ZG 20

華麗なるシングルコイル 3ピックアップ対決!!


どこのジャンルに書いたらよいのか迷いましたが・・・

とりあえずはG5を使って、ということで、コチラにしました(笑)

ブログの検索ワードに「テレキャスター EMG」というのが、定期的に入ってくるんです。確かにテレキャスターでEMGというのは、珍しいカモしれません。あまりいないですよね。「ロイ・ブキャナン・モデル」では出ていました。でも確かに考えてみれば、EMGの3シングルも今時珍しいし(笑)、なおかつそれが「Tシリーズ」となれば、ほとんどいないカモしれません。なのでふと思いついて・・・「こんな音がしますよ!」って出しておけば、何かの参考にはなるかと思って(^O^)/。

で、ですね(笑)。何をどうしようか迷いましたが、とりあえず

 

同じセッティングで、他のギターと比較

 

これにする事にしました。とりあえすは単純に「同じシングル・コイルが、どれだけ違うか?」が判ればいいかなと(笑)

ウチはシングルだらけなんですけど(爆)、コチラにしてみました。

 

■Bill Lawrence BL-3MSTR Hatake Model with Bill Lawrence Pickup Type H-S-H

■Photogenic ST-350H with YAMAHA RGX Pickup Type H-S-H

■Fender Japan TL-200BB OWB with Fender USA Pickup + Duncan SSL-1 Pickup Type S-S-S

■Fender Japan TL-62B-70 CAR with EMG T & SA Pickup Type S-S-S

 

こんなラインアップにしてみました。わかります?(笑)

ストラトVSテリーで、ローズVSメイプル対決です(爆)

 

これをG5の同じセッティングで・・・

「リア」                      (シングル)

「リア+センター」        (シングル・ハーフトーン)

「センター」                (シングル)

「センター+フロント」   (シングル・ハーフトーン)

「フロント」                  (シングル)

この順番で、同じフレーズを弾きます。

 

G5のセッティングは、

■アンプ・シミュレーション MATCH30  

Gain:50 Tube:30 Level:100 Trebl:46 Middle:46 Bass:45 Prese:53

■リバーブ Early Reflection

Decay:15 Shape:10 Mix:50 Tone:6 Level:100

アンシミュだけではちょっと淋しいので、気のせいでリバーブで広げました。「MATCH30」は、クリーンからクランチまで、お気に入りのアンシミュ。ハーフトーンのベルの部分が、クリンクリン鳴ってくれます(笑)。VOXのクリーン・トーンと並んで好きなサウンドです。

 

お手数をおかけいたしますが・・・(笑)

各ファイルをサウンド毎に4つ呼び出してから、ポンポンと切り替えていくと、違いが判りやすいと思います。

1つずつ開くと、なかなか比較検討が難しいです。

 

SOUND A 

5フレット〜9フレット間のフレーズです。

Bill Lawrence

Photogenic

TL-200BB

TL-62B with EMG

なかなか、判りづらいですよね(笑)。なんとなく個々には違うんですが、極端にココが違うっ!ていうのは、判別しづらいです。でも、各音の「リア」「リア+センター」(ハーフトーン)だけを順番に聞いてみてください。2つで止めて、次にいくんです。そうすると・・・

「ストラト」と「テレキャスター」では、あきらかに「ハーフトーン」の音に違いがあります。「テレキャスターのハーフトーン」は、あくまでも「テレキャスターのハーフトーン」です。おもしろいですねえ〜。設計の段階では「ストラトと同じ位置」という注文を付けているんですが、やはり「ストラトのハーフトーン」にはならないようです。どちらもセンターは「ストラト用のピックアップ」。なのに、ストラトにはならない、ってことですね。

 

SOUND B 

12フレット〜14フレット間のフレーズです。

Bill Lawrence

Photogenic

TL-200BB

TL-62B with EMG

これは・・・あきらかに違いがわかりますよね。前2本は、あきらかにストラトの音。BBはものすごく「テレキャスターらしい音」なのに、62Bはかなり「EMGの音」。テレキャスターっぽくない太い音、っていうより、4本の中で一番太い音かもしれません。ギンギンに歪ませたら、一番ロックっぽいサウンドになることでしょう(笑)。しかしまあ・・・

「フォトラト」君、大健闘じゃないですか?(笑)。ビルローレンスより、音がデカイです(爆)。「ローズとメイプルの差」が、なんとなくわかりますよね。「ギターによって、弾くフレーズが変わる」って・・・なんとなくわかりませんか?。あきらかに「おいしいサウンド領域」が、違いますよね。

 

SOUND C 

0フレット〜3フレット間のフレーズです。

Bill Lawrence

Photogenic

TL-200BB

TL-62B with EMG

おお〜っ、この領域はあきらかに「メイプル・ネックの独壇場」(笑)。キレの良さが、圧倒的に違いますね。これには・・・、ちょっとびっくりです\(◎o◎)/!。EMGは「シングルの音」ではありますが、「テレキャスターらいしキレのある音」にはなってません。ロックっぽい音ではあるんですけどね。ローズとメイプルでは、「音作り」の段階から変えないとダメ、っていうことでしょう。まあ音を聴いて、自然にはそうしていますが(笑)。

 

かなり判りにくいかと思ったんですが、こうやって並べると、すごく違うのがわかります。「同じセッティング」だと、ここまで差がでるんですね。普段は意識しないで「そのギターのためのセッティング」を自然にしちゃうんですが、こうも違うとは思ってもみませんでした。それがわかると「なぜ、そのギターが欲しかったのか?」っていう理由付けになります(笑)。

 

「音が違うから、欲しかった!」(爆)

 

ということは・・・ウチのギターも「みんな違う音」で、他のギターも「ギターごとに違う音」なんですねやっぱり。それを意識しなくても、そのギターが私を呼んでくれる・・・なんちゃって\(^o^)/

 

「なんでそんなにいっぱいギターを持ってるんですか?」

 

「だって、みんな違う音がでるんだモン!」

 

あ〜〜〜、ホントにちがっててよかった(笑)。これでおんなじだったら、ウソつきジャン(爆)。

G5のテストでビルローレンスとフォトジェニックを選んでたのは、自然に「音の違い」が判ってたからなんだね、きっと。

しかしまあ・・・「フォトラト」君、大健闘だよね、ホントに。ごく普通に使えるジャン。ローズの2本は、かなり汎用性が高い音。そしてメイプルの2本は、やっぱりメイプルの音。EMGは「EMGらしい音」とは認識してたんだけど、やっぱりロックっぽい音なんだね。BBのめちゃ「テレキャスっぽい音」があるから、EMGの音のテレキャスを使いたくなったんだろうね、私は。

 

いや〜、なんか「ジャンク」っぽいテストでした(笑)。こんなこと、ココのHPが無かったら、ゼッタイやらないテストです。普段は意識せずに「今回はコレ!」って決めてました。ちゃんと「その時の気分」にも、理由があったんだ・・・(笑)。今は「メイプル野郎!」ですから(爆)。全体でみると、圧倒的に「ローズ小僧!」なんですが・・・大人になったのかな?(笑)。

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