ZG 36

質問してみましたコーナー


実はですねえ〜(笑)
G3をイジってて「とある疑問」にぶちあたったんです。G5・G3Xのユーザーさんはいらっしゃいますでしょうか?。このG5・G3Xのペダルの下には、「ペダルスイッチ」があるんです。目立たないので、使ってる人はほとんどいないと思いますが(^_^;)。ところがこれ、G3で「外部ペダル」を使ってしまうと、この機能が使えなくなります。G3では「外部ペダル」か「外部フットスイッチ」の、どちらかを選ぶしかないんですね。そこで疑問が。ひょっとして・・・
 
ZOOM純正のFP02には、「フットスイッチ」があるんじゃないの?
 
(笑)
ところがネットで調べてもそれらしい記述はないし、360度で撮られている写真もないので、確認ができません。ほとんどがZOOM社の写真の使いまわし(笑)。そこで(爆)
 
G3と共にFP02をお買い上げの「Randy伊藤さん」に、質問のメールを送りました(^^ゞ

すぐさまお返事いただいて、恐縮です。Randyさんはすでに実戦に投入しているので、非常にわかり易く、しかも「タメになるメール」として帰ってきました。なのでいつものように「全文掲載」で<m(__)m>
 
 
残念ながらFP02にはスイッチ付いてませんね〜、ペダルのみです。買ってからG3/G3Xの説明書を見たら、G3Xにはスイッチがあって、ペダルをアサインしたエフェクトのON/OFFが出来るそうで、あらら〜っ、FP02にはスイッチ付いてないよぉ〜、G3Xの方が良かったのかぁ?と思いました。ペダルスイッチをうまく使えば、最大4つのエフェクトのON/OFFをコントロール出来ますからね。って事はスイッチ増設をするためにはG3の筐体を開けて、基板から配線を引き回す必要がありますね。(私もG3とG3Xはたぶん共通の基板だろうと睨んでいます)
 
でも実際にライブで使ってみると3つのON/OFFで足りないと感じる事はほとんどありませんね。むしろ3つでも持て余すほど自由度が高いです。7つまで行かなくとも、一つのパッチで4つぐらいのバリエーションが出せるので、普段のライブならBANK Aだけでほとんど足りる感じです。この自由度と音の良さを味わうとG2Nuには戻れませんね。
 
私が面白いと感じているのは、同じパッチを2つ並べて、1番長押しの表示を前半と後半に分けることです。
パッチを2つ使いますし、パッチを移動する際の音に縛られはしますが、6個全てのエフェクトをON/OFFすることが可能になります。(ライブでの実用性が高いとは言い難いですが、音を作るときには便利かも)。
また同時押し(踏み)のリスクはあるものの、足だけでバンク移動ができるようになったことも大きいです。G2NuだとBANK移動に別売りのフットスイッチが必要で、それが無い状態ではA0からC0へ移動するのに10回踏む必要がありましたが、G3だと同時踏みを2回でOKです。これでやっとバンクの概念が生きてきて他社並みになりました。今までのG2シリーズでは、本体のフットスイッチではパッチNoのアップダウンしか出来なかったので、バンクを分けている意味が薄く、何十回もフットスイッチを踏まなければならないことがままありました。
 
あとはステレオが楽しいですね。アンシミュの後ろにステレオコーラスや短いディレイなんかでステレオに振って2台のアンプに出すと、プロが複数のアンプで出してるような立体的な音場が簡単に得られますね。
私がいつも使っているのはDean MarkleyのDMC-40という、JCを小さくしたようなステレオコーラス搭載アンプですので、G3の出力をステレオリターンに入れれば、とってもコンパクトなステレオシステムの出来上がりです。
 
Dean Markley DMC-40
 
また大きな音で鳴らせない自宅などでは、PC用のアンプ内蔵スピーカーをヘッドホンの代わりに入れるとイイ感じです。ステレオ効果もしっかり再現できますしね。
 
 
さてG5/G3のコラムを拝読しておりまして驚いたのが、
 
>どうしてG3をあんな風な使い方をするんですか?
 
という質問が来た件です。
まぁ、どう使おうとユーザーの勝手ではあるのですが、
 
そうやって使わないのになぜG3?
 
って問い返したいですね。
全部パッチにして切り替えるだけなら、他社のマルチやG2でもできます。「普通のマルチとしてパッチ切り替えで使う」「マルチなのにコンパクトを並べた操作感」が同居している事こそがG3の一番の売りだと思っています。好みのアンシミュでクランチ音を作っておいて、OD、TS、ブースターなどでリアルタイムにブーストしたり、コーラスやフェイザーを足したりできるのが他のマルチには真似できない最大の魅力でしょう。しかも好きなエフェクターを選んで、好きな順番で自由に並べたパッチを瞬時に切り替える事も普通に出来るんですから…高額なラックエフェクターにしか出来なかった事を、このサイズ、この価格で実現しているのは凄いの一言です。これで、パッチの中から画面に出すエフェクトを3つ任意に選んで(実際の並び順に関係なく)表示・切り替えすることができれば無敵なんですがねぇ。
 
キャノン出力を使った常時チューナーは、とても実用的で素晴らしいアイデアですね。私はロングディレイをほとんど使わないので、結局いつものボリュームペダルをG3の後ろに置いてチューナーアウトを使っていますが、パッチ切り替え操作と干渉しない常時チューナーが必須アイテムであるという意見には大賛同です。
 
肝心のZoomのFP02は重さが軽くストロークも短いので微妙なコントロールが難しくて、ちょっと私の肌には合いませんでした。現在はリバーブやディレイの深さ調整のみ(しかも「浅い」と「深い」の切り替えのみで中間はほぼ無し)に成り下がっています。
 
G3はG2Nuの10倍、MS-50Gの100倍は使い甲斐があって、とても気に入っています。特にMS-50Gとの比較では、使えるエフェクトの種類に差はあるものの、そう大きく変わらない性能なのに、画面とフットスイッチが増えただけでこんなにも違うものかと驚きます。こんな凄いデバイスが1万円ちょっとで買えるとは、なんともいい時代になったものですね。
 
おっと、さらっと回答するつもりが、またまた長くなり始めてますね。
ここで昔話なんか書き始めたら、とりとめが無くなってしまいますので、この辺で自重します。
 
参考になれば幸いです、でわ〜
 
Randy伊藤
 
 
 
Randyさん、いつもありがとうございます。とてもわかりやすい説明でした。
 
まず「FP02」には、スイッチが無いこと。そしてペダルとして使う際に、普通のボリューム・ペダルに慣れている人にとっては、軽くてストロークが短く、けして使い易いものではないこと。これが判明しました。おかげで私も、無駄な投資はしなくて済んだワケです(笑)。
私もG3とG3Xは同じ基盤だと思っているので、あのスイッチを「後付け」は可能だとにらんでいます。ただ実際に「筐体を加工して、ジャックを付ける」のは、それなりの慣れが必要です。配線そのものより、金属加工のほうが大変ですよね。なのでこの「フットスイッチ事件」(笑)は、あきらめようと思います。っていうか、「G5でやれよ〜!」ってこと(爆)。これをするぐらいなら・・・こっちのほうが実用的。
 

参考画像

 
これ、このスイッチの「作り方」「配線」は、この人が公開しています。配線自体は簡単なんですが、本体筐体とこのフットスイッチ・ケースのほうが、はるかにハードルが高いです。この人、G5もG3も改造して「違法増設スイッチ」を作ってます(笑)。しかも・・・キョーレツに実用的(爆)。ようはG5やG3の上のほうにある「スクロール・ボタン」などを、外部のフットスイッチで動かす仕組みです。Randyさんが欲しがっている「6個エフェクターのスクロール」も、この人は作っています。それと、BANKやパッチのUP/DOWN。実際問題、これは「標準装備」になっても良いぐらいの機能ですね。それとやはり・・・
 
そうやって使わないのになぜG3?
 
(笑)
やっぱり、コレがあるからこその、G3/G5ですよね。
たしかにいままでにも「個別にON/OFFできるモノ」はありました。フェンダーの新しいマルチ「マスタング」も、個別にON/OFFできることを「売り」にしています。はて、ではG5やG3は、どこが違うの?
 
それは「任意の」っていうのがキーワードです。考えて見て下さい。「ディレイ3台を個別にON/OFFできるマルチ」って、他にありますか?。G5なら、4台です。OD/Distでも、なんでも同じです。
 
「同時に呼び出して、個別に切り替えられる」
 
これが新Gシリーズの最大の武器です。そしてそれは「1つのパッチの中で」。しかも「パラメーターを変更できる」っていう機能があります。G5に至っては、Zペダルで3つのパラメーターを変更することができます。そしてこれの最大の利点は・・・
 
「使わなければ、無視できる。」
 
これですよね。普通にマルチとしてパッチをON/OFFして使っても、それなりにっていうか、ごくごく普通にマルチとして合格なわけです。そのうえでなお、「コンパクト・エフェクター感覚」を持ち込めるわけです。ユーザーは、自分のやりたいほうにすればいい、っていうだけのこと。マルチを使うための「ユーザーの選択枝が増えた」ってことですね。
 
G3で散々考えてG5に戻ると、簡単にそれができたりしてビックリします(笑)。G5の装備が「なぜああなったのか?」って、やっぱり開発段階で相当考えたんでしょね。それをいろいろ考えてるうちにG3がG3Xになるための用件を満たしてきた考えると、なるほどG3XはG3の一歩先。G5譲りのワザの応用を考えることができます。でもだからこそバージョンアップされたG3は、「割り切って考える」が身の丈だし、割り切ることによって、より明確に「G3の立場」「G3の使い方」が見えてきます。
 
私が得意とするサウンド・エフェクト(笑)=SE部門は、やはりG5の領域です。G3/G3Xでもできないワケではありませんが、頭を捻らないと(爆)。それならいっそのこと、すっぱりあきらめて「普通のマルチ」と考えれば、この能力は驚異的です。特に旧G1・G2ユーザーは、すぐにも検討すべきです。言い方は悪いかもしれませんが、旧シリーズのG1・G2・G7・G9の出番はないでしょう。もしあるとするなら・・・
 
G9の筐体に入ったG5=G10(仮称)
 
(爆)
最高最強の、まさにフラッグシップ・モデルとしての姿です。G5が2系統入ってて、直列・並列切り替え可能。標準2ペダル仕様で、プリ・アンプとしてのチューブと、ブースターとしてのチューブの2本構成。どこにでもアサインできるインサート端子があり、MIDI端子・USB端子装備。Windows8のPadを接続すると、PC内でVSTをインサートとして接続可能。これ以上・・・なんかあります?(笑)
 
まあそれは置いといて・・・(笑)
使うのは、あなたです。そして、私です(爆)。「6個」に何をどう選んで、どんな風に使うかはあなた次第。まともな使い方で「直列6個でできないセッティング」なんて、そうそうあるとは思えません。逆に、エフェクター1個や2個だけ・・・っていうのも「有り」ですからね。50Gから考えれば、「呼び出し」が自由自在。単独でも100個以上のエフェクターが使えるんです。ここを読んだからといって、G3が目の前にあるからといって、惑わされないで下さいね。機能に振り回されないで下さい。使うのは、あくまでもあなたです。「あなたに必要な音」「あなたが出したい音」を作るための機械です。そこさえ押さえておけば・・・
 
こんなに安い「最強のパートナー」は、なかなか無いと思います。


というわけで(笑)、サウンドハウスより届きました。
在庫さえあれば、次の日でもダイジョウブみたいです。
で、ですね・・・(笑)

 
CLASSIC PRO MIP010   \200
CLASSIC PRO CXP006F \250
送料(税込み) : \420
代引手数料  : \0
 
なんですが・・・実を言うと・・・
 
MIP010  マイクケーブル      7mm径 1m  黒
CXP006F オーディオ用ケーブル 6mm径 0.6m 黒
 
マイク用とオーディオ用で、口径が違うんです。写真でもわかりますよね。
 

 
なんだかよくわからないので、別にしてみたんです。マイク用とオーディオ用とスピーカー用。どういう風に違うのか、知ってる人います?(笑)。知ってたら、教えて下さい。ちゃんとケーブル自体にも、そう書いてあります。
 
いやあ〜、200円ですよ、これ(笑)。キャノンのケーブルは高い!っていう先入観があったので、ビックリです。でも・・・
 

 
判ります?(笑)

真ん中が、ホンモノのキャノンのプラグ。PA屋さんなんかが使ってるのと同じモノ。色がね(笑)。どうもこの手のもので、ピカピカしてるいわゆる「光モノ」って、どうも安っぽく感じてしまいます。私だけじゃないですよね?(爆)。どっちにしろ、チューナーに行くだけなんで、あんまり関係は無いと思います・・・ていうか・・・
そう思いたい(笑)。
しかも、最初の写真のパッケージをよく見て貰うと判るんですが、真ん中へんに、束ねるための「マジックテープ」まで付属しています。至れり尽くせりです(笑)。

 

でね(笑)、そこまでされると、興味がわくじゃないですか(爆)。そう、ハンダの状態(^_^;)

ちょっと覗いてみたら・・・熱収縮チューブが被せられていて、見られませんでしたorz

っていうか、熱収縮チューブを使っていることすらビックリ\(◎o◎)/!

まっ、何はどうあれ・・・

この使い方をする人には、オススメです(^O^)/

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