ZG 14

世界の窓から


テーマソング

これが聞こえないと、なんとなく雰囲気がでないので・・・(^O^)/

 

今日は機材からちょっと離れて、世界の窓−Youtubeにある「気になる見本」を眺めようかな、という企画です。

「ネタがねぇからだろっ!!」なんて、核心をついたツッコミはやめて下さいね(ToT)

 

普段から皆さんも、なにげなくようつべは見ていることと思います。いや〜、便利な世の中になりましたよね。もう一生、見ることも聞くこともできないんじゃないか、と思っていた音源を、聞くことができたり見ることができたり。でもね、音楽を志す人、なにはともあれ真剣に取り組もうとしてる人は、漫然と見てる・聞いてるじゃダメですからね。何気ないところに「ヒント」がいっぱい隠されています。「隠しアイテム」ほど・・・みつけにくいんですケドね。

 

前から「音見本」を作ってる最中に、私はしきりに「ピッキング」を気にしていることを書いてきました。ちゃんと、見てましたか?(笑)。アップ・ピッキング/ダウン・ピッキングというのは、ギターを弾く上で、非常に重要な表現の一つです。コピーはしてみたものの、実はピッキングのアップ/ダウンが逆だった!なんてことになりかねません。せっかく「見られる」んですから、穴の開くほど、見てください。そんな中で・・・

 

「気になる画像」をいくつか見つけたので、ご紹介します。この手のものは、いっぱいあります。だから逆に、数が多すぎてまぎれてしまいがちです。また1人でみつけるにも、限界があることは確かです。だからといって見逃すのは・・・ソンですね。何が大事なものなのか、自分の嗅覚を磨いて下さい。なので、ヒントをみつける前の「みつけるヒント」(クドい表現!笑)をいくつか上げておきます。参考にしてみて下さい。まずは・・・

 

Jay Graydon Guitar Soloing

私が世界一大好きなギタリスト、ジェイ・グレイドンの教則ビデオの一部です。ジェイは、好き嫌いが分かれるギタリストなので、何も彼のことを学べっていうわけではないんです。聴いて欲しいのは「音」です。

最初に「レコーディングされた状態」のソロを弾いています。ここ10年ぐらいの、ジェイが好んでる音です。アタックの「カツカツ」ピッキングする音が無いのに、ピッキング・ハーモニクスではとんでもない量の倍音がフッとんできます。ところが・・・実際に「見本演奏」が終わって「教則」に入ると、とたんに「普通の音」に聴こえます。なんでだと思います?(笑)

これ実際の音も「倍音を含んだキレイな音」なんですが、それ以上は「卓でコントロール」しているんですね。レコーディングだから出てくる音なんです。実際に他のジェイの「ライブでの演奏」を聴くと、こんな音にはなってません。なので・・・

CDや動画に出てくる「完成品の音」が、必ずしも「実際の音」とは、イコールじゃない場合もあるんです。まあこれは、レコーディングを体験しないと、なかなかわからないことなんですが。我々がいつも聴いてる「ギターの音」は、少なからず「レコーディング」というフィルターを通して出てきたものです。だから逆にソックリな音が出せるようになったのに、自分のライブやレコーディングになると「何か違うっ!」っていうことがありえます。これはとりあえず「場数(ばかず)」−経験を積んでもらうしかありません。これは「その差」のいい見本です。

 

Steve Lukather shows his Music Man guitars

ジェイの一番弟子であり、ラリー・カールトンの一番弟子でもある、私も大好きなTOTOのギタリスト、スティーブ・ルカサー−ルークが、自分の機材を教えてくれる動画です。このシリーズはどうも「番組」になっているらしくたくさんあります。なので、他の人も探してみると良いでしょう。途中から「ペダル・ボード」の解説を含めて、「模範演奏」が始まります(笑)。多分、ピート・コーニッシュ製と思われるルーク機材が見られます。

「BOSSのエフェクターをつかってね・・・」などどしゃべっています(笑)。この音聴いて、どう思います?。普段のルークの音そのものなんですが、リードの音にコーラスやらディレイやらリバーブやら、掛けまくりです(笑)。エフェクターが嫌いな人は、「エフェクターは、ごまかすタメ!」って言うんでしょうが・・・この人、世界のトップ・クラスですよ?(爆)。このフット・スイッチの数!!(笑)。ルークがギターがウマいのは、エフェクターでごまかしているから?(爆×10000000)。いや逆に、これだけクリアにピッキングしてフレーズが弾けるからこそ、音が濁ることなく出てくるっていうことです。ほとんど弾いてる音には、なんらかのエフェクターを掛けています。「改造したユニ・バイブで・・・」(笑)。ねっ、意外とファンが多いんですよ、ユニ・バイブは。

 

Richie Sambora playing the intros of some of his songs

これはボンジョビのギタリスト、リッチー・サンボラくん。この「星マーク」のストラト、欲しいなあ〜(笑)。リッチーも教則してくれているんですが・・・エフェクター掛けまくりの音(笑)。この画像では、音が悪くなっているので、音がツブれています。でも・・・エフェクター掛けまくり(爆)。少なくとも私が好きって言ってる人は、みんなエフェクターの使い方がウマいです。でも、だからといって、レコーディングの時もすべてコレッ!っていうワケじゃないですからね。案外レコーディングの時は、アンプ一発で録ってる時もあります。「良いアンプ」を持ってる人は、必ずしもエフェクターに頼らなくても「いい音」は出せますから。

 

Brad Gillis Demonstrates "Don't Tell Me You Love Me" Solo

世界一のアーム遣い。ナイトレンジャーのブラッド・ギルズくんです。どうです、この音?。歪みまくりですよね?。でも、ライブを聴くと、こんな風には聴こえません。これが「差」です。「作品になった時」と「生の時」の差なんです。このぐらい歪ませないと、ブラッドの得意な3Fでのハーモニクスを、自由自在には使えません。ブラッドにとって、「ハーモニクス+アーム」は大切な音ですから。しかもブラッドの使っているフロイド・ローズは「微調整ツマミ無し」の初期型タイプ。なのに、アームをあれほど動かしてもチューニングが狂わないスグレモノです。これはフェンダーのギターなんですが、他の時にはまったく同じ仕様のフェルナンデスのブラッド・ギルズ・モデルを使ってるときもあります。でも・・・音はまったく一緒です。聴いただけでは、ぜったい判別できません。まあ・・そういうものです(笑)。

 

Billy Gibbons Guitar Lesson Video

ZZ TOPのビリー・ギボンズ大先生です(笑)。このギター−「グレッチに作ってもらったんだあ〜!」って言ってます(爆)。弾いてるのはブルースなのに・・・エフェクター、掛けまくりの音かいっ!!(^_^)v。なんでその曲やるのに、ディレイが必要??(笑)。しかも、歪みまくりジャン。うんにゃぁ、それこそが「ZZ TOP」なんだね。どこまでも、オレ流!。あなたに文句をつける人は、おりません<m(__)m>

 

なんちゃって、こうして見てると、面白いでしょ?

何気なく見て、とおりすぎちゃダメだよ。

「ヒント」は、いっぱい隠れてます(笑)

 

 最後に・・・

 

 

ルークが「ユニ・バイブ」を掛けて音を出していたんで・・・

私も使ってみました(笑)

コーラスに似てるんだけど・・・やっぱりユニ・バイブはユニ・バイブ。

あの人も、あの人も・・・使ってます(爆)

 

もしも、「子供たちの凱歌」がスロー・ナンバーだったら・・・\(^o^)/

 

 

Child's Anthem

OD-1 + HW STACK + The VIBE + DELAY + DELAY

 

では、また・・・

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