ZG 33

今日のパッチ


パッチは「さるまた」ではありません(笑)
G3の可能性を求めて百万里。
Junkらしいパッチを作ってみました。っていっても・・・
私のギター=ビル・ローレンスのHSHでやってますので、ハムもシングルも入り乱れてます。

でもどこかのポジションでは、バッチリ鳴ってくれるハズ(笑)

まずは「使い方」を説明します。
 
1.このパッチをDLして下さい。

JG Patch
2.あなたのG3をPCに繋ぎ、E&Sを起動して下さい。
3.あなたのG3本体のパッチを、PCにコピーして下さい。
4.このパッチをPCに読み込むのではなく、G3本体にインポートして下さい。
 
まずくれぐれも、自分のG3のパッチをPCにコピーしてからやって下さいね。

そしてこのパッチは、G3本体に読み込まないと、正常に作動しません。っていうか・・・
G3のパッチは、G3本体にインポートした時と、PCのデーターとしてG3を作動させた時とでは、本体に表示される状態が変わります。この私のパッチの特徴は、「エディット画面を直接表示させる」ことを前提にしています。
G3は最終エディットが終り、本体に音色が保存されると、その「最後にエディットした時の状態」を記憶しています。6つのエフェクトのうち、どこで表示を止めていたか?をちゃんと覚えています。今回のパッチは「その機能」を使っています。詳しく説明します。
 
今回のパッチの特徴は、「リアルタイムにエフェクトを変更する」ことを目的としています。なのでA2以降を呼び出すと、ある特定の3つが画面にあらわれます。1つの音色に対し、そこから「3つのエフェクターをON/OFFできる」ようになっています。普通にG3を使う時、なんらかの音色を呼び出して、「スイッチ1を長押し」した、エディット画面を呼び出した状態です。
A1は、お約束の「何もない音」です。ボリューム・ペダルが、最終のボリュームに設定されているだけ。このボリューム・ペダルの設定は、全音色共通にしてあります。そして「A1」を呼び出すと・・・

「OverDrive」「T Scream」「Chorus」

この3つが画面に呼び出されているはずです。ライブなどで使うことを前提にしています。つまり何らかの「1曲」に対し、この「A1」ですべてを賄ってしまおうという発想です。名前を書くとメンドウなので「A」「B」「C」とします。今は3つがOFFの状態。「A」で歪みが加わります。そしてそれを順列組み合わせで・・・

A・B・C・AB・AC・BC・ABC

この「A1」は、ABCすべてOFFを含めて、8種類の音を出せるようにしてあります。この8つの組み合わせで1曲を演奏してしまおうという魂胆です(笑)。なのでこれ以降、すべての音色で「OFFになっている3つのエフェクト」が表示される状態で止めてあります。

「表示されている3つのエフェクト」以外は、ほとんどが「アンシミュ」「ZNR」。そしてあと1個は、使ったり使わなかったりしています。ウチのバンドの曲で使う音を並べ出すと、皆さんには汎用的じゃない音ばっかりになるので(笑)、一般的な音が基準です。主に「好きなアンシミュ」を中心に構成しています。とあるギターの音に対し、「こういう音の場合、こんな音色の変化を求めるだろう」というのを入れてあります。なのでハーフトーンを含む、HSHのどこかのポジションで音を決めています。
 
今回のパッチの大前提は・・・
*アンプを使って確認していないので、あくまでも「私のギター」で、ヘッドフォン内で作っています。
*ほとんど何かの曲・フレーズを弾くことを前提としていません。あくまでも「私の手癖」で弾いてるフレーズでやっています。
*万人が使用することを前提としていません。あくまでも「G3の使い方のひとつ」と解釈して下さい。
 
これはもともと「G5」で思いついたやり方です。G5では4つのエフェクターを画面に呼び出せます。4つ呼び出せると、15種類の組み合わせができることになります(たぶん(笑)。そしてZペダルがあるため、ボリューム・ペダルを使いながらも、他のパラメーターを動かしたりできます。なのでG5・G3Xで外部ペダルを使用すると、もっと守備範囲が広がります。たとえば・・・

 
G5では、「OD」が2つ呼び出される音色があったりします。これはODのパラメーターを変更しているものが2つ並んでいます。浅く掛けたものと、深く掛けたもの。さらに2つ同時に踏めば、ほぼディストーション化します。

 
またプリセットにあった「ディレイ3台」(笑)。これも、大変面白いですね。ディレイ無しから3台使用まで、その場で踏みかえられます。

 
音によっては、「2種類のアンシミュ」が出ているものもあります。根本的に、アンプを代えてしまおう、という発想です。比較的柔らかめ=フェンダー系とVOX・MATCH30などを組み合わせると、これも2つ踏むとディストーションのような深さになります。さらにアンプの前後関係を変えると、出てくる音が変わります。

 
最も多く出てくるのは、「OD」と「TS」。歪みにこの2つを出しておくと、どんなアンシミュが来ても対応できます。もともとが歪んでるアンプの場合は、これらの代わりに「BOOSTER」を用意します。G5だと外部ブースターと併せて、ダブル・ブースターにできます。

 
G3X・G5なら、表に出ているエフェクター以外のパラメーターをコントロールするのも有りです。ペダルをふむだけで、リバーブやディレイが掛かってくるようにセットしておきます。

 
今回のパッチでも使っていますが、「2 in 1」を複数使うのも手です。思ったほど負荷はありません。G3で「2 in 1」を3台用意しておくと、そこでは6つのエフェクターを切り替えているのと同じになります。
 
というふうに(笑)、自分用に考えているパッチです。試作品をいくら作っても、いくつでも保存しておけます。上限ナシです。これを組み合わせて、曲によって「A1→A2→A3」と行ってもいいし、同じ音色内できりかえるのも「あり」です。それは「曲による」「曲順による」など、いろいろな理由で変わります。
「G5でのバンクの切り替え問題」があったため、思いついたセッティングです。思いのほか、G3では有効です。50Gでも、この考え方があっていいと思います。特に・・・50Gにある「LineSel」。これ、やっぱりG3・G5にも欲しいです。特にG3にあってくれたら「今日のパッチのやり方」のバリエーションが、飛躍的に増えると思います。3つの表示されてるエフェクターの一番右端に「LineSel」を出せば、3個同時に切り替えられ、なおかつ単独で2個が切り替えられます。メチャメチャおもしろくないですか?(笑)

 

とまあ、こんな風に日夜、いぢって遊んでます。G3でパッチが100だとしても、1つで8つの音色に切り替えられれば、800のバリエーションが得られることになります。またBANK−A・BANK−Bにはこの使い方をしておいて、BANK−C・BANK−Dには直接番号のUP/DOWNをする音を並べておいたり。自分の好きなように、自分のやりやすいように、いくらでも工夫ができます。PCのファイルには、曲名にした音色を並べておいたり、バンド毎に使う音を並べておけば、音色管理もパニっくらないで整理できます。常識では考えられないセットも、いくらでも試せますし、保存しても気にならないし邪魔になりません。またE&S内でならG5もG3も、パッチの中身を確認できます。誰でもZOOMのサイトから持ってきて、プリセットの中身を確認できます。

 

さあ、あなたも・・・

 

オリジナル・パッチを作ろう!!(^O^)/

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