ZG 09

レコーディングは大変!(^_^;)


ひとつ、書くのを忘れていました。

すでに「Cubase」を使っています。G5を買えば「Cubase LE」がオマケで付いてきます。「LE」っていうと、ものすごい簡易版だと思われがちですが、ことProtoolsとCubaseの「LE」は、まったくそんなことはありません。確かにフル・バージョンと比べれば機能制限はありますが、それはかなり突っ込んだ部分のみで、普通に使うならなんら問題はありません。私のCubaseはフルですが、すでに型落ちです(笑)。SX−3です。またエフェクターもほとんどがフリーのVSTモノ。皆さんが使うであろうLEと、大差ありません。

ここ1年以上Cubaseに触らなかったので、結構使い方を忘れてます。でも、いいんです。いわゆる「宅録」で「作品」を作るならそれなりにいろいろやらなければいけないことがありますが、今は「ギターの練習」と「G5のテスト」が主な目的。「オケにあわせてギターが録音」できれば、なんの問題もありません。ピッチを直したりすることもありませんし(笑)。

ここ10年で「VST」−いわゆるDAWで使うエフェクターの能力が、飛躍的に向上しました。そのなかで一番有名になったのが「ピッチ−音程が修正できるエフェクト」。音痴な人が歌っても、機械で音程を修正できます。これ、とっても便利なんですが・・・

「作品を作ること」が主な目的なら、必要なのかもしれません。特に昨今の人は、歌がヘタですから(笑)。

でも今のところ、私は一度も欲しいと思ったことがありません。だって私のやりたい事は・・・

「自分で歌ったものを録音して楽しむ事」

「自分でギターを弾いて録音して楽しむ事」

なんです。機械で音程が直せたって、自分はひとつもウマくはなれません。いくら表面上作品の体裁を整えても、自分でそれが出来なければ、何の意味もないんです。そんな「直す作業」に時間を費やすぐらいなら、「弾けるようになる」「歌えるようになる」。こっちのほうがはるかに大切であり、私にとっての「本来の目的」です。出来上がる作品も確かに大切ですが、その「プロセス」−「自分で弾く」「自分で歌う」、これをやりたいために揃えた機材です。

こういった「LE」を使うような初心者は、すぐ機材のせいにします(笑)。「LE」だから出来ないんだと。でもそれって「フォトジェニックじゃダメ!」って言ってるのと同じです。フォトジェニックの音、そんなにヒドかったですか?(笑)。言わなきゃ判らないと思うんですケド。今私が「Cubase」でやってることは、ICレコーダーで、ポンッと録音ボタンを押してるのと同じ。Cubaseの機能の1%ぐらいしか使っていません。録音して、MIX−音量を整えて、「ファイルの書き出し」をしてるだけ。「LE」でも、まったく同じ作業が出来ます。今私が遣りたいことは「G5を使って、ギターを録音する」。これですから(含練習!(笑)。

今はG5がマイブームなので(笑)、全ては「G5を使って」やってます。でも・・・G2でも同じことはしていましたし、VOXでもやりました。そして「Cubase」のフルを買う前。今の「LE」よりはるかに劣る機能の「Cubase」を手にいれた時もやりました。買ったって言わないのが、奥ゆかしいでしょ?(笑)。某Yドバシのポイントで手に入れました。「打込み」はそれはそれで好きなので、その時はギターを弾かず、ギターもVSTにやらせました(爆)。

初中級者の皆さん!!(笑)。けして「機材のせい」にしないで下さいね。昔と違って、今の機材はホントにいいものです。ギターだって、安物だろうがなんだろうが、ちゃんと弾けばちゃんと答えてくれます。

 
 

ということで(笑)、今日もやりますか!(爆)

 
じゃあ、今日はイーグルスということで・・・

 
「呪われた夜」などいかがでしょう?!

 

One Of These Nights By The Eagles

イーグルスには、歴代4人のギタリストがいます。バーニー・レドンが最初のリード・ギター。カントリー系で、テレキャスターが多く「Bベンダー」も使います。バンジョーやペダル・スティールも弾くマルチ・プレイヤーです。そしてグレン・フライ。ギターはあまりウマくはありません(失礼!)。そこにドン・フェルダーが入ってきて、最後にジョー・ウォルシュが入りました。
この「ドン・フェルダー」が、未だにナゾのギタリスト。イーグルスに入る前のバンドのアルバム1枚と、ソロ・アルバム1枚しかヒントがありません。イーグルスではほぼレスポールなんですが、これがまたみんなヘンな音(笑)。「ホテル・カリフォルニアのギター・ソロの音は、ダブル・コンプ!」などと、みんなを煙にまきます(笑)。この「ダブル・コンプ」−私も江口君もトライしました(爆)。

ホントのような、そうでないような・・・

 

この「呪われた夜」でのドンの音は、かなりつぶれたFuzzのような音。でも音が伸びてるような、途切れてるようなヘンな音です。これを突っ込んでインタビューする人がいなかったので、未だにナゾです。レスポールじゃなきゃいけない理由も・・・ないとおもいます(笑)。とりあえず折角010の弦を張ったので、「レスポール・モドキ」で挑戦(^_^)v

ニセモノ イントロ

ギターの音は「ジージー」いってるだけなのに、周りに大量の倍音を撒き散らしています。なので聴いてる人には「ヒョイ〜〜〜ン」っていう倍音がハモってる音の記憶が残ります。「ニセモノ」はその処理をしてないので、少し物足りません(笑)。これ、G5で3本のギターそれぞれに処理しちゃうと、かなり音が濁ってぶつかるハズです。卓で3本まとめて処理するのが、正解だと思います。実はこのパート、3本同じ位置に定位させるだけで音が濁ります。元々がキレイにハモる和音ではありません。なので、右・真ん中・左と極端に振って、それぞれの音量を調整し、バランスがとれたところでエフェクト処理するのが正解。

 
これ、「最初の1本目」のギターを録音した時、ミキサーの人は頭を抱えたと思います(笑)。こんな音で、何がどうなるのかと(爆)。だからたぶん、卓で「アーリー・リフレクション」または「ショート・ディレイ」を足して処理する−いわゆる「音場を作る隠し味」で全体をまとめます。でもそれをされると、ギターのエフェクターだけではお手上げです。
 
ギター・ソロの音は、もっと「ジージー」いってます。でも基本的に「この音」なはず。イントロから始まる3声の和音−まだフロントの音なので柔らかめに聞こえますが、ソロの「ジージー」のままフロントにしてるだけっぽいです。使っているのは、毎度おなじみ「OD−1+FD COMBO」。ハモリのパートは、すべてフロント。ソロは、リアで弾きました。

ニセモノ ギター・ソロ

ギターソロ、ちょっと・・・間違ってるところをはしょったのは・・・許して!(笑)

なんとね、ギターを6本重ねないとできないんです、この曲(爆)

やりはじめてから気が付いて、後悔しました(泣)

時間が掛かりすぎて、オジサンは疲れてきちゃって・・・もう、夜中だゼイ!!

 

前に「ホテル・カリフォルニア」のカラオケを作った時は、ギターが7本でした。

イーグルスはこういうことを、平気でやるバンドなんです。

私は個人で勝手にやって泣いてたんですが・・・

江口君は仕事で泣かされました(爆)

ホタル・カリフォルニア By 横浜オールスターズ

「吉浦企画」発案の、「虫まるQ」の曲です(笑)

歌っているのは、杉山君。

ギターはすべて、江口君のダビングによるもの。

この曲に「作曲」のクレジットがあっていいの??(爆)。

 

皆さんもG5じゃなくてもいいから、チャレンジしてみてはいかがでしょう?

折角の連休なんだし(笑)

私は全然連休じゃないですけど・・・

またやります(^O^)/

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