ZG 30

今日のG3 (^O^)/


さてさて(笑)。仙台の中古市場には、G3・G3X・G5・50Gがまったくありません。売れてないハズはないのに、玉が無い。なので使えない人は、ジャンジャン流して下さい(笑)。特に50Gの使用者は、早めに中古に流しましょう(爆)。値崩れを待ちます(^O^)/

  

なんてイジワルなこと言ってないで(笑)、G3にしようかG5にしようか悩んでる人のために、いろいろと。

まずはなんといっても、「G5」と「G3」はレベルが違いますからね、ステージが違うって言えばいいかな。「G5」のほうが、圧倒的に処理能力は高いです。でもアップデートされたことで、「G3」の能力は格段に上がりました。普通に使うなら「G3/G3X」で充分です。

今日は「Edit&Share」を眺めながら、G3をスムーズに導入できることを考えましょう。

  

「G3」と「G3X」の違いは、外部スイッチと外部ペダルの部分だけです。「G3X」と「G5」は外部ペダルを増設することにより、2つのペダルでコントロールできます。また外部ペダルを使用しない人は、外部スイッチを出して、色々なもののON/OFFが出来ます。それ以外は、中身はまったく同じものです。私の外部ペダルは、Roland EV−5です。

 

 

私はほとんどの場合「ボリューム・ペダル」として動かしています。でもパッチによっては、他のエフェクターのパラメーターをコントロールすることもできます。ただし使える機能は、「パッチ1つに1つの機能」だけです。

 

 

このように「CONTROL IN」−外部に出せるコントローラーは、1つに限定されます。EV−5の類のものを接続すると、外部スイッチでタップのコントロールや、エフェクトのインプット・ミュート、バイパスなどはできなくなります。

 

 

この表に出てくるものどれかに、アサインすることになります。ここで、注意点がひとつ。

  

通常のボリューム・ペダルとして使う場合、この表の一番下。「OUTPUT VOLUME」にアサインします。ところがこれは、「トータル・ボリューム」です。G3から出てくる音、すべてが動きます。なのでボリュームを下げると、リバーブやディレイの残響も一緒に消えていきます。実音を消して残響音だけ残す、っていうワザができません。これ、MS−50Gには「Tail」という機能があって、パッチを切り替えても「残響音は残る」っていう機能があります。でもG3にはありません。なのでG3でボリュームを落としても残響を残したい場合は、このパッチの場合、エフェクト1のUS BLUSEの「Level」に設定する必要があります。これならボリュームを下げても、残響音だけが残ります。ところが・・・

そうした場合、それより後ろのエフェクターからノイズが出ていても、ボリューム・ペダルでは消すことが出来なくなります。だからと言って「ZNR」をセットすると、残響音とノイズとの兼ね合いが難しくなります。ドコまでが残響音でどこからがノイズなのか、シビアに設定しないとおかしな音の消え方になってしまいます。なので、それを理解した上で、セットする必要があります。ちなみに「G3X」や「G5」は、ペダルを2つ使えば、簡単に対処できます。でもまあ、G3はかなりノイズは少ないので、シビアにならなくても、ダイジョウブですが・・・。「こういうことだ!」というのは、知っておいて下さい。

  

まずは初心者の人!!。ここから初めてみて下さい!!

 

 

これは「Edit&Share」の音色表。上のボタンの一番左側を押した時に出てくる「リスト表示」です。ボタンの説明の前に・・・

  

音色番号「G0」から始まる音。名前がみんな「アンシミュの名前」になっています。読んで字のごとく、そのアンシミュをつかった「基本的な音のパッチ」になっています。A0〜F9は無視していいので(笑)、ここから始めてみて下さい。とても参考になるパッチです。アンシミュの音としても判り易いうえに、それに伴って「こういうエフェクトの使い方もありますよ!」というものが一緒に出てきます。なので、アンシミュ以外のエフェクトをON/OFFさせながら、「音の違い」を聞いて見てください。そしてですね(笑)

「ピックアップ」は、必ず切り替えながらテストして下さい。レスポール系なら3つ、ストラト系なら5つ。すべてのポジションで弾いてみてくださいね。そうしないと、「的外れなセッティング」で聞こえてしまう場合があります。フロントに焦点をあわせてるものもあれば、リアがいい音のもの。はたまた、ハーフトーンがキレイに鳴ってくれるものなど、実に様々です。これはですね・・・(爆)

 

 

この状態でも、エフェクターは確認できるんですが・・・

 

 

コレは上のボタンの右から2番目。「ソート表示」をさせたものです。これだと、各パッチで使われているエフェクトが一目瞭然。何個使っていて、どんな風に並んでいるのかが、すぐにわかります。さらにその下のBOX。「エフェクトで絞込み」でエフェクターを指定すると・・・

 

 

このように、「使ってるエフェクター」から、パッチを絞り込むことができます。今は「FD COMBOを使ってるパッチ」が表示されています。

もひとつ、おまけに・・・

 

 

まあ、これは、あくまでもオマケですが(笑)。左から2番目のボタンを押すと、「レーダー表示」になります。

「A0」を見て下さい。お約束の「何も入っていないパッチ」です。「赤い点」が、真ん中にあります。そしてこの「赤い点の広がり具合」によって、そのパッチがどういう傾向の音なのかが、視覚的に判断できます。例えば「H0」と「H1」。「AIR」以外は、ほとんど同じセッティングだということがわかります。でも実際には「アンプが異なる」ので、違う音が出てます。飽きてきた時に眺めてると、面白いです(^O^)/

そして残っている一番右側のボタン。ここを押すと「コピー」「インポート」などのコマンドが出てきます。

さらに、「Edit&Share」の一番上にも、ボタンが出てきます。

  

  

一番左の矢印ボタンが「シグナルパス変更」。これは、「エフェクターの流れ」を逆にできるボタンです。普通「コンパクト」を並べると「右から左」なんですが、マルチは「左から右」の流れになっています。なので好き嫌いがあるので、このボタンで一瞬で表示を変えられます。

真ん中が「BPM」。ドラム・マシーンの、テンポを変えられます。一番右側は「最小化」。上部に表示している「エフェクターの段」が消えます。そうすると、「ソート表示」が非常に有効な手段になるわけです。そしてその下が「パッチ・レベル」。その下は「ストア」。PC上でエディットした音を、実機側に書き込むことができます。

  

「Edit&Share」はエディットする道具ですが、実機側でも同じことは出来ます。慣れれば、どっちでやっても同じ。ただ「表示する」「目で見る」っていうことが出来るものです。実機でエフェクターを変更する場合、結構捜すのがメンドウな時もあります。ずっとスクロールしなくちゃいけませんので。そういうところは、「Edit&Share」のほうが早いです。でもパラメーターを細かくいぢるのは、実機のツマミのほうが断然早いし、感覚的にも楽です。でも・・・ボタンを押す頻度が、スゴイです(笑)。自分でやってて、壊しそうな勢いです。なので・・・

部屋にいる時は、なるべく「Edit&Share」を使うようにしています(笑)。ZOOMは、修理費が高いですから(爆)。最低、「5千円+実費」。大事に扱わないと、MS−50Gが買えます(爆×1000)。

  

バージョン・アップされたG3は、G5とは違ったイミでスゴイです。なかなか、楽しいですよ。単独でも充分使えるし、何かと併用する余地もあるし、大きさもグーです。実売だと、15000円前後。1万チョットで買えちゃったりしたら・・・「向かうところ敵なし」かな。これと50G・50CDR・100BTは、最強タッグになるかも。ステレオIN/ステレオOUTもできるし。まあ50CDR・100BTの最終仕上がりにもよるけど。

  

もしかしたら・・・

  

子ガメの背中に・・・

 

孫ガメが乗るかも・・・(^O^)/

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