ZG 11

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今日は「ニセモノ」は休みです(笑)。ネタぎれなんで(爆)
またコレッっていうものが見つかったらやりますから。
で今日は、「エフェクターの話」です。って・・・毎日そうジャン。
今日はウチでも鬼っこになっちゃったG2.1uを出してきました。で、なにをするかというと・・・

 

OD−1対決!第2弾!!

 

です(笑)。
最初にブログでやったのはコチラ。

G5 OD−1 VS BOSS SD−1

いわゆるスーパー・オーバードライブがどれだけ似てるか?をやりました。結果は「似てる」(笑)。少なくともヘッドフォン上では似てる音でした。そこで今度は、G2にある「OD」。これがG5のODに似ているのか?。これに興味がわきました。
もともとG2にあった「OD」を、私は「使いやすい」「標準である」と表現していました。だったらひょっとしてこのG2のODもG5に似てるんじゃないかな〜と思って(笑)。まあTV番組とは違うので、ひっぱらずに出します。

G2 OD  VS  G5 OD−1

似てません!(笑)。いや、基本的な部分では似てるんですけどね。G5は「ODらしく」ミッドが膨らんでいて、まろやかな音。一方G2のほうはこの状態でも、高音にギラつきがあります。似てはいませんが・・・どっちがいい?(笑)
もっと似てると思ってたんですが、予想外&想定外です。でもテストしながら思ったんですが、G2はG2で、いい音じゃないですか?。このギラついてる高音部をさして「デジタル臭い」というのは、私にとっては当たってません。

 

「有るモノは、削れる」

 
「無いモノは、出せない」

 

わかりますか?。少なくともこの高音部のようなチリチリした音をG5で出すなら、それはもう「OD−1」の役目ではないっていうことです。同じ「OD」という名前なので比較はしましたが。いくらかでも似るようにいぢってる最中には、G2のほうがいいんじゃないか?とも思いました。「単純に歪みモノのひとつ」としてなら、私はG2のODを選ぶ確率が高いような気がします。前回のAX1Gの時もそうでしたが、こういったものを考える時は「使える・使えない」だけが尺度です。他と比較してどうか?ではありません。

 

多分このG2の後継機種から「G5系の音」になるんだと思います。まあ・・・それも欲しいんですけどね(笑)。この「異常に高音の伸びてるG2」は、私の中では評価が高いんです。有るモノは、削れば済むことですから。でも、無ければ、出せないんです。どっちかといえば「無いほう」が困るわけで。まあどちらも持ってるから言える悩みなんですケド(笑)。
 

もうひとつは・・・

 

「シンフォニック対決」です。

 

昔、昔・・・(笑)、あるところにRolandの「ディメンションD」というエフェクターがありました。ラックマウントでバカでかく、ボタンが4つあるだけの不思議な物体。しかしエフェクターとしては他に類をみない音で、シンセなどに掛けると、値段が「10万円増し」になります(笑)。スタジオでは常備品として、大変重宝がられました。とくにYAMAHA DX−7に掛けると、バツグンにいい音になります。そしてそれを指を咥えて見てるほど、当時のYAMAHAは甘くありません。出たばかりの「デジタル・エフェクター」のシリーズの中、「REV」「SPX」シリーズに、「シンフォニック」という名前で出してきました。そしてそれは「ギター用」と銘打たれた「REX」にも搭載され、私の手元にやってきました(笑)。

は〜〜〜い、揺れモノ・ヲタクのみなさん、集まってくださ〜〜〜い(笑)。

揺れモノ三種の神器「フェイザー」「コーラス」「フランジャー」。この3つには当てはまらない「揺れモノ」って・・・、欲しくないですか?(笑)。私は昔むかしから「REX」を使ってるんで、「ヘンな揺れモノ」はいつも身近にあったんです。そしてなんと言っても驚いたのは、YAMAHA AG−Stompの「コーラス」とBOSS AD−3の「コーラス」です。どちらも「アコギ用プリアンプ」。このAG−Stompのコーラスは、非常にハイの部分に美しく掛かり、スタジオ・レベルでは?と思わせるものです。一方AD−3のコーラスは「2×2」−ツー・バイ・ツーと呼ばれる、これまた美しい掛かり具合。そんなもんばっかり集めてどうするの?って聞かれても、う〜〜〜ん「好きだから」(爆)。そいうのを世の中では「ヲタク」って言うんですよね。

 

ひとこと(笑)ヲタクから言わせてもらうと・・・(爆)
 
エフェクターの「ギター用」と呼ばれているものは、「原音+ミックス」になります。これは、リバーブやディレイも同じ。ところがラックマウントものやスタジオのものは「ミックスのみ」でアウトできます。「原音」をなくしてしまえるんです。これは、レコーディングというシステムの都合上、機械がそうなりました。
1つのフェーダーに1つの音が立ち上がります。ギターで考えれば、その同じチャンネル−同じフェーダー上にエフェクトも出てきます。当然調整はエフェクター側で行う必要があり、エフェクターに無いパラメーラーはいじれません。原音は変えずに、エフェクト部分のみEQしたい!なんてことが難しいわけです。それにともなってスタジオ機器では、「原音をパス」して、「エフェクト音のみ」を別のフェーダーに立ち上げられるようにしたんですね。いわゆる「センド」と言われるやつです。なので当然・・・REXなどもこの機能があるわけです。
 
「コーラスから、原音が無い状態」
 
(笑)
「揺れてる音」だけがあります。あんまり引っ張ってもなんですので・・・

REX50 Symphonic VS G5 Ensemble VS G5 Ensemble×2

センターに原音があるREXのほうが、深みがあって美しいですね。G5ではステレオに広がってしまって、キレイですが「芯」が無くなってしまいます。揺れ自体も足りないので2台掛けにすると、それなりに似てきます。G5でも変わりにはなりますが、判定としてはREXの勝ち(笑)。このREX、もう20年以上前の機種ですからね(笑)。

ついでといってはなんですが、私の愛機であるこのREX50にセットしてある音を紹介します。

REX50 SOUND

この世に一番最初に出てきた「デジタル・ディストーション」の音です。今聞くと、なんだか普通に思えるでしょ?(笑)。それはみんなの耳が「デジタル」に慣れたからです。この音をDLして、「サウンド・エンジン」で開いてみると、笑えると思います。それは・・・何もしていないのに、波形が一定です(爆)。

ものの見事に、「一本の横棒」になって波形が記録されています。そこには、抑揚とか感情移入とか、そんなものはありません(笑)。それが「デジタル」です(爆)。もののみごとに、「機械音」が出力されてくるわけです。

でも、それはそれでいいんですよ。「使い道」はありますから(笑)。ただ・・・当時は「ダメ!」の烙印を押されてしまいました(泣)。私も、そう思いました(笑)。でも月日が流れ(爆)、ある日使ってみたら・・・「これ、おもしれぇ!」になりました。私にとってREXは、手足ですから。

 

そしてその後ろに入っているのが「Reverb Gate」−リバーブ・ゲートと呼ばれるもの。もともとはドラムに使われて一般的になりました。もとは「Chicago」ですかね。

Chicago - Stay the night

この頭の「スネア」に掛かっているのが、リバーブ・ゲート。本来伸びるはずのリバーブの音を、ゲートで強制的に切って、一律の長さにしてしまう「ちからワザ」です。それをギターに応用したのが、後ろにある2つです。これと同じことは、G5でも出来ます。ただし、エフェクターを2つ使うことになります。REXやSPXならこれが「ひとつのモノ」として用意されています。

またこれの逆もあって「Gate Reverb」−ゲート・リバーブというのもあります。リバーブ・ゲートとまったく逆で、原音を強制的にゲートで切ってしまって、その後ろに長〜いリバーブをくっつけます。これも「ひとつのモノ」として用意されています。G5では2つになります。・・・っていっても、誰もやらないか(笑)

 

そうそう、G5の「Ensemble」でひとつ、発見がありました。今日の対決はアンシミュを使わず、どちらもステレオ接続でライン出力した音なんですが・・・「Ensemble」の後ろにアンシュミを置くと、ほとんど効果が無くなります。まったく「揺れ」が感じられなくなります。不思議ですねえ〜。「Ensemble」のパラメーターを全部フルにしても、ほとんど揺れません。アンシミュがステレオの効果をなくしてしまって、「Ensemble」が役目を果たせなくなります。今日の大発見でした(^O^)/

 

面白いでしょ〜〜〜

 

ヘンでしょ〜〜〜(笑)

 

これが「エフェクターの世界」です(爆)。本来の「いい音のギター」とは、まったく別の世界です。でもこんなことは、スタジオに出入りしてるミュージシャンなら、誰でも知ってることなんです。なのに・・・一般の人には伝わりません。必要ないから?興味が無いから?。でも「知ってるケド使わない」と「知らないモノは使えない」じゃあ、雲泥の差なんですよ。いつ、どこで、どんなカタチで出てくるのかは、誰もわかりません。知ってて教えないワケじゃないんですよ。聞かれないから、言わないだけ。G5に入っているモノでも「コレはなにをするもの?」って聞いてくれればいいんですが、誰も聞きません(笑)。ということは「使い方を知ってる」か「興味が無い」としか判断できませんから。だからここのスタンスは・・・「知ってるとは思うケド、使ってみた」(笑)です。どう受け止めるかは、あなた次第です。私は・・・強制はしません(爆)。

 

では・・・

 

 

 

サラバじゃ!!

 

 

 

 

 

 

 

バイなら!!

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