音。本来デモとして役に立つのは、どっちかといえばコッチ、ですよね。

 

まずは、アンシミュが前面に押し出され、アンプを使ったモノがありません。しかも使ってるアンシミュは、4人中3人がすでに私が使ったモノ(笑)。残りの1人も、私と同じようなモノを推してます。これって・・・
 
アンシミュのアンプで「使いやすいモノ」は、やはりほとんど人が同じに感じるんですね。FD・1959・TW・DZ。すでに「ニセモノ」で使用済み(笑)。私としては皆さんプロなんですから、あっと驚くモノを使って欲しかったですね。これが使い物になるのは、すでにここに来てるみんなは、ご存知なワケです。しかもそれぞれのギタリストが「自分の好みの音」に走っちゃたら、「G5の見本」としては説得力に欠けます。それに、何のギターを使ったのかすらわかりません。
 
ギター→G5→DAW
 
たぶんこれだけだと思うんですが、それならもっと初中級者が「わかりやすい音」「判断しやすい状況」じゃないと。ただ単に「いい音」では、購買意欲をそそりません。
本田君はいいんです(笑)。さすがにペダルにも慣れてるし、ささっと作った割には「エフェクターを良く知ってる」あるいは「ZOOMの使い方が判ってる」、そういった音です。現実にあの音が曲で使えるかどうかは別にして(笑)、「これは他のマルチではムリ!!」っていう使い方です。他の3人は音もプレイも文句の付けようがありませんが「G5のデモ」としては、迫力に欠けます。
 

それと「実物のアンプから出した音でのG5」でのデモが欲しいですよね。G5を買う人の大半が、ステージでも宅録でも使うでしょう?。アンシミュがいくら優れていても、実際に生で使うとどうなるのか?。これが知りたいですよね。だって俺には、ムリな環境だから。
 
1つ、ZOOMさんにお願いがあるんですが・・・(笑)
誰でもいいんですけど・・・できるだけメジャーな人がいいかな。B’zの松本さんとか(爆)。松本さんに「ギター→G5→DAW」と「ギター→G5→アンプ」で、B’zの代表的な曲の音をセットして弾いて貰って、それを「第一のデモ」とします。
そして「第二のデモ」として、松本さんとは対極にあるギタリストに、同じセッティングでプレイして貰います。
そして「第三のデモ」で、初中級者−そこらへんにいる高校生(笑)にプレイして貰います。B’zのファンだけど、けしてギターがウマくないコ(爆)。
この3人に、まったく同じ機材、同じセッティングで同じ曲をプレイして貰うんです。そしてそれが、いったいどういった結果になるのか?。みんな、知りたいと思いません?(笑)。

 
「エフェクターを使えば、誰でも同じ音が出るのか?」
 
初中級者が一番知りたいことでしょ(笑)。これで「同じ」だったらビックリ!。多分「第三」は違うことが予想されるので(笑)、それを松本さんにパラメーターを修正してもらう(爆)。このパッチをHPにアップしたら、話題騒然でしょう。「松本さんが自分の音を作って、しかも自分で弾いてるパッチ」を、誰でも使えるわけです。しかもそれを、松本さん本人と比較できる。ものすご画期的な企画だと思うんですが・・・

ZOOMさん、ダメでしょうか?(笑)

 

松本さんは、あくまでも「例え」ですからね。他の人でもいいんですよ(笑)。布袋くんとかXの人でもいいし。「DEMO」って手を抜くは簡単です。誰かに頼んで「その人のいい音」でプレイしてもらえばいいんですから。でもそれじゃ「みんなの見本」にはなりません。せめて「DEMOのパッチ」も同時公開するぐらいじゃないと。
 
やっぱりそういった点は、BOSSのほうが「1日の長」があります。弾いてるギター・ツマミの状態・演奏されてる曲。「そのエフェクターを買おうと思ってる人の背中を押す」ようなデモ演奏を作ってます。1つのエフェクターに対し、いくつものバリエーションで演奏します。あれをちゃんと見れば、基本的なエフェクターの使い方がわかるんですが・・・あまり初中級者は興味がないようです(笑)。せっかくある「DEMO」なのに(爆)。
 
 
それにしても、本田君はスゴい!(笑)。「BitCrush」の使い方など、本田君しか思いつかないアプローチです。ハッキリ言います(笑)。私の「エフェクターに対する考え方」は、本田君から学んだものです。これは、逃げも隠れもしません(爆)。本田君の「パーソンズ」のプレイで、ひじょうに多くのことを学びました。エフェクターの変態的な使い方は、本田君ゆずりです。本田君がいなかったら、ここまでエフェクターにのめりこむことは無かったと思います。私がギター・シンセに走らなかったのも、本田君の影響です。
 
「パーソンズ」は4人組み。でもボーカルはジルで単独ですので、実際には「トリオ」の音です。キーボードもほとんど使ってないです。でも「音の洪水」です。一般的な「トリオ」とは、根本的に違います。変幻自在な本田君の音が、これでもかっ!って言うぐらい出てきます。それを「オーバー・プロデュース」と見る人もいますが、私はそれが「パーソンズ」であり、本田君であると解釈しています。それをどこまでライブで演れるのか?にも大変興味がありました。まあ、ライブになれば「音圧」「音量」という、別な武器も出てきます。それを踏まえて考えているので、ことエフェクターのことは本田君から学ぶのが最良だと判断しました。
 
実際に本田君と面識があるわけではなく、教わったこともありません。全てはパーソンズの音源と、ギター・マガジンなどの執筆により学んだものです。なんとしてでも、「本田君と同じ音」を出したかっただけです。なので、「考え方」も同じだと思います。
だから私がここで書いてる「方法論」の多くは、本田君から受け継いでます。「禁じ手無し!」です(笑)。まだ紹介していませんが、YAMAHAのRGXを買ったのは、本田君と同じプレイが出来るよう、SSHでアームが欲しかったからです。ついでに、ブラッド・ギルズごっこもしたかったし(^O^)/
 
なんと言っても「チューブ・ブースター」に触れてるのは、本田君の一行だけ。しかも実際には、使ってません。アンシミュでは、基本使えませんから。なので「実機のアンプ」を使って欲しかったんですよね。もっとエフェクターを多彩に使って欲しかったし。パッチも公開して欲しいです。それすら、G5の大きな魅力の1つだから。

 

 

 

で、今日はですね(笑)、Allman Brothers Bandに挑戦。

Allman Brothers Bandは、ともすれば「デュアン・オールマンのバンド」と思われがちですが、実際は非常にテクニカルなバンドです。このジェシカも、ディッキー・ベッツのアメリカンな部分がなければ、シー・レーベルが演奏しても違和感のない曲。リズム隊のドライブ感は、半端無いです。なのでこの曲は、ようつべの動画も多いです。

Jessica By Allman Brothers Band

いや〜、まいった(笑)。こんなに面倒だとは思いませんでした。ただ弾いてる時点では、そんなに難しいとは思ってなかったんです。ライブで見ても、普通に軽々弾いてるし。でも実際に演ってみたら、スゴイ大変でした。メロディが単純な割には、きちんと譜割のニュアンスを出さなければいけないわけで、尚且つ歪んでない音なので、まったくごまかしがききません(笑)。ほどよくズレながら、ほどよくピッタリにしないと似てきません。 

ニセモノ

これは「BG CRUNCH」をほぼ歪まない状態にした音。

ギター 1:GAIN 8

ギター 2:GAIN 16

ギターはあの「レスポール・モドキ」−Rojeのギターです。9千円の音です(笑)。ただ・・・
録音を始めてから、なんか違和感があって。一晩考えて、やっとわかりました。

弦が細い!

今このギターには009が張ってあります。やっぱりどうにも、これが違和感の元のような気がしてきました。なのでこんな短い「ニセモノ」ですが(笑)、010を張ってトライしました。
「弦」−それは「太さ」が変わると、音が変わります。細いほど歪みやすく、太いと音の総量が増します。私的にそこのバランスが取れているのが「010−046」のセット。今は弾く回数が減ってるので「009−046」のハイブリットが多いです。またこのレスポール・モドキなど常時使うものでは無い場合、予備の「009−042」を張ってたりします。これは、金銭的な問題(笑)。009のセットは非常に安く、010は安くなりにくい傾向があります。たまたまラッキーなことにとあるところ(笑)から、色々な会社のハイブリットが入荷してきて(爆)、テストも兼ねて使っていました。今のところ・・・アーニー・ボール、失格(爆)。私には合いません。赤ビルに張ったものは、1ステージで切れました。話を戻して・・・

 

ここを始める時、全てを赤いビル・ローレンスで演ろうと思っていました。多彩なギターを使ってしまうと、初中級者は「ギターが違うから」って思っちゃうでしょ。確かにギターを変えてしまうと、「似せる」っていう部分では、多少早くなるっていうか「近づけ易く」はなります。でも実際にはギターを変えたって、やってる作業時間はあまり変わりません。というより「選ぶアンシミュ」の選定が、煩雑になります。

「このギターの音を何かに似せるには、どのアンシミュ?」

結局は、同じ作業なんです。でも何も判らないコから見たら、「ギターを変えた」が先に来てしまいます。私はこのギターを「G2で使うやり方」は判っていますが、G5で使うとなれば、また根本からやり直しです。ましてや「誰かに似せる」のが目的。ギターが変わったからって、あんまり得になってません。
でもちょっぴり「レスポールの味」が欲しかったんです(笑)。特に「フロント」の音ですから。そこはかとなく「レスポールの味」です(笑)。でも、9千円です(爆)。

 

同じ曲を、別な人が弾いてます。ギターも違うし、アンプも違うし、出してる音も違います。でも「オールマンの音」です。ディッキー・ベッツはどのギターを使っても、ほとんど同じ音。歪みの量が違うぐらいです。でも「相方」は、みんな違います。もともとは「レス・デューディック」。初代デュアンの後継者です。それをウォーレン・ヘインズが弾いたり、デレク・トラックスが弾いたり。メンバーも変わっているのに、なぜか「オールマンの音」(笑)。すごくない??
Allman Brothers Band(Live) - Jessica
ディッキー・ベッツの音は、カランカランの音。ボリュームを絞ると、低音も歪みもありません。なのにテーマを弾き始めると「あの音」です。実際に私が演るとすれば、エフェクターを踏みかえると思います。でも・・・2人の足元には、何もありません(笑)。ステージが広く使えていいですねえ〜。
Allman Brothers Band(Live) - Jessica

セミアコを弾いても、ディッキー・ベッツ(笑)。同じ曲なのに、その時の気分で、スピードがこれほど変わります。

変わるケド・・・おんなじ、みたいな(爆)

 

 

 

たったこれっぽっちのフレーズをコピーしていくだけで、いろいろなことが学べることを判ってほしいですね。これが「コピー」っていう作業なんです。やってることは「エフェクター」ですが、こんな作業を繰り返していけば、多彩なことが学べます。 

  

「何をコピーしたらいいですか?」

 
「何を弾いていいのかわかりません!」

 

(笑)
なんでも好きなものを演って下さい。プラスにならないとしても、マイナスになることはありません。すでに私は「簡単なことを、正確に弾く」っていう、基本中の基本でひっかかっています(笑)。もうムキになって録っています(爆)。

 

 

 

Allman Brothers Band(Live) - Blue Sky 

コッチは特別編(笑)。私が超大好きなウォーレン・ヘインズがスライドを弾きまくり!!

なのに、ストラト\(◎o◎)/!。アンプはソルダーノ。なんなのこの音!!。

足元に、アンプの切り替えスイッチらしきものが見えます。ストラトのリアのはずなのに、トーンの下のツマミを気にしてます。比較的新しそうなストラトなので、リアもトーンが効いているか、ひょっとしたミッド・ブーストが動くのかもしれません。

どっちかといえば、ディッキー・ベッツのゴールド・トップの方が硬質な音です。でもいい音!!。ディッキーもヘッドはソルダーノ。スピーカーはマーシャルのようです。この組み合わせのオールマンが、とってもお気に入りです。

inserted by FC2 system